11月3日(土)東大阪市花園ラグビー場、第2グラウンドで関西大学ラグビーAリーグ第4節対近畿大が行われた。開幕から3連勝で迎えた折り返しの4戦目。前半は苦戦を強いられるも後半、ニコラスのトライから勢いづき近畿大を圧倒し、4勝目を挙げる。

「京産大48―29近畿大」

スターティングメンバー
1.岡留圭吾(4年・常翔学園)
2.宮﨑達也(4年・伏見工業)
3.松本幸志郎(4年・東福岡)
4.上田克希(4年・東海大仰星)
5.伊藤鐘平(3年・札幌山の手)
6.城間賢(2年・御所実業)
7.武田知大(4年・尾道)
8.フェインガ・ファカイ(3年・日本航空石川)
9.赤松慎司(4年・尾道)
10.中村悠人(3年・東海大福岡)
11.濱田将暉(4年・京都成章)
12.田畑凌(4年・報徳学園)
13.ヴァカラヒ・ジェイミー(1年・日体大荏原)
14.ニコラス・ホフア(2年・札幌山の手)
15.栢本光(3年・天理)
16.久保山幸樹(3年・筑紫)
17.横山慶太郎(4年・京都成章)
18.寺脇駿(3年・日本航空石川)
19.谷山泰信(4年・東海大福岡)
20.横山尚樹(4年・常翔啓光)
21.若林達博(3年・洛北)
22.山内凌雅(3年・関大北陽)
23.笹岡海斗(1年・成章)

(選手入替)
前半ロスタイム  CTBジェイミー→22山内
後半0分      PR松本→18寺脇
            FL城間→20横山尚
後半22分      WTBニコラス→23笹岡
後半30分     SH赤松→21若林
後半32分     LO伊藤→19谷山
後半35分     PR岡留→17横山慶

(得点)
前半24分 ファカイ トライ
前半27分 ファカイ トライ
後半2分  ニコラス トライ  栢本 ゴール成功
後半4分  田畑   トライ  栢本 ゴール成功
後半7分  山内   トライ  栢本 ゴール成功
後半22分 濱田   トライ  
後半29分 ファカイ トライ   栢本 ゴール成功
ロスタイム 宮﨑  トライ   

(試合展開)
前半から苦戦を強いられた。敵陣に攻め込むもゴールライン直前でペナルティを取られ相手ボールに。スクラムもなかなか決まらない。前半19分、自陣ゴール付近でオフサイドを取られ、近大がペナルティゴールを選択。先制を許してしまう。

 直後の23分、ゴール前5mのマイボールラインアウトからモールで押し込みフェインガ・ファカイが押さえる。31分にも左中間ラックから持ち出しトライ。この男の二つのトライで、7点の差を付けた。
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しかし、近大も黙ってはいなかった。35分に中央にトライを決め、ゴール成功。同点とされると、ロスタイムにもラインアウトからモールで押し込まれトライを許す。またもゴール成功で今度は京産大が7点差をつけられ、近大の勢いに飲まれたかのように思われた。勝負の行方は後半戦へ。

後半2分、自陣22mラインで近大ボールをニコラス・ホフアがインターセプト。観衆の視線を一身に受け、グラウンドを切り裂くように駆け抜けた。誰にも止められることなく、ど真ん中へのトライ。そのトライから流れを一気に引き寄せた。のコンバージョン成功ですぐさま同点に追いつくと、続く5分、左サイドでパスを受けた田畑凌がディフェンスを振り払い前進。そのまま左中間へのトライを決めた。
赤紺の勢いは止まらない。8分にはゴール前中央ラックから赤松慎司がパスを出す。受けた山内凌雅が近大ディフェンスに脚を取られながらもゴール中央に手を伸ばしトライ。22分には相手のノックオンに今節からスタメン復帰した濱田将暉が反応。右サイドで押さえトライする。30分、ファカイがもう一押し。ゴール前ラックから持ち出し何人もに食い止められるも、しぶとくトライを奪いとる。ゴール成功で17-43。20点以上も差をつけた。

後半ロスタイム、近大の猛攻を受け2トライを献上。しかし京産大も43分、ゴール前左端、中村悠人が空中から宮﨑達也にパス。宮﨑は片手で華麗に受けると、ゴールラインに突き進む。押して、押して。意地の一撃でトライを挙げた。前半、一時は引けを取った一戦だったが終わってみれば48-29。後半で立て直し流れをものに。開幕から4連勝目となった。
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(試合後コメント)
大西健監督
「ちょっと不満が残る内容。1戦1戦は力つけないと最終戦で戦う力はない。ハーフタイムは京産らしさを出そうと話した。後半は自分たちの戦いを思い出した。強いといわれても、自分たちらしさがないと戦えない。戦い方の再確認が出来た。前半は本当にプレッシャーが軽くて、そういう意味ではひたむきさがなかった。勝ちながら反省出来るのはいいこと。全力で1戦1戦戦って、とにかく次の試合。努力で強くなる。今週も鍛えながらやっていく」

上田克希主将
「近大にFWでこだわって来られた。前半、こっちがFWの執着心が薄かった。前半は甘いところが出てしまっていた。ハーフタイムでは『強みを見直していこう、やることをひたむきにやってこう』と話した。この一週間しっかりセットプレーを見直して、いいイメージを作りあげたい」

田畑凌選手
「前半から圧倒しようと話していたけど受けてしまっていた。それでも通用するところもあったから修正しつつも継続するところは継続して、と話していた。前半は個人的にうまく行かなかった。自分の持ち味は体の強さを活かして前に出る。今回の後半のような積極性を出していきたい」

宮﨑達也選手
「意識してボールにからむようにした。声援が後押ししてくれた。前半流れに乗れなくて苦しんだけどニックのトライから流れをつかめた。(立命戦)ではセットプレーでプレッシャーかけられるように、波に乗れるように頑張る」

濱田将暉選手
「入りが良くなかった。気持ちの部分での修正が必要だった。エンジンのかかりが悪かったかなと思う。全勝優勝狙ってしっかり取り組みたい」

中村悠人選手
「後半からはFWが前に出てBKをどうやって展開するかということを話した。自分自身はアタックでゲインを切って行こうと思った。この試合は入りが悪かったから、次はよくしていい試合が出来るようにしたい」

栢本光選手
「成功率50%だったので今週一週間精度をしっかりあげていきたい。個人的にディフェンスが良くなかったなと反省。100%でキック成功できるようにちゃんとチャレンジします」

横山慶太郎選手
「(初出場)試合に出られてよかった。チームになったときに活躍できるように一人でも意識して取り組んでいる。いつ行っても大丈夫なように出たときのイメージをして試合を見ていた。完璧な試合ができるように雰囲気をあげていきたい」

次戦は11月10日(土)12:00より天理親里球技場で立命大戦。