第73回京都学生サッカー選手権大会
準決勝 京都橘戦(2023年3月22日)
準決勝 京都橘戦(2023年3月22日)
今季初の公式大会。初戦を11-0で快勝した京産大、続く準決勝も2-0で勝利し2試合連続無失点で決勝進出を決めた。

【スターティングメンバー】
1 GK 山本透衣 (4年=コンサドーレ札幌ユース)
16 DF 大串昇平(3年=ガンバ大阪ユース)
4 DF 西村翔(3年=ガンバ大阪ユース)
33 DF 小野成夢(1年=愛媛FC U-18)
2 DF 西矢慎平(4年=神戸弘陵学園高)
6 MF 川上陽星(4年=作陽高校)
10 MF 食野壮磨(4年=ガンバ大阪ユース)
8 MF 中野歩(4年=ガンバ大阪ユース)
7 MF 福井和樹(4年=ガンバ大阪ユース)
14 MF 城水晃太(3年=サンフレッチェ広島ユース)
【サブメンバー】
GK 中原碧琉(1年=サンフレッチェ広島ユース)
DF 佐藤幸生(4年=サンフレッチェ広島ユース)
MF 楠瀬海(3年=高知高校)
MF 掛見直央(3年=東山高校)
MF 伊藤翼(1年=セレッソ大阪U-18)
MF 松浦蒼波(3年=京都橘高校)
MF 末谷誓梧(1年=セレッソ大阪U-18)
MF 石原央羅(3年=サガン鳥栖U-18)
FW 妹尾颯斗(1年=サンフレッチェ広島ユース)
【交代】
後半16分
▲妹尾颯斗▼菅野翔斗
▲伊藤翼▼川上陽星
後半29分
▲掛見直央▼食野壮磨
▲末谷誓梧▼城水晃太
後半43分
▲石原央羅▼中野歩
【スコア】
前半 2-0
後半 0-0
結果 2-0
【試合内容】
今年度初の公式大会が始まった。準決勝は京都橘大学、関西学生サッカーリーグ2部に所属する相手だ。「難しいゲーム」と多くの選手が口にしたように、違うリーグの相手との戦いは難しい展開になる。昨年の同大会、準決勝も2部の龍谷大学と対戦し先制を許す難しい立ち上がりになった。
準決勝のスタメンには新4年次生が7名と経験豊富な“先輩”が後輩を引っ張る形になった。「今年は4回生中心に全員がリーダーシップ持って」(食野)と話した通り、ピッチ内外での4年次生の活躍が光った。ピッチ内ではデンチャレから帰ってきた食野、福井、西矢の3選手が魅せる。先制点は西矢から生まれた。前半34分トップスピードで駆け上がった西矢に福井がワンツーで崩してゴールを仕留めてみせた。「和樹が見えててあそこでワンツーしたら崩せるなってイメージできてた」想像通りの崩しから先制点を演出した。先制から9分後の前半43分には2021年の躍進を牽引したホットラインが魅せる。「取った瞬間、和樹がフリーで見えてたので、出したら決めてくれると思った」(食野)。福井も狙い通りだったとガンバ大阪ユースのコンビネーションが復活。昨年は福井の怪我もあり、このコンビを見る機会が少なかったが、今季は復活したコンビが4年次生、得点源としてチームを引っ張る。「学生リーグはもっと(マーク)厳しくなる。その中でも刷り合わしてやっていけたら絶対点取れると思うので、練習からもっと声かけあってやっていきたい」互いに信頼するコンビが今季の鍵を握るだろう。

「この時期に1年生使ってチームに刺激与えられてるのはすごくいいこと」と吉川監督。この試合には途中出場合わせて4名のルーキーが登場。3月いっぱいまで高校生の彼らだが、堂々たるプレーを披露した。スタメン起用、CBとして出場した小野は冷静なプレーで相手に決定機を与えず、ビルドアップでは正確なロングキックで攻撃面でも貢献した。「自分の特徴はビルドアップで空いてるところを見たり、両足で蹴れるロングボール」(小野)と右利きながら両足で繰り出される正確なボールは京産大の武器になる。CBの相方としてプレーした西村も「ロングキックの対角蹴るところとか、ビルドアップは結構うまいと思ってるので、どんどん積極的にやってほしい」と評価。目標はリーグ開幕でスタメンで出ることと話した小野、「正直まだ想像はできない。次の試合に向けての練習でもう一回自分をアピールして、スタメンとか奪えれたらなと思います」の野心を燃やす。愛媛から来た新星が京産大の守備の要になるべく成長を続ける。

2試合連続、無失点で勝ち進んだ京産大。守備に力を入れてTRを行った成果が結果に現れている。「ポジショニングであったり、ボール奪いにいくところでスタートのタイミングとかっていうのは全体で共有しながら、そのTRセッションの回数の守備っていうのは結構多くやってたりします」と吉川監督。自身も京産大出身のCBは守備にこだわる。その理由は今季掲げるテーマ「見る人を魅了するアグレッシブなアタッキングフットボール」にある。「この選手たちなら華麗な得点は十分にピッチ上で出せる。ただ、それを出すためには失点をしないっていうところがまず大事」。失点すればプランが変更され、思うようなサッカーができなくなるため守備に力を注ぐ。「変な失点を減らそう、カウンターで数的不利のタイミングで失点しないように、そういうのをずっとテーマに遠征含めてやっていたので、今日みたいに2部相手でも事故的な失点がなかったのは良かったと思います」と守備面においても手応えをつかんだ。

監督も代わり、新しく動き始めた京産大サッカー部。今季のキャプテンマークは食野が巻く。腕がちょっと締まる感じと少し笑顔をみせたが、すぐさま「巻いてる以上、恥ずかしいプレーはできない」とキャプテンを務める意識をのぞかせた。ルーキーからも尊敬の眼差しを受ける食野がチームを牽引する。目の前に迫った大学初のタイトルに向け「入学してからタイトル取ってない。一つここでしっかりタイトル取って、リーグ戦にいい流れで入っていけるように頑張ります」と意気込む。新・京産大サッカー部、昨年取り逃がしたタイトルを全て奪うためのシーズンが開幕した。まずは京都の学生1位の座を奪還するべく決勝戦へ挑む。

【執筆 福田明音】
【試合後のコメント】
吉川監督
―試合を振り返って
難しいゲームになるっていうのは選手たちにも伝えていた。難しいゲームにもなったんですけど、難しい時間帯を中の選手たちでうまくコントロールしながら先制点取れて。今年取り組んでるショートカウンター、ボール奪ってから速く攻めるっていうところでも追加点取れたので、その辺のゲームコントロールってのは上手くできたかなと思います。
―守備の安定感
守備のところは基本的には昨年、一昨年に比べれば比重はTR含めて多くしているので、細かいところも含めて守備の部分でポジショニングであったり、ボール奪いにいくところでスタートのタイミングとかっていうのは全体で共有しながら、そのTRセッションの回数の守備っていうのは結構多くやってたりします。その所で変な失点を減らそう、カウンターで数的不利のタイミングで失点しないように、そういうのをずっとテーマに遠征含めてやっていたので、今日みたいに2部相手でも事故的な失点がなかったのは良かったと思います。
―見る人魅了するサッカーをテーマに
もっともっとアグレッシブに。自分たちからボール奪って、動かしてっていうのが理想とする部分。ただ今日相手に多少守備のところ整備されたり、ボール持たれる時間がちょっと多かったりした中でもっともっとアグレッシブにっていうところはある。この選手たちなら得点パターンであったり華麗な得点っていうのは十分にピッチ上で出せると思う。ただ、それを出すためには失点をしないっていうところがまず大事。失点先にしてしまったら自分たちがやろうとしてることのプランをどんどん変えないといけないので、0-0で進んでいけばタレントもいるので、そういうところでしっかりと得点を取ってっていうところが出ていくかなと思うので、守備からっていう部分を頭に置かしてる部分ではあります。
―新1年生がフィットしていました
大学の協力もあって2月中旬くらいには合流できた。遠征も伊藤とか末谷とかがトップチームでゲームにバンバン出てたので、そのあたりは本当に色んな人の協力もあって京都選手権にも出れて。去年とか1年生が全く使えなくて、いろんな人の協力があってのって感じです。
―ルーキーの活躍が楽しみに感じました
基本的には1年生もAチームにいるので、ここからどんどんゲームに出ていく、ただ4回生3回生とか今まで出ていたメンバーも意地があると思うので、そのあたりももっかい取り返しに来るであろうなってところで、この時期に1年生使ってチームに刺激与えられてるのはすごいいいと思います。
―決勝に向けて
相手が同志社なので負けられない相手というところ、尚且つ決勝というところでモチベーションとかっていうのは自然と上がるかなっていうところ。自分たちが王者とはというのを掲げていたり、関西制覇、日本一を目指すのであれば京都の学生サッカー選手権を取っておかないと、関西一、日本一何言ってんだということになると思うので、自分たちの目指すところの逆算として取らないとと思うので、あとはいい準備をできればなと思います。

主将・食野壮磨選手
―試合を振り返って
前からプレスはめて行こうって話してた中で、相手が後ろ人数多かったので前から行きづらくなったけど、途中からミドルプレスに切り替えて、スイッチ入ったところでショートカウンターで2点決めれたのはすごいよかったと思います。けど、後半は3点目4点目取れるチャンスあったので、そこはもっと突き詰めていかないといけないなと思います。
―2点目アシスト
取った瞬間、和樹がフリーで見えてたので、出したら決めてくれるやろと思って、最後ボール出して、決めてくれてよかったです。
―キャプテンマーク
久しぶりやなって。高3の時とかはやっぱ巻くこと多かったから、この感じ久しぶりやなって感じですね。(巻いたら何が違う)腕がちょっとこう締まるくらいかな。気持ち的な面はあんまり変わらず。ただ、巻いてる以上は恥ずかしいプレーできないと思ってたけど、最後ちょっと攣っちゃったんで、そこは格好が絶たないなって感じですね。
―声出してる人が増えた印象です
今年は4回生中心に全員がリーダーシップ持ってやろうって中でそういうのが気持ちが出てたかなっていう。練習からすごい声は出てるので、そこはいいところかなと思います。
―決勝に向けて
ほんとに入学してタイトル取ってないんで、一つここでしっかりタイトル取って、リーグ戦にいい流れで入っていけるように頑張ります。

西村翔選手
―CBの出場でした
去年SBだったんですけど、今年からCBっていうことでやることは結構変わってくるんでまずは守備からっていうところは意識して頑張りました。(守備に自信が無いと昨年)今年は意外と守れてるかなって感覚はあって、サイドと違って真ん中の守備っていうのは高校の時からやってて、慣れてる部分があるのでそこは高校の経験生かせてるかなと思います。
―相方の小野選手はルーキー
俺が言うのもあれなんですけど、まだ経験とか浅いところがあるかもしれないんですけど、ロングキックの対角蹴るところとかビルドアップのところは結構うまいと思ってるんで、そこはどんどん積極的にやってほしいなと思います。(まだ高校生とは思えない落ち着きでした)どんどん成夢の強み、ロングキックのところを出していってほしいって感じですね。
―今年の意気込み
関西制覇、去年叶えられなかった目標っていうところを叶えて行こうってところで。その先にあるインカレとか総理大臣杯っていうところで1位取れるように頑張っていきたいなと思います。
―決勝に向けて
引き続き無失点に抑えて勝って、そのままリーグ戦にいい流れで持って行けるように頑張りたいなと思います。

西矢慎平選手
―試合振り返って
相手の方がリーグとしても下の相手でやりにくい部分もありながら、しっかり0で勝ち切れたのはチームとしてよかったなと思います。
―先制点
壮磨が俺に出してくれて前にスペース空いてたんで運びながら、和樹が見えててあそこでワンツーしたら崩せるなっていうイメージできてたので、その通り崩せたかなと思います。
―デンチャレ終えて自信は
正味あんま出てないんでなんとも言えないんですけど、やっぱ高いレベルでやってた分刺激になるっていうか、色んなプレーも勉強になったし、そういったプレーをここで見せてかないと自分もそうですけどチームももっと上に上がっていかないといけないと思うので、そういった面では結果という形で見せれたかなと思います
―今年の意気込み
個人としては目標であるプロサッカー選手になるっていうところと、そのためにチームでも結果を残さないとダメだと思うので、チームとしても日本一を目標にしてる中で、取れるタイトルは全部取りたい。まずは次の決勝勝ってタイトル、今年取れるものは全部取りたいなと思います。
―決勝に向けて
自分が入学してから優勝カップを掲げる姿っていうのを見てないので、それを後輩たちにしっかり残していけるように、自分たち4回が引っ張っていって優勝したいなと思います。

福井和樹選手
―試合振り返って
トーナメントは難しい試合が続くけど、1G1Aで結果残せてよかったなと思います。
―1点目について
あそこにボール落としたらDFついて行けないなって感覚があって、あそこに走ってくれればいいなっていう思いで出してそれがいい感じにシュートまでいって点につながってよかったなって思います。
―2点目について
DFと裏抜ける時に相手も下がってたんで自分も止まって、ここで一瞬外したら打てるなっていうのがあったんで、狙い通りだったかなっていうのはあります。(食野-福井ホットラインについて)学生リーグなったらもっと厳しくなるし、その中でも刷り合わしてやっていけたら絶対点取れると思うので、練習からもっと声かけあってやっていきたいと思います。
―今季の意気込み
2年の時に15ゴール挙げたのでそこは絶対取ろうっていうのはあります。あとはチームとしては絶対優勝して日本一なれるように練習からやっていきたいと思います。
―決勝に向けて
京都選手権優勝、全然できてないので、今年はできるように中3日しかないけどまたしっかり調整して優勝できるように頑張っていきたいと思います。

山本透衣選手
―無失点で勝利です
最後ちょっと相手に押し込まれる時間があったんですけど、みんなで集中切らさず最後まで無失点で試合終えれたっていうのは次につながるいい収穫だったと思います。
―今年の意気込み
まずはチームの目標である全国制覇、関西チャンピオンになるっていうところはまあ当たり前っていうか、みんなで目指してるところなんで、そこしっかり目指しつつ去年に引き続き、自分としては全試合フル出場できればいいなって思ってます。いい選手がいっぱいいるんで難しいことかと思うんですけど、しっかりチームとしての目標も達成しつつ自分も目標達成に貢献できるように、頑張れたらなと思います。
―決勝に向けて
まず京都で一番取らないと関西制覇、日本一にはつながらないと思うので、しっかりそこで関西のてっぺん取るためにリーグ戦に向けて京都選手権で優勝して弾みを付けれたらいいなと思います。

中野歩選手
―試合振り返って
前半いい形で2点取れて、無失点で抑えれたのがよかったけど、後半点取れなかったのが課題かなと思います。
―自分のプレー
プレー自体は全然良くなくて、自分自身難しいところもあったけど、そのところも運動量でカバーしようかなと思って最後まで走りました。(難しさとは)緊張感っていうかグラウンドもあって、グラウンド慣れもしてなかったから難しかったかなって思う。
―今年の意気込み
去年大きい怪我したので、今年怪我無く全試合出て結果にこだわっていきたいなと思います。
―決勝に向けて
勝ちます。点取ります。

川上陽星選手
―試合を振り返って
最初に点取れたんで楽な展開にはなったんですけど、吉川さんが言った通り交代した選手が頑張ってくれたのもそうですし、チームとしてもっと上げていかないといけないと思うんですけど底上げもできてると思うので、チームとしての力も着いてきてるかなって思います。(自信のつくゲームに)そうですねやっぱトーナメントなんで勝つことが大事で結果が一番大事。内容も大事ですけど、結果が大事なので勝てて良かったと思います。
―今季は副将
声掛けとかチーム引っ張て行くっていうところは求められてると思うし、自分自身もっとプレーの質とかのところで貢献しないといけないと思うので、今日のプレーも自分自身満足してないし、全然ダメだったんでサッカーでもっと貢献できるようにしないといけないなと思います。
―背番号6番
背番号は別になんも思ってないですけど、やっぱそういった番号貰ったり試合に出てるっていう責任がついてると思うので、試合前も責任があるなっていうのは意識するし、そういったところでももっといいプレーをしないといけないし、もっと安定したプレーをしていかないなっていうところはあります。
―今季の目標
個人としてというよりチームとしての目標があるので、そこで自分がどれだけ貢献できるのかっていうところ、チームの結果第一に考えてプレーしていきたいと思います。
―決勝に向けて
トーナメントは勝つことが大事なので、今日みたいな展開にできるように立ち上がり前半とかから点決めたりできることをチームとしてやっていきたいし、失点をしないことで勝つ確率が上がると思うので、失点をしないところは自分の守備の練習と声掛けでカバーだったりっていうところを貢献していきたいと思います。

菅野翔斗選手
―コンディションは
ちょっと島原一回離脱したんですけど、今はだいぶ上がって来てていい感じです。
―試合振り返って
今日は相手2部っていうところで、難しいところがあったんですけど、難しい戦いになるのは分かってたので、焦れずにみんなでやった結果が2-0で終われたっていうのはよかったなと思います。
―惜しいシュートが何本かありました
ちょっと最近入んないなぁっていうのがあるので、とりあえず打たないと入らない。1回決めたら乗れると思うので、そこは継続してやっていこうかなと思います。
―背番号9
烈くんに俺より似合ってるなって言われたので、そこはまあ嬉しかったのと、烈くんより結果残せるように頑張りたいと思います。
―今季の目標
自分が2桁くらい取れたらチームは多分必然的に上に行けると思うので数字にこだわってやっていきたいと思います。
―決勝に向けて
決勝は自分が点取ってあとハードワークしてチームが勝てるように、優勝できるように頑張ります。

掛見直央選手
―今年の意気込み
去年はなかなか出れなかったので今年はどんどん試合に絡んでいって、その中で結果にこだわってチームに貢献できるように、頑張りたいです。
―自分のプレー
今日は全然。途中から入って難しかったですけど、もうちょい試合に慣れていつも通りのプレーできるようになればいいなと思います。もっと途中から出たら守備の部分で最後試合締めるとか求められると思うので、ボール奪って攻撃につなげるっていうところをこだわってやっていきたいと思います。
―決勝に向けて
決勝戦は出れたら点取れるように頑張ります!

大串昇平選手
―コンディションは
コンディションは上がって来てて、いい感じです
―試合を振り返って
無失点で終われたけど、立ち上がりの入り方がいいとは言い切れないのでDF陣でしっかり締めて、もっといい立ち上がりにしないといけないと思います
―自身のプレーは
そんないいプレーできたなっていう感覚はなかったので、そこはもっと1対1とかパスとかにもっとこだわらないといけないです。相手も難しい試合になるってことは分かってたので、なかなかうまくできなかったっていう課題が明確になりました。
―SB吉木さん
タイプも全然違うので、攻撃の面では違いを見せれるけど、守備の面では大喜くんの方が守備能力高いのでそこの部分でもっと守備面で大喜くんを目標にして追い越せるようにしていきたいなって思います。
―今季の意気込み
チームでは関西制覇して全国優勝目指して、個人では怪我せず体調崩さず1年通してサッカーできたらいいなって思います。
―決勝に向けて
優勝します。ビルドアップの面で求められてることがあるので、チームの支えになるように頑張っていきます。

城水晃太選手
―試合を振り返って
立ち上がりは守備がうまくいかなかったんですけど、これまでだったら試合の中で修正できないのが課題だったんですけど、今日の試合では途中で修正して守備からショートカウンターで点取れたので、いい成長だったかなと思います。
―広島ユースから後輩が3選手
2個下なんですけど、ユースにいたときよりもみんなうまくなってて、結構びっくりしてます。
―自分のプレー
最初の方特にうまくいかなかったんですけど、2点目の時とかは自分の守備から点取れたので、そこはよかったと思うんですけど、攻撃の質とか違いとか作れるようにしていきたいですね、
―今年の意気込み
今年は点とアシスト合わせて10くらい公式戦で行きたいので、数字にもっとこだわってやっていきたいです。
―決勝に向けて
去年決勝ケガで出てないので、その立てなかった悔しい気持ちもあるし、優勝もできてないので、結果しっかり残して優勝できるようにがんばっていきたいです。

小野成夢選手
―自分のプレー振り返って
今日の試合ちょっとビルドアップの部分で自分の特徴出せなかったので、課題は出たんですけど、ロングフィードっていうキックの部分では自分の特徴が出せたのかなと思ってます。
―課題
立ち位置とか相手のプレスをどう回避するとか、駆け引きがまだできていない部分があるので、それを今後練習から取り組んでやっていきたいなと思います
―特徴
自分の特徴はビルドアップで空いてるところを見たりとか両足で蹴れるロングボールってのが特徴かなと思います。右利きなんですけど、両足蹴れます。
―チームに馴染んだか
先輩方すごく優しいので、めちゃくちゃ自分を出せるような環境を作ってもらえてるので、そこで自分も声出したりチームにいい影響を与えれればなと思って毎日練習してます。
―すごいと感じる先輩は
そうまくんですね。高校時代キャプテンしてたんですけど、自分のキャプテン像というかしてきたこととはまた違うことをしてて、発言力ってのはすごくあって。発信できるのがすごいなと思って、自分の役職ではないんですけど後ろからの声掛けとか見習わないといけないなって思います。
―ルーキーイヤーの意気込み
今年の学生リーグにスタメンで出ることです。(開幕から)そうです。4回生とかうまい人いるんですけど、そこで自分の特徴出して負けないように、スタメン争いをして勝って行けるようにしていきたいです。(開幕で立っている想像は)正直まだあんまできないことがあるので、そこから今後次の試合もあるので、そこに向けての練習だったりでもう一回自分をアピールしてスタメンとか奪えれたらなと思います。
―決勝に向けて
今日も無失点だったので、このまま決勝でも無失点続けて優勝したいなと思います。

末谷誓梧選手
―試合を振り返って
個人的にはチームのやるべきこととして、途中出場としてもっともっと勢いづけないとダメな立場ででも、なかなかいいプレーができなくて満足できるような出来では個人的には無かったなと思います。
―求められてたことは
勝ってたので、守備のところではポジショニングだったりをこだわるっていうのは言われてました。
―自分の特徴
武器はドリブルでゴール前のところだったりっていうところで、今日は出せてなかったと思います。
―チームは
先輩も優しくて面白くて試合のなかでも色んな声掛けがあってやりやすさはあります。
―すごいと感じる先輩は
みんな優しいしあれなんですけど、和樹くんはポジションも似てるっちゃ似てるんで、ほんまに取られないしすごく魅力がある選手なので、すごく尊敬できるというか見習わないといけないなと思います。
―ルーキーイヤーの意気込み
試合に1年生関係なく絡んで主力になって点取って関西制覇に貢献できるようになりたいです。(数字は)5点以上です。アシストだったり攻撃の起点になるような選手を目指してます。
―決勝に向けて
出たらチャンスなので、京都1位になるためにもしっかり準備して最高のプレーをして勝てるように頑張りたいと思います。

伊藤翼選手
―試合を振り返って
途中出場で2-0で難しい状況だったんですけど、守備のところとか、そういうところで自分の持ち味が出せたなと思います。
―特徴
攻撃も守備もハードワーク。守備ではハードワークして攻撃ではゲームを作るっていうのが持ち味です。
―すごいと感じる先輩
壮磨くんです。色々教えてくれるんで、自主練でキックとか一緒にやってくれます。
―ユースとの違いは
強度は違いますね。レベル上がりますね、ガンガン来る。
―ルーキーイヤーの意気込み
リーグでスタメンで出ることが今の目標です。(想像できるか)いやぁまだできないです。陽星くんと壮磨くんに全部でまだ勝ててないから、いろんなところでリーダーシップとかそういうところもボランチは大事やし全体を見るっていうところとか身に付けて行かないと思います。(二人から学ぶことも多そう)はい。
―決勝に向けて
スタメンで出るか分からないんですけど、出たらチームに貢献できるように頑張ります。

妹尾颯斗選手
―試合を振り返って
難しい試合展開やったんですけど、勝ってる状況で自分出て守備からまずは献身的にやるっていうことを監督に言われてたので、そこで相手の立ち位置でちょっと難しい時間が続いたけど、協力して守り切れたのが大きかったと思います。
―同じ広島ユース出身の菅野選手と交代してです
高校の時から翔斗くんに憧れてて、それで大学も来たので、一緒にできてうれしいです。(どういったところに)プレーもそうですし、私生活のストイックさとかお手本になってて、高1のときにずっと面倒見てもらってたので、大学も一緒にできて嬉しいです。
―特徴
自分は1人で裏抜けるのも苦手ではないんですけど、前でボールおさめて味方使いながらゴール前に入っていくプレーが特徴なので、前線でキープするのが得意です。
―ルーキーイヤーの意気込み
まずはリーグにしっかり出て、6点以上目指して頑張ります。
―決勝に向けて
チャンス貰えたら今日はシュート決めれなかったんで、シュート決めて勝つっていうのをゴール目指して頑張ります。

【取材・撮影 福田明音】