2018年関西学生ハンドボール春季リーグ戦第3節対近畿大学戦が4月22日、京都産業大学で行われた。京産大は近畿大に残り時間10秒ほどで勝ち越しに成功し、1部リーグでは2015年秋以来となる実に944日ぶりの勝利を収めた。

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勝ち越し弾を決めた角田がガッツポーズ

スタメン
キーパー 松下和徳(4年・九州学院)
ポスト  伊藤大輔(4年・近江兄弟社)
センター 中西一将(2年・九州学院)
右45  角田皓亮(4年・岩国工業)
左45  柴原遼介(2年・長崎日本大学)
右サイド 橋本大規(3年・九州学院)
左サイド 入江真聖(3年・北嵯峨)

前節の大体大には敗れはしたが初戦の関学大戦は引き分け。昨季の優勝、準優勝校と渡り合い力をつけてきている。

楠木智也、近藤大樹(ともに4年)の負傷でフォーメーションを急遽変更して試合に臨んだ。近大の先制点で幕開けしたが、1失点に要した時間は3分19秒。以前なら1分未満に失点することが多かったが守備を重視している甲斐もあり、簡単には割らせない。6分に橋本の右サイドからのシュートで逆転。10分に再び逆転を許すが2分後に伊藤のパスカットを受けた角田が決めて再度逆転。その後は1点をめぐる争いとなり、9対9で前半終了。後半開始43秒に柴原のシュートでリード。後半12分には4点のリードを奪うが、ミスも重なりじわじわと追い上げを許す。後半27分に中西の正面からの豪快なシュートで3点差に引き離し勝負ありと思われたが、そこから猛追されて29分42秒で同点に追いつかれた。勢いは近大にあったが、角田が終了間際に意地のシュートを見せて再度逆転。ブザーが鳴り響き試合終了となった。これで勝ち点を3に伸ばし、インカレ出場に向けて一つ前進した。

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勝利を収め喜ぶ選手たち

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松下の好セーブが光った

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シュートを狙う角田

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入江のジャンプシュート

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得点後に守備に戻る橋本

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豪快なシュートでチームを勢いづけた中西

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今季からスタメン出場を果たした柴原

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7mスローを落ち着いて決めた伊藤

コメント
井上朋広監督
「ディフェンスが出来るようになってきた。無駄な失点もなく、点を取れなくても勝てる。19失点は上出来だけどまだ減らせる。あと2、3点減らせばその分オフェンスのチャンスが増えるから点差も広がる。ハンドボールで失点が20点以下という奇跡的。関学大にディフェンスで粘って大体大にも合わせず自分たちをつかむことが出来たのは大きい。継続しないと実力にならない。目標は入替戦回避でなくインカレ出場」

北尾光隆コーチ
「やることはやってくれているし、1部に帰ってきた楽しみや喜びがあると思う。失点を重視してやってきているからチームとしてやろうとしていることがうまくいってる。ロースコアで1、2点差でも60分間で1点でも多く相手よりとれば勝ち点つかめる。楽に点を取れないところもあるけどディフェンスが機能している分殴り合いにならない。例年のテーマだけどミスがしんどい。ミスを1に近づけるようにしていきたい」

角田皓亮主将
「最初から大差で勝てるとは思っていなかった。1点の重みを感じた。ミスをなくすことをやってきた。自分だけは最後まで走ろうと思っていた。穴が開いた分、自分と大輔でカバーする気持ちで。勝ち癖をつければ流れに乗ると思うから集中力を続けたい。インカレ出場が目標だけど、北尾さんが選手時代の3位を超えたい。1部のチームは速攻が多いからゆっくり攻める自分たちとはやりにくいと思う。点の殴り合いもやめるようにしているし、試合中にコミュニケーションをとるようにしている」

橋本大規選手
「めっちゃうれしい。3年目にして1部初勝利。2部は勝って当たり前という意識でやっていたから必死だった。1部はスピードやパワーが違うけどやれない訳ではないと感じた。関学大とした時も負ける気はしなかった。大体大はフィジカルや経験で負けていた。後半4点リードが開いたときに粘り切らないと。目標はインカレ。残りの試合も勢いにのってやっていきたい」