令和3年度近畿学生軟式野球 1部秋季リーグ第2戦 対大阪成蹊大(2021年9月16日)

 初戦を逆転で落とした京産大。優勝を目指す中で、これ以上負けることはできない。第2戦は、大阪成蹊大と対戦。互いに投手が粘り、打線もあと一歩が出ない緊迫した試合に。その中で、4番の一振りで先制した京産大がそのまま試合を制した。
 投手陣は2投手が幾度とピンチを作るも、要所で気迫を見せて相手打線を完封。守備でもケガからの復活を果たした柴田のファインプレーがあり、「守り勝つ」試合となった。
LINE_ALBUM_軟式_210917_7


大阪成蹊大 000 000 000=0
京都産業大 001 000 000=1


スタメン
1 5奥谷
2 8森本
3 6柴田
4 3軌保
5 4渡部
6 9井上
7 7田村
8 1西村
9 2山﨑

先発 西村 6回0失点被安打2
中継 堀岡 3回0失点被安打2

試合展開
前節に続いて先発登板した西村。今日は球が走っていた。3回までの投球で出した走者はエラーでの1人のみ。出塁を許した後は落ち着いて牽制球を投げ走者を誘い出し、牽制死に仕留める。
LINE_ALBUM_軟式_210917


一方の打線は初回から活発だ。先頭の奥谷がセンターの頭を超えるエンタイトル2ベースを放つと、1死から連続四球で満塁のチャンスを作る。ここで打席には渡部。前節では代打出場のみだったが、今日は5番起用。期待にこたえたいところだったが、浅い右飛に倒れる。そして、2塁走者が飛び出て挟殺。無得点に終わる。

2回にも相手先発が制球を乱し2死満塁に。相手の隙をついて先制したいところであったが、後続倒れてここでも先制とはならなかった。

3回には先頭の柴田が四球で出塁。その後、2回の暴投で3塁に進み無死3塁の場面をつくる。ここで打席には軌保。前節で2打点の活躍をした、頼れる4番の一振りは右犠飛に。あと一歩が出ずにもどかしさを感じていたベンチも、得点が入ると大きな盛り上がりを見せた。
LINE_ALBUM_軟式_210917_6
▲犠飛を放つ軌保

LINE_ALBUM_軟式_210917_5
▲柴田が先制のホームイン

4回には、西村が死球とヒットで1死1,2塁とし、4番を打席に迎える。同点、さらには逆転のピンチから、レフトへのヒットを浴びてしまう。しかし、レフトからの返球をショートの柴田がカット。そのままバックホームして本塁封殺。この日一番のピンチを好調・柴田が救った。
LINE_ALBUM_軟式_210917_1
▲好返球をする柴田
LINE_ALBUM_軟式_210917_4
▲ファインプレー後に笑顔の柴田

この後は両者一歩も譲らない投手戦に。西村は6回を被安打2無失点でマウンドを2番手・堀岡に譲った。
LINE_ALBUM_軟式_210917_0
▲2番手の堀岡

変わった堀岡も思い切りのよいピッチングが冴えわたり、3回を完璧な投球でリリーフ。最後は2番打者を三振で切り、試合終了。春リーグから勝ちが遠ざかっていた京産大。久しぶりの勝利を手にした



試合後コメント
浅堀主将
―試合をふりかえって
先発がしっかり投げたのと内野手がしっかりと守ったので、1点差を守ることができたと思いました。

―前回の試合と変えた点
チャンスの一本を意識していたんですけど、今日はそれができなかったので、そこは投手がしのいでくれました。次はチャンスは作れているので、そこで1本打てるようにです。

ー走塁への意識
四球からランナー出て、その後の盗塁から犠牲フライで1点取れたので、個々の役割ができていたと思います。

―投手陣について
四球が少なかったのと、ストライク先行で行けていて、先頭もしっかり切れていたのは前回から良jくなっていました。

―守備でもいいプレーがあった
中継プレーは練習していたので、本番で出て良かったです。

―今後の試合に向けて
1勝1敗でまだ先はあるので、しっかり勝っていきたいと思います。

柴田
―久しぶりの勝利でしたが、お気持ちはいかがですか?
怪我して春はあまり出られなくて、秋取り返そうと思っていたので、これをきっかけに勝っていけたらなと思っています。

―どこの怪我ですか
膝の前十字と半月板です。そこから治療して、秋に焦点当ててきたので出られて良かったです。

―今日の試合を振り返っていかがですか
今日はヒットが出ない投手戦だったんですけど、ピッチャーも辛抱強く投げてくれたので、勝ち切ることができて良かったなって思っています。

―自分のプレーを振り返ってはいかがですか
僕はエラーもしたので帰ってしっかり練習しないといけないですけど、チーム全体で勝ち切れたっていうのがあって、最後の守備固めとか入った子(後輩)もいたんで、後輩も育ってきてるんで、これから楽しみにしています。

―秋の個人的な目標などはありますか
少しでも長く試合することが一番の目標かなって思っています。

―次の試合に向けて準備していきたいことはありますか
次の試合まで日が空くので、そこは調整しながら、まずは自分の課題をもう一回洗い流して徹底的に詰めていきたいと思います。

―課題は具体的にどんなところですか
守備とかチームのサインプレーとか細かいところを詰めていけば勝てるかなと思ってるので、頑張ります。

【記事執筆:藤田稜介 写真:福田明音】