第46回関西学生サッカー選手権大会4回戦対近畿大戦が6月25日、立命大原谷グラウンドで行われた。後半44分にルーキー堤原の決勝弾で初の準々決勝進出となった。

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両手を挙げ喜ぶ堤原


スタメン
GK・射庭康太朗(4年=セレッソ大阪U-18)
DF・守安陸(4年=神戸U-18)
DF・谷川由来(2年=守山北高)
DF・橋本侑紀(3年=セレッソ大阪U-18)
DF・木原豪(4年=東山高)
MF・松田岳(4年=日章学園高)
MF・立石和真(2年=セレッソ大阪U-18)
MF・園部凌平(3年=ガンバ大阪ユース)
MF・橋本和征(2年=東福岡高)
FW・高橋佳(3年=阪南大学高)
FW・和田健太郎(3年=ガンバ大阪ユース)

サブ
GK・寺地一貴(4年=神戸国際大附属高)
DF・湯田京志(3年=阪南大学高)
DF・美馬和也(2年=神戸U-18)
MF・田中聖也(2年=滝川第二高)
MF・守屋諒(2年=東山高)
FW・堤原翼(1年=京都橘高)
FW・ベハラノナオキ(2年=神戸弘陵高)


選手交代
後半36分 高橋→堤原
後半AT 園部→ベハラノ

京産大2-1近畿大
後半8分 近畿大
後半12分 和田(守安)
後半44分 堤原(橋本)


 前日に行われた3回戦では主力メンバーを温存しながらも勝利を収めた。迎えた4回戦。京産大は現行のトーナメント制となった2011年以降すべてこの4回戦で敗れておりベスト16どまりだった。今試合の対戦相手はリーグ戦で初黒星をつけられた近畿大。この試合に勝ってベスト8進出とリーグ戦のリベンジ、二つの目標があった。
 序盤は互いに均衡した試合展開。木原と守安がサイドからクロスを上げるが、和田に中々収まらない。前半16分に橋本和、17分に高橋、22分に立石、25分に橋本和のシュートも相手にブロックされゴールネットを揺らすことは出来ない。両チームともこれといった決定機を作ることが出来ず0-0で試合を折り返した。
 後半開始とともに雨が強くなり視界も悪くなってきた。後半6分に自陣で相手のブロックに行った橋本和がイエローカードを貰ってしまう。8分には相手コーナーキックから頭で合わせられ失点を許してしまい、流れが近畿大に持っていかれたかと思われた。しかし、12分に守安のループ気味のクロスを和田が頭で押し込み試合を振り出しに戻して見せた。時間の経過とともにアタッカー陣だけでなくセンターバックの橋本侑、谷川も前に出てくるようになる。クロスをあげ、シュートを打つが得点に繋がらない時間が長く続いた。勝ち越し点が生まれたのは後半が終わろうかという44分。カウンターから橋本和が敵陣センターサークル付近で相手ディフェンダーを1人かわし、ゴール前に走りこんでいた堤原に縦パス。堤原が冷静に蹴りだしたボールはゴールマウスに吸い込まれた。この1点が決勝点になり、2-1で近畿大をくだし、初のベスト8進出となった。
 次戦の阪南大戦で勝利を納めれば総理大臣杯の出場が確定する。全国まであと1つ。負けるわけにはいかない。

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和田は自慢の高さで相手を圧倒

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雨が降り続いてもキレをなくさなかった園部

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何度もクロスを挙げ、相手を脅かした木原

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橋本侑が相手のロングボールをカット

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守安は絶妙なクロスでアシストを記録

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好セーブでゴールマウスを守った射庭

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何度もチャンスを作り出した橋本和

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堤原はキーパーと1対1の場面でも落ち着いてシュートを打った

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声援でチームを鼓舞した


コメント
古井裕之監督
「毎年ここで負けていて大きな壁を破っていこうと話をした。そしてそれが現実になった。堤原には何度もチャンスを与えている。結果に結びついたのがたまたま今日だった。次戦は阪南大。失うものはない。やれない相手ではないから90分、延長、PKと粘り強くやっていきたい」

中村聡コーチ
「選手たちが頑張ってくれたみんなで昨日と合わせて2戦を勝とうと言っていた。昨日勝てたから今日がある。昨日出た選手たちも試合内容は良いとは言えなかったけど、難しい試合をものにしてくれた全国への1戦をかけて阪南とやることが出来る。少しずつだけどたくましくなっている。」


和田健太郎選手
「何度もクロスを上げてもらっていたから最後まで我慢していればいいボールが来ると思っていた。(トラップやパスの技術が上がったことについて)プロのフォワードはその辺がしっかりしているから、きっちりやるように心がけている。次、絶対勝って全国に行きたい。」

堤原翼選手
「点を決めて勝ちたかった。(木原が)サイドで相手を引き付けていたから前に走ったらボールが来た。相手のGKが詰めていたときに、どっちの足で蹴ろうか迷った。今日の結果はいったん忘れて次戦はフラットな気持ちで臨みたい」

橋本和征選手
「やっと全国のチャンスをつかみ取れた。チャレンジしていきたい。前半はシュートがなかったから流れを変えるために打った。スペースを空けると遠くからでも打てるぞ、と。シュートを打たなかったらやっぱり相手も怖くないと思う。イエローカードに関しては気にしていなかった。審判が決めるものだから仕方がない。(最後の得点シーンは)相手が一枚しかいなかったからシュートを打つふりをしてパスをした。迷いはなかった。次戦は自分たちのサッカーで勝ちたい」

次戦は7月2日、西京極陸上競技場で準々決勝阪南大学戦