第54回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 4回戦対明治大戦が12月23日、キンチョウスタジアムでおこなわれた。京産大は21-27で明治大に敗れ、惜しくも全国ベスト4入りを逃した。

メンバー
1. 柴田知宏(4年 桂)
2. 宮崎達也(3年 伏見工業)
3. 酒井健汰(4年 春日ヶ丘)
4. 伊藤鐘平(2年 札幌山の手)
5.上田克希(3年 東海大仰星)
6. 横山尚樹(3年 常翔啓光)
7. 城間賢(1年 御所実)
8. 武田知大(3年 尾道)
9. 野村晋太郎(4年 桂)
10.中村悠人(2年 東海大福岡)
11.濱田将暉(3年 京都成章)
12.田畑凌(3年 報徳学園)
13.坂本英人(4年 御所実)
14.ニコラス・ホファ(1年 札幌山の手)
15.河野翼(4年 東海大仰星)
16.田久保智也(4年 東海大仰星)
17.横山慶太郎(3年 京都成章)
18.松本幸志郎(3年 東福岡)
19.廣隆太郎(4年 東海大仰星)
20. 渡邊晃士(3年 天理)
21.吉住風哉(4年 常翔学園)
22.山内凌雅(2年 関西大学北陽)
23.寺崎栄一郎(2年 長崎海星)

ベスト4をかけたこの試合の相手は明治大。奇しくも京産大が前回の大学選手権で打ち破り、ベスト4入りを果たした時の相手だ。明治大は関東大学対抗戦を帝京大に次いで2位で通過した名門校。対する京産大は近大戦で主将中川を、法政大戦でフェインガを欠き、万全の布陣とは言えない状態。激戦は必至だった。
しかし、それが京産大に火をつけた。何度もゴール前まで攻め込まれるも決死のディフェンスで明治大の猛攻を凌ぎ、失点をPGの6点だけに抑え前半を終える。
そして後半が始まり、ついに反撃が始まった。同11分、FWが一体となりモールを組み明治大のゴールラインへ迫る。こらえきれず明治大が反則を犯し、認定トライ。7点をもぎ取り、逆転。さらに同15分に酒井が追加トライ。河野のゴールも決まり14-6と突き放すことに成功した。
しかし明治大も底力をみせ、3トライを連取。その後京産大も坂本がトライを奪い返すが、前半の6点が重く突き刺さり、逆転には及ばず試合終了。21-27で京産大の敗北となった。

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試合前に円陣を組む選手たち

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明治大からボールを奪い返す宮崎

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モールを組み前進する選手たち

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トライを奪い腕を振り上げる選手たち

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トライした坂本

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試合を終えた選手たち

コメント
大西健監督
「スクラムは自信があった。中川がいない中、よく頑張った。明治の個々の強さは想定していてFWで止めないとリズムを作られると話していた。後半は明治の当たりが強かった。前日に中川からのビデオメッセージを宿舎で流した。それを見て、皆が泣いていた。どうしても勝たなきゃと思った。今日の試合を中川が見たら喜んでくれるはず。彼らの頑張りはよかった。力の差はあっても最後までどちらに転ぶかわからない試合をしてくれた。昨年の主力がほとんど抜けて、春は厳しい予想をしていた。入れ替え戦に回らないようにしようと。その中でも中川がリーダーシップを発揮してくれてFWは飛躍的に伸びた。スクラムもモールも練習の成果を出せた。どんなメンバーでも京産の練習をすれば強くなると証明できた。廣は仰星ではリザーブにも入っていないし、酒井も春日丘では控えの選手。ひた向きにやればできる。全国ベスト4へ向けては一歩ずつ力をつけている。みんなで力を合わせればこういうゲームを出来る事は財産になる」

酒井健汰選手
「京産の3つの強さを出そうと話していた。コンタクトエリア、セットプレー、ひた向きさの3つ。僕たちなりには対応が出来ていた。最後は個々の力と気迫にのまれた。それでも僕たちは出し切った。2番には中川がいるつもりで組んでいた。FW戦は優位に立てた。自分は前に立って声を出す人間じゃない。それでも、中川のように明るく、声をだしてチームを盛り上げることを意識した。前日にテレビ電話で柴田と僕は自分らしくやればいいと言葉をもらった。僕も柴田も高校時代は目立った選手じゃなかったけど、4年間やれば成長できることを証明できた」

河野翼選手
「結果としては負けてしまったけど、京産らしいラグビーができた。やりきることができた。中川のために、一人一人ひたむきにプレーをすることを心がけた。僕たちは入りの10分が悪いのが課題。修正できた。僕たちの熱いプレーをできた」

田畑凌選手
「(同じ高校の)梶村さんとは5,6回当たって何度かは通用したと思えた。明治は一人一人が強いイメージがあったけど、京産の戦いが出来て良かった。来年はひたむきに、激しくプレーを。更にサイズアップして接点で勝てるようにしたい」

廣隆太郎選手
「後半に出場して緊張した。前半で流れに乗れていなくてそこを変えようと思った。4年間やってきたことが実った」

武田知大選手
「するどいアタックと、フィットネスで勝っていた。通用した部分もあったが、ビックゲインはなかった」