第49回全日本大学駅伝競走大会関西学連予選会が西京極陸上競技場で6月18日、行われた。上位2校が出雲駅伝、上位3校が全日本大学駅伝への出場権を得ることが出来る選考会。京産大は大学別で3位となり全日本大学駅伝のみの出場となった。

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順位を示す電光掲示板 全日本のみの出場は2014年以来3年ぶり

出場選手
1組目
西内建太(4年=北稜・京都)
稲垣雄二(1年=草津東・滋賀)

2組目
上坂優太(3年=比叡山・滋賀)
西川和希(3年=滋賀学園)
黒川大輔(2年=桂・京都)

3組目
久保拓海(4年=八幡浜・愛媛)
島田将志(4年=西京・山口)

4組目
奥村杏平(4年=桂・京都)
元木駿介(4年=鳴門・徳島)
宮下朝光(2年=世羅・広島)


 各大学10名が出場し、上位8名の10000㍍の合計タイムで順位を決める大会。出雲と全日本両駅伝の出場権を狙った走り出した。1組目を任されたのは西内と稲垣。稲垣は7000㍍過ぎに先頭集団から遅れ始めるが大きく失速はせず、西内が4着、稲垣が7着でゴールし、まずまずのスタートを切った。続く2組目はまさかの超がつくほどのスローペース。入りの1000㍍が3分17秒と女子選手と同等かそれ以下のペースになってしまった。ペースが上がっては下がってを繰り返す中で続々と脱落者が。黒川が脱水症状気味になり遅れだすと西川も先頭集団から後退した。最後まで先頭集団にいた上坂がラスト1000㍍を2分50秒前後でまとめ意地を見せ2着に入ったが、スローペースの影響でタイムが全体的に伸び悩んだ。この時点で上位5人の合計タイムは関学大、立命大、関大、京産大と4位に後退した。3組目は島田と久保が4年生の意地を見せた。レース中盤に2人とも先頭から遅れる場面もあったが、後半に追い上げ、島田がチーム2番目となるタイムでゴールすると久保も10着に入り、関大を2秒ほど上回り3位に浮上した。勝負を決める4組目は奥村が終始先頭集団でレースを進め、全体3位でゴールすると宮下と元木も9着、10着に入った。
 上位8人のタイムの合計で関学大、立命大に続く3位となった。出雲への切符は逃したが、全日本の切符は獲得。全日本大学駅伝の出場は45回目と出場記録を更新した。
 関西インカレの結果やチームがおかれている状況を踏まえて考えれば妥当ともいえる結果だろう。全日本では最低でも関西勢トップが使命となる。名門の誇りにかけてこれ以上関西勢を相手に負けるわけにはいかない。


結果
1位 関学大 4時間04分08秒04
2位 立命大 4時間05分08秒10
3位 京産大 4時間06分00秒80
4位 関西大 4時間07分14秒13
5位 大経大 4時間07分38秒68


全体3位 奥村 30分12秒93
全体10位 島田 30分26秒88
全体17位 宮下 30分36秒37
全体19位 元木 30分38秒02
全体24位 西内 30分46秒06
全体25位 久保 30分47秒46
全体39位 上坂 31分14秒04
全体41位 稲垣 31分19秒04
全体59位 西川 31分39秒00
全体77位 黒川 32分07秒27

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稲垣(前)と西内(後)

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前から上坂、黒川、西川

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久保(左)と島田(右)が粘りの走りを見せた

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先頭集団を引っ張る奥村(前)と宮下(後)

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元木も最終学年の意地を見せた

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本戦では関西トップだけでなく関東勢にも先着したい



コメント
伊東名誉監督
「実力としてはこんなもの。上出来な方だろう。今回は4年が粘ったが、来年は今の2,3が強くならないといけない」

松田監督
「もっと力をつけないといけないチーム。実力は出してくれだし、上級生を中心に粘りの走りをしてくれ、大きなロスもなかった。本戦までにもっと力をつけられるようにやっていく」

鈴木啓文主務
「レース以前の問題。上級生には上級生なりの考えがあって下の子には下の子なりの考えがある。けれども本音を出し合っていかないとチームの雰囲気も良くならないし、その場しのぎの関係になってしまう。言いたいことがあるなら直接言わないといけない。これは一昨年の上門さんや去年の寺西さんの時よりも悪い状態。正直、このチーム状態でよく3位に慣れたと思う。他の大学はチームを意識して走っていたけど、ウチに関しては同じ組に同じ大学の選手がいるだけの状態で走っていた。本戦までに本音を出させてチームの雰囲気を変えないといけない」

宮下朝光選手
「力不足。ハイペースに対応できなかった。レースの波に乗れないことが今の課題。来年は自分がチームを引っ張る意識はある。このままだと今年と同じ結果になってしまうから、1年間自分を見直してチームの雰囲気を良くしたい。その前に、西日本インカレの5000㍍で勝負したい」