秩父宮賜杯第49回全日本大学駅伝対校選手権大会が名古屋市・熱田神宮~伊勢市・伊勢神宮間で11月5日、行われた。京産大は第4中継所で繰り上げスタートになり、18位でレースを終えた。

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挨拶をする選手たち

 主将の奥村杏平(4年)は調子が上がらないため補欠登録。1区から3区の2、3年生で流れを作るプランだった。

 1区の西川和希(3年)は全国大会初出場。9月に10000㍍で自己ベストを更新しており、調子は悪くないはずだったが序盤から出遅れてしまう。先頭から5分近い差が開いて区間最下位。まさかのスタートとなった。

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西川の全国デビューは苦しいものに

 続く2区の上坂優太(3年)が単独で最下位からの追い上げながら21位まで順位を上げると3区の宮下朝光(2年)も無難につないだ。

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上坂が順位を4つあげて浮上のきっかけを作った

 4区の元木駿介(4年)も単独走でも順調なペースを刻んだが、第4中継所で先頭通過から10分以内という規定を45秒オーバーしてしまい、無念の繰り上げスタートとなった。

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元木も懸命の走りを見せたが無念の繰り上げに

 5区の久保拓海(4年)、6区の日下聖也(3年)で21位から19位に順位を上げると7区の島田将志(4年)が前を行く関西学院大との差を詰めた。

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白タスキをつけて走り出した久保

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集団で走り出して順位を上げた日下

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島田の区間15位は関東以外の大学では最高順位だった

 アンカーの西内建太(4年)が関西学院大をかわして18位に浮上、17位の皇學館大もかわしたが、繰り上げスタートのタイム差分が加算されて最終18位でレースを終えた。

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最初で最後の伊勢路を駆け抜けた西内

 今回の18位は昨年更新した過去最低順位も下回る順位。箱根駅伝予選会から全日本大学駅伝の期間が従来の2週間から3週間に変更になり関東勢にとってこれまでより有利になったものの、2年連続で過去最低順位を更新する屈辱を味わった。また、駅伝で立命館大に負けるのも2年連続。過去にこの大会を制覇した関西の雄としての地位が揺らぎつつある。

 11月18日に行われる丹後駅伝は関西ナンバーワンを決めるレース。丹後の結果が今後の進退に大きくかかわってくるだろう。なんとしても関西王者としての誇りを取り戻す。名門の真価が問われるときだ。

リザルト(※オープン参加チーム除く)
1区(14.6㌔) 西川 48分21秒 区間25位 通過25位
2区(13.2㌔) 上坂 39分57秒 区間14位 通過21位
3区 (9.5㌔) 宮下 29分20秒 区間19位 通過22位
4区(14.0㌔) 元木 42分42秒 区間18位 通過21位
5区(11.6㌔) 久保 35分53秒 区間16位 通過20位
6区(12.3㌔) 日下 37分23秒 区間14位 通過19位
7区(11.9㌔) 島田 35分55秒 区間15位 通過19位
8区(19.7㌔) 西内 1時間1分30秒 区間17位 総合18位


コメント
松田真吾監督
「今のチームコンディションで考えうる最善のメンバー。1区の出遅れがあったものの2区以降は実力通り。レース前は15位以内を狙っていた。3年生が力をつけてきてくれたことは大きい。丹後駅伝では1,2区でいい流れをつくって優勝を狙いに行く」

上坂優太選手
「区間一桁を目標にしていたから悔しい。4人を抜いた後が苦しくなった。丹後で自分がどこまでやれるか試したい」

元木駿介選手
「目標に届かず4年生としては悔しさが残った。タスキを受けたときに前に明治がいたけど、思ったよりも速くて一人旅になってしまった。チーム全体としては力通り。来年以降出場することも厳しくなってくると思うけど、最多出場記録を持つ京産大には出場し続けてほしい」

島田将志選手
「力を出し切れなかった。繰り上げスタートで精神的にもあせる状況だったけど、前が見えていたから一つでも上に順位を上げれるように考えていた。丹後では立命、関学を倒して強い京産大を取り戻したい」

西内建太選手
「楽しく走れた。しんどいかなと思っていたけど、ペースも良くて目標タイムより30秒くらいよかった。丹後ではセット区間でトップに立って後半に楽をさせたい」