4月7日に山城総合運動公園陸上競技場でびわこ成蹊スポーツ大戦が行われた。前半を守りきるも、後半18分に失点し黒星スタートとなった。

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スタメン
GK・西川駿一郎(3年=京都橘高)
DF・谷川由来(4年=守山北高)
DF・河井哲太(1年=ガンバ大阪ユース)
DF・美馬和也(4年=ヴィッセル神戸Uー18)
DF・吉木大喜(1年=ガンバ大阪ユース)
MF・田中聖也(4年=滝川第二高)
MF・立石和真(4年=セレッソ大阪U-18)
MF・渡部快斗(1年=サンフレッチェ広島ユース)
MF・橋本和征(4年=東福岡高)
FW・堤原翼(3年=京都橘)
FW・原田烈志(1年=ガンバ大阪ユース)

サブ
GK・田中颯(1年=東京ヴェルディユース)
DF・福田玲央((1年=金光大阪)
MF・杉田迅(1=京都両洋高)
MF・田尻京太郎(3年=東福岡)
MF・石川貴登(1年=流通経済大附属柏校)
MF・出原怜(4=大阪桐蔭)
FW・今岡陽太(2=大阪桐蔭)

選手交代
DF美馬→DF福田(後半23分)
MF橋本→MF石川(後半35分)
FW原田→FW今岡 (後半35分)



 京都選手権では堤原の決勝ゴールで3位入賞。納得のいくものではなかった。課題を見つめ直しリーグ戦に臨んだ。 ベンチメンバーを含め6人の1年生がAチームに加入。昨年までチームを引っ張っていた和田健太郎、橋本侑紀、久保吏久斗らは卒業しチームの戦い方は大きく変化した。
 前半9分11分に相手CK、19分には橋本が右サイドから攻め込むも相手DFに ボールを奪われカウンターをくらうなど序盤はびわスポ大ペースで試合は進んだ。同25分、Pエリア付近でFキックを獲得。ゴールにはならなかったが流れは変わった。同26分、左クロスを谷川が頭で合わせるもバー直撃。流れを掴み試合を折り返した。
 後半開始直後から相手陣地に攻め込む展開が続くも点を奪えない。同18分、Pエリア中央の相手選手がクロスを頭で合わせ失点。その後も点を奪えず0−1で黒星スタートとなった。
 試合後、橋本は「全員で考えながらサッカーをしないといけない」とチームの状況を冷静に把握。開幕戦で勝ち点を獲得できず課題が残ったが、 まだ1節。今回の課題を次の阪南戦につなげたい。

コメント
古井監督
「前半は守備の面で耐えれた。イメージ通りのゲームの運びだった。1年生は緊張もあったと思うが違和感なくやってくれてた。1年生の良さは出てた。まだまだ伸びると思うし経験を積ませてステップアップしていってほしい。2回生から4回生が1年生をどうサポートするのか。そこも含めて力を見せつけながらチームとしてどうやっていけるかが大事になってくると思う。後半はチャンスもあって決定機もあったが、FWの最後のゴールに対する執着心の部分や、びわスポ大に勝れていなかった。次のゲームに反省として繋げていきたいと思う。
戦い方としては昨年とは変えていく。ボールをつないで失わない。個人で勝負するのではなくチームとしてしっかりとボールをつないでいきたい。そういうところは変えようとしていくところ。4年生が抜けたぶん物足りなさはあるが、そこは全員で補っていくところだと思う。1年生はすごくいいものを持っている。求めるものは経験だけ。
現段階での課題は点に対する『こだわり』だと思う。今日の試合で出来てるところは多くあった。出来てるところは続けながら自分たちが出来なかったことを阪南戦で出せるようにして勝ち点3をしっかり取りにいきたい」

谷川選手
「もったいない試合だった。
前半は押されてて、0-0で耐えれたなと思った。後半ずっと、自分たちてきには逃げれてて、時間をつくって攻めもいっていたけど、1本でやられたのですごい勿体なかった
課題は点が取れないこと。失点したあとの、もう一歩。
前に前に出れたらいいが、それができた選手が何人いたか。
良かった点は後半みたいにあれだけボールをもって時間作れたら、うちらしい運動量のある散らしサッカー(?)が出来ると思う。
上がいないから、特にキャプテンをやっているので、自分たちがやっていかないといけないという意識がすごくわいた。
修正点は『得点力』先制点が取れたらもっと楽な試合ができる。前半構えてしまって相手に押され気味になったので、最初から飛ばしていって、うちらしいサッカーが出来るように勝ち点3をとりにいく
目標はリーグ優勝といいたいが、インカレ出場。去年で言う前期インカレ圏内で折り返したい」


河井選手
「自分たちの攻めてる時間が多かったので悔しい。大学と高校の差は個々のスピード面で感じた。でももっと自分は出来ると思う。課題は自分から声出して1年生としてチームに貢献していかないといけない。阪南大も強いけど勝てるように頑張りたい」

吉木選手
「相手も切り替えが早く守備でボールを取った後、どんどんボールにがっついてきて取られて失点したのが悔しかった。前半は動けてたけれど、後半の途中からみんな足が動かなくなってきて切り替えも遅かった。自分はできていたと思う。判断が悪かったと思う。判断が遅かったからボールも結構取られてしまった。良かったことは対人で負けなかったこと。大学と高校での差はフィジカル面とスピード面だと思う。練習では取られた後の切り替えを早くすることを厳しく言われる。阪南戦では自分がアシストとか点に絡めるように。守備の面では全員で守りたい」

橋本選手
「力不足を感じる。全てのプレーで相手の方が上だったと思う。去年は前線に特殊な選手がいてやることがはっきりしていたけど、今年はずば抜けて特徴のある選手がいない。今年からは自分たちで組み立てて考えていかないといけない。練習でももっとバチバチした雰囲気でやらないといけない。1年生は上手いけれど4年生がしっかり支えないといけない。1年生は練習でしっかりできても実戦となったら緊張とかしてしまうと思う。実力を発揮できるように支えていかないといけない。良かったところはあまり浮かばない。チームの流れを壊してしまった。全体的に良くなかった。チーム的には全国に行きたいし、アシストランキングとか形として結果を残せるように、見える結果を残したい。2連敗は避けたい。今日は負けてしまったけれどまだスタートダッシュは出来ると思う。勝ち点3を取って上位に食い込みたい」

美馬選手
「前半ちょっと押し込まれた分後半巻き返そうという気持ちではあったんですけど、失点して、前から行けなかったのが得点に繋げれなかった部分
良かったことは後ろからのプッシュアップ、つなぎが、後半上手くつなげた
修正していく部分はトレーニング中に話し合って改善していきたい。
上回生なって自分たち3回生は少ないけど、自分たちが、引っ張っていかないといけない。という気持ちが強くなった。
チームの目標としてはインカレ出場。個人的には得点王」


渡辺選手
「自分たちのチャンスが多い中、カウンターで失点して自分たちが決めれなかった。
良かったことはドリブルで仕掛けて、ラストパスやシュートまでは繋げれたこと。質を上げて得点につなげていきたい。
チームの雰囲気は新1回がメンバーに多く入る中で、下から突き上げて自分たちが先輩に負けないくらい声出して引っ張っていかないとこのチームは良くならないとおもう。したから雰囲気良く突き上げていかないといけない
目標は『全試合出場』アシストや得点と結果にこだわってちきたい。
今回負けてしまったから次は必ず勝てるようにこの一週間で課題や悪かった所を修正して良かったところは続けていきたい」


石川選手
「短い時間で0-1だったので、同点にすることを考えていた。
仕掛けて得点につながるプレーはできたことは良かったと思う。
学年も上がって落ち着いてできるようになった。得点力をつけていきたい
目標はチームとしてはインカレ出場、個人的には多く試合に出て勝利に関わっていきたい。
阪南も負けているから勝ちに来ると思うけど、しっかりたたいて、勝ち点3取りに行く」


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新主将の谷川

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果敢に攻める1年の渡部

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裏を狙う橋本と美馬