晴天の中行われた今年度のオープニングゲームとなる出雲駅伝。昨年8位入賞を果たした京産大は、さらなる上位進出を目指す。
一区を任されたのはエースの三岡(営4)。序盤から山梨学大・コスマスと早大・矢澤を先頭にハイペースなレース展開となる。三岡は立命大など6人で形成された5位集団にくい込み、安定した走りで飛び出しを狙う。残り300mに差し掛かったとき、ラストスパートを仕掛け、一気に5位集団を飛び出す。中継所直前で日体大、東洋大を振り切り、2位と僅差の3位で二区の林(営4)に繋いだ。
林は昨年この区間で区間新記録を樹立し、今年も期待が高まった。しかし、夏の練習中に足を痛めてしまい満足な練習が出来なかったため、思い通りの走りが出来ない。東洋大に抜かれはしたものの、意地とプライドで4位を死守し、住本(法4)に託す。
すぐ後に迫り来る優勝候補の駒大・千葉は、住本を抜こうとチャンスを窺う。しかし経験豊富で、レース勘の優れている住本は粘りを見せ、何度か併走されるもののなかなか引導を渡さない。四区手前で2チームに抜かれてしまうが、千葉との戦いには競り勝ちタスキを繋いだ。
6位でタスキを受け取ったことに対し、「予想通りの順位だった」と語る第四走者の奥野(法4)。この区間は距離が短いので、最初から飛ばしていこうと決めていた。しかし今回、8人が区間新記録を連発するほど高速ランナーが揃ったこの四区。奥野は東洋大に抜かれ順位を1つ落とすが、落ち着いた走りで次に繋ぐ。
五区を任されたのは大学に入って初駅伝となった妹尾(営2)。入学当初から期待が大きかった妹尾だが、ふくらはぎの怪我により今回が初エントリーとなった。序盤は勢いよく走っていたものの、さらに2チームに抜かれ、満足いかなかったと語る妹尾。それでも必死に駆け抜け、同級生のアンカー野田(営2)に託す。
初のアンカーという大役に「直前まで吐きそうなぐらいのプレッシャーがあった」と語る野田。第一工大のジュグナの追いつかれ、一度は抜かれてしまうものの、粘りの走りで抜き返し、若さで競り勝ち9位でゴールした。昨年の8位には届かなかったが、今年に期待が持てる大会となった。


大会後、伊東監督は「8位以内に入りたかった。アンカーに抜擢した野田は期待通りの走りを見せてくれたが、総合的には60点の出来」と不満げな表情を見せた。これからの課題としては、「奥野と今回は走っていない黒川がしっかり走れると上位にくい込めるだろう11月7日に行われる全日本では、10位以内が目標」と語った。


結果


1位 早稲田大学
2位 日本体育大学
3位 駒澤大学
4位 東洋大学
5位 山梨学院大学
6位 東京農業大学
7位 中央大学
8位 明治大学
9位 京都産業大学
10位 第一工業大学


(記事 福岡綾)