(ラグビー部)10月23日@宝ヶ池球技場
関西Aリーグ 第4節 対関西大
試合結果「京産大64-14関西大」

1勝2敗。前節で今季初勝利をあげた京産大。
ほっと一息ついたが、すぐに次戦に切り替えて練習に励んだ。

迎えた関西大学戦。気持ちを緩ますことなく挑んだ。
「京産大3-14関西大」とリードを許す展開もあったが落ち着いてプレーを続けた。

その後、14坂本が3トライ。11濱田が2トライ。2中川が2トライ。7李が1トライ。13下良が1トライ。
怒涛のトライ劇場が幕を開けた。

試合は「京産大64-14関西大」と圧勝。
これでリーグ成績を2勝2敗と勝率5割に戻した。


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11、濱田選手

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14、坂本選手


今試合では、11濱田と14坂本の『駆け抜ける両翼』の活躍が目立った。
試合後の談話では両選手が共に「FWが押してくれてるから」、「15森田さん、13下良さんが走らせてくれた」というように、自身の活躍を謙遜していた。





(試合展開)

前半12分まで、予想もしない光景が広がった。
京産大3-14関西大。2トライを許し、リードを奪われる。

だが、ここから巻き返す。決して焦ったりしないのが今季チームの特徴だ。
前半15分、敵陣10m中央ラックから9-10-13-11とつなぎ、濱田のトライ。
高原がゴールも決め、京産大10-14関西大。

前半26分。敵陣ゴール前からモールで押し込み、2中川がトライを決める。
前半30分。敵陣ゴール前からモールで押し込み、2中川がトライを決める。
全く同じ光景が5分で2度も起こった。

前半終了。「京産大31-14関西大」

後半に入っても京産大のトライ劇場は止まらない。
後半19分、敵陣20m中央ラックから9-10-14とつなぎ、坂本がトライ。
後半23分にも13下良が駆け抜けてトライを決める。

その後も3トライを奪い、今試合のトライは合計9トライとなった。

試合終了。「京産大64-14関西大」

(試合後コメント)

大西監督
「高原のキックが良かったね。1人で得点を取れている。キックは大切な得点源。トーナメントの気持ちで反省を入れながら勝っていく。今年は伸びていくチームだと思います」

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1・柴田選手
「自信を無くしたりするときもあるけど、まずは絹川さんの代わりにならないと。必死です。それで頑張ろうと思うことが多い。絶対に選手権に出て、そこでまた倒したい」

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2・中川選手
「入りが悪かったので流れが悪くなりそうだったが、チーム全体の『絶対負けられない』という気持ちで切り替えることができた。モール前から中盤でボールを運ぶのが厳しい状況だったので状況をみて後ろから持ち込もうと判断した。自分以外のFW陣が体を張ってくれたから取れた2トライなので感謝している。負けられない戦いは続くのでしっかり気を引き締めてやっていきたい」

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3・細野選手
「今年のチームは団結力がある。もう負けられない。そんな気持ちで練習しています。(酒井、岡留などPR陣に)まだまだ後輩には負けてられませんよ」

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4・伊藤選手
「前の試合ではパフォーマンスが足りず、今日は運動量をあげようと決めていた。負けられない状況はずっと変わらないので、全力で一点でも多く取れるようにアシストに徹したい」

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5・山野選手
「最初こそよくなかったものの、自身のあるスクラムやモールで流れを自分たちに引き寄せられた。気持ちを引き締めて挑むことができた。今試合では14失点を許したので、完封を目指して練習に取り組んでいきたい」

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6・眞野主将
「入りの甘さがあった。修正できたのは後半から。自分たちがやりきれるか。出れないメンバーもいる中、1勝ずつ重ねていきたい。みんなで喜びたいです」

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7・李選手
「立ち上がりは相手ペースで攻められたが、FWを起点としてしっかり立て直せた。自薦までにも一段階レベルアップして、自分たちのラグビーを」

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8・武田選手
「自分にとっては初戦。緊張しました。眞野さんから『ユウタの分まで頑張れ』と言われました。あとは思いっきり行くだけ。もうそれだけです」

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9・貴島選手
「夏合宿で自分の長所を出せたのが収穫でした。試合前でも普段通りを心掛けています。兄の姿を見て『自分も』と思いました。負けられない状況、自分も精一杯プレーしてます」

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10・高原選手
「(MOM選出は)素直にうれしい。FW陣の頑張りのおかげ。いつも通りを試合で発揮するだけを心がけてゴールを狙う。負ければ終わり。まだ油断はできないので気持ちを引き締めて、盛り上げて、勝ちに行きたい」

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11・濱田選手
「入りが悪かったのをなんとか修正しながらの試合だった。(自身2トライ)もうワントライできたはずなので悔しい。次戦からもチームで勝ちに行って、なんとしても大学選手権出場を」

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12・松本選手
「下良さんが試合前に声をかけてくれるので、緊張から落ち着きます。自分はディフェンスが求められていると思う。これからは攻撃にも積極的に参加していきたい。一戦一戦、進んでいくだけです」

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13・下良選手
「序盤が受けに入ってしまっていたが、なんとか立て直して後半は失点0に抑えられた。アップでの動きが最初の失点につながった。次戦までの空いた期間は勝っていくための期間。3週間でしっかり成長、レベルアップして京産大のラグビーを見せつけたい」

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14・坂本選手
「前半のシンビンだけが心残り。させてもらったトライばかりだったが、よく動けた。次戦まで3週間、さらに成長した姿をみせたい」

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15・森田選手
「勝って反省できることは良いこと。チャレンジャーの気持ちを全員で持って戦いたい。しっかり課題を修正して、スキのないラグビーを。(坂本、濱田について)2人ともいいランナー。自分に相手が集まると2人を使って、自由に走らせてあげれば」

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次戦は11月12日(土)、対関学大@宝ヶ池球技場にて。12時試合開始予定。