5月5日、第38回関西学生バスケットボール選手権大会の決勝が大阪市立東淀川体育館で行われた。
京産大は終始流れを掴むことが出来ず、大院大に完敗。オフェンス面で大きな課題を残すこととなった。

              19-25
              14- 9
   京産大 61            81 大院大
              10-23
              18-24

 第1Q、第2Qは熊谷を中心にスピードを生かしたパス回しを展開した京産大。両者一歩も譲らない激しい攻防戦となったが、京産大は得点力で大院大にやや遅れを取り、33-34の僅差で前半を折り返す。
 そして、第3Qはその決定力の低さが目立ち、点差を広げられていく。大院大・小坂を中心とした手堅いディフェンスにゴールを阻まれ、なかなか得点に結びつかない。逆に連続得点を許してしまい、流れを掴めないまま47-57でこのQを終了する。
 合瀬の3Pシュートから始まった最終Q。京産大は果敢にシュートを放ち、逆転を狙う。しかし、ファールでしか大院大の勢いを止めることができず、確実にゴールを決める大院大に更なるリードを許してしまう。終盤一昨日の準々決勝のような後半の粘りを見せることができないまま、61-81の大差で試合が終了した。

●主将・熊谷のコメント
 終始自分たちの流れを掴むことができず、粘りが足りなかった。チームとしてのオフェンス面や、今日の試合の第3、4Qのような苦しい時間帯でどう戦っていくのかということが今後の課題となる。この点を意識して、西日本に切り替えたい。