5月15日に関西六大学野球春季リーグ戦第7節2回戦がわかさスタジアム京都で行われた。前日の1回戦で勝利し、勢いに乗って一気に勝ち点をとりたいところだったが、10-4で敗れた。これで龍大との対戦成績を1勝1敗とし、決着は16日の3回戦へ持ち越された。

京産大021 100 000 =4
龍谷大520 002 10× =10

産)岩橋、柳、内田、神野―山崎勇
龍)杉上、大西、澤口―鈴木紳

スタメン
1.ニ 佐竹(京都成章)
2.右 今井(福知山成美)
3.中 龍田(北大津) 
4.DH 田中航(鳥羽)
5.一 杉山(丸亀城西)
6.三 樺沢(光)
7.左 平島(大阪桐蔭)
8.捕 山崎勇(東山)
9.遊 小牧(京都外大西)
投 岩橋(京都すばる)

 先発の岩橋(営2)は初回、フォアボールや自身のエラーなど満塁とされ、龍大4番古本、5番鈴木紳、6番内山に3連続適時打を浴び、4失点。一つもアウトを取れずに柳(済4)に交代する。5-0とされ、なんとか反撃したい打線は、その裏、主将の佐竹(営4)の二塁打などで2点を返す。しかし2回表、龍大4番古本に豪快な二点本塁打を浴び、差を広げられてしまう。だが、京産大は3回に1点、4回に1点とじわじわと龍大を追いつめていく。3回以降1失点と好投していたリリーフの柳だったが、7回先頭打者に死球を与えたところで内田(済3)にスイッチ。しかし、2点適時打を浴び6点差。龍大に引導を渡されてしまう。序盤は好調だった打線も杉上をリリーフした龍大1年次生左腕大西をなかなか攻略できなかった。

試合後コメント
勝村法彦監督
「序盤の7失点が重すぎた。先発の岩橋は調子は決して悪くなかったが、初回のバント処理のミスから腕が振れていなかった。相手先発の杉上君はボールがはっきりしていて攻略できたが、代わった大西君はスライダーが良かった。(明日は昨日今日と違いデーゲームだが)しっかり準備をして、必ず勝ちたい。」