5月16日に関西六大学野球春季リーグ戦第7節3回戦がわかさスタジアム京都で行われ、龍大との対戦成績を1勝1敗としていた京産大は1-0で競り負け、昨秋に続き龍大の優勝決定の瞬間を目の前で見せつけられた。

龍谷大001 000 000 =0
京産大000 000 000 =1

龍)井口―鈴木紳
産)山田和―山崎勇

スタメン
1.ニ 佐竹(京都成章)
2.右 今井(福知山成美)
3.中 龍田(北大津) 
4.DH 田中航(鳥羽)
5.一 杉山(丸亀城西)
6.三 樺沢(光)
7.左 平島(大阪桐蔭)
8.捕 山崎勇(東山)
9.遊 小牧(京都外大西)
投 山田和(紫野)

 先発は1回戦同様、龍大・井口、京産大・山田和(済2)。京産大は再三チャンスを作るも、あと1本が出ない。龍大を相手に3試合連続完封中の山田和は3回3番竹内に適時打を浴び、龍大戦初失点を喫する。その後も、両校チャンスを作るも決定打を欠き、1-0のまま最終回を迎える。6番樺沢(済4)が安打で出塁し、粘りを見せるも後続が凡退しゲームセット。その瞬間、ライバル龍大の2季連続のリーグ優勝が決定した。

試合後コメント
勝村法彦監督
「(相手先発井口に対して)左打者がよく打ってくれ、初戦と違ってチャンスは作れたが、右打者が井口投手をどう攻略するかがこれからの課題。山田和もよく踏ん張ってくれた。」

山田和毅投手
「1点勝負だと思っていた。疲労もあったが、野手を信じて投げた。Aクラスに残る可能性はあるので投げる機会があれば頑張りたい。」

2011_0516_131931-IMG_9890
9回1失点と力投した山田和。

2011_0516_134708-IMG_9958
この日2打数2安打の1年次生・今井(法1)