5月13日、関西学生サッカーリーグ第7節がJ-GREEN堺・メインフィールドで行われた。
京産大は立命大に二度のリードを許すも追い付く粘りを見せたが、ディフェンス陣が踏ん張りきれず、惜しくも2-3で敗れた。

京都産業大学2(0-1)3立命館大学


◆京産大スターティングメンバー◆

 GK 1  三宅 貴憲
 DF 2  金 大貴
 DF 5  西口 諒
 DF 19 上大田 悟
 MF 8  千谷 優介
 MF 6  冨田 慧
 MF 13 安藤 由翔
 MF 49 米丸 智畿
 FW 10 佐々木 一輝
 FW 16 美濃部 寛貴
 FW 14  松田 康佑

◆交代◆
           OUT   IN
後半  8分   千谷→松永
後半  25分  美濃部→坂本
後半  39分  米丸→中川

◆得点◆

後半3分  金大貴
後半34分 佐々木一輝 


前半、 シュートをあまり打てない。そんな中、決定機を二度作るも、シュート枠を捉えきれず、立命大リードで前半を折り返した。
後半に大きく試合が動く。
後半2分、右CKキッカーは安藤。ゴール前にボールを上げると、金がヘディングでゴールネットを揺らし、同点ゴールを決める。試合を振り出しに戻した。
しかし、後半10分、立命大が左サイドからのクロスにヘディングシュートを決め、再び京産大は、1-2でリードを許してしまう。
後半34分、ピッチ中央の冨田の浮き球に走りこんだ佐々木が冷静にゴールを決め、再び追いついた京産大。
しかし、直後に米丸がペナルティーエリア内でファールをし、PKを与えてしまう。これを冷静に決められ2-3。
試合終了直前まで、足を止めず、最後まで1点を取りに行った京産大だが、そのまま試合が終了した。


◆試合後インタビュー◆
・古井裕之監督
 もったいない試合だった。負ける相手だとは思わないので。
最初の試合の入りが、気を抜いてしまった。だから、前半の早い時間帯に失点をしてしまった。
(京産大の)1点目のCKからの得点の形は、練習通りの得点だった。前半の決定機が二度くらいあって、決めきれなかった。ゴール前での冷静さが要求されるのだと思う。その面で、相手との差が出てしまった。
 次(関西学生サッカー選手権)は、負けたら終わり。前線の守備、そしてカウンターとうちのスタイルを出していきたい。全日本大学サッカー トーナメントの出場を目標にやってるので頑張りたい。

・美濃部直彦ヘッドコーチ
(負けてしまって)残念です。
 一つ一つの判断・技術を普段からのトレーニングでやっているが、試合に結びついてない。しかし、選手はよくやっていると思う。2部から1部にあがって、力の差を感じ、考えて、受け止めてくれればいいと思う。

・西口諒主将
悔しいの一言です。前が頑張ってくれたのに、後ろがPKを与えるなど、守りきれなかったのが申し訳ない。
(試合の敗因は)技術面ではなく、試合の入りだと思う。監督も言っていたことだが、試合開始時に戦う姿勢が見られなかった。
 次の試合は、このリーグ戦のことは忘れて、タイトルを目指して頑張りたいです。


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試合終了後の京産大イレブン

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2点目を決め喜びを分かち合う選手達(佐々木・中央)