関西大学バレーボール連盟女子春季リーグ、最終戦天理大学との試合が京都橘大学で行われた。1セット目を先取するも、逆転でセットカウント1-3で敗れた。リーグ戦全敗で下位リーグへ進むことになった。




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京産大ー天理大
25-20
16-25
21-25
23-25

セットカウント1-3

 最終戦、天理大学・京産大両チーム勝ち星のないまま迎えた裏天王山。この試合敗れると入れ替え戦以下が濃厚になる。勝ちたい気持ちが全面的にプレーに表れ、橋本のアタックなどで得点を重ねる。サーブミスなどの単純なミスもなく第一セットを終え、20-25で先取する。
 
 勢いに乗って2セット目を取りたかったが、京産大の歯車が徐々に狂い出す。特にサーブミスが目立ち始め、相手に得点を献上してしまう。6連続ポイントを許し、16-25で第二セットを落としてしまう。一度狂い出した歯車はなかなか元には戻らない。その中でも第三セット中盤18-15でリードし、このままこのセットを取りたかったが、追いつかれ21-21のタイにされてしまう。またしても、接戦になると勝ちきれず、そこから4連続ポイントで21-25でこのセットも落としてしまう。続く第4セットもセット中盤のリードを守りきれず逆転で取られてしまう。セットカウント、1-3の逆転負け。試合後、涙する選手もいたがまだ終わったわけではない。険しい道だが、下位リーグの結果次第では一部残留も見えてくれる。最後に流星のごとく輝いて今シーズンを締めくくるために、次なる戦いに向けて気持ちを切り替えてほしい。

コメント
祝夕紀乃
「昨日の試合と同じような展開でセットを取られてしまった。4回生がもっと引っ張って、いけたらよかった。1セット目に集中しようと試合前に声をかけた。二段トスの精度をもっと上げていきたいと思う。サーブキャッチはよくなってきたが、サーブでポイントを失ってしまっている。ミスも多かった。下位リーグ3戦全勝して絶対残留する。一部のプライドも持って戦う」