7月6日、大阪市中央体育館で第58回全日本学生空手道選手権大会が行われた。女子の部では中村しおりが準優勝、男子の部では細見享祐が3位という好戦績を残した。

【女子の部】
 世界大会から帰って間もない中村は「疲れが抜けきっていなかった」と語った。それでも初戦からテンポ良く勝利を収めていく。準々決勝も相手に1ポイントも取らせない堅守を見せ2-0で突破。準決勝では序盤に上段蹴りと中段蹴りを連続で決め、5-0とする。しかし、思うように体が動かない中村の隙を相手が攻め入り、5-4まで追い上げられた。最後は時間切れで何とか勝利し、決勝に進出する。決勝戦の対戦相手は帝京大の植草。互いに拮抗した状態が続くなか、一瞬の隙を突かれた中村は中段突きを打たれ、1ポイントを奪われる。これが決勝点となり、0-1で敗北。惜しくも準優勝となった。

コメント「変に欲を出さないように意識して試合に挑んだ。優勝はしたかったけど、去年の3位という成績を上回ったので満足している」

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【男子の部】
 優勝候補だった荒賀慎太郎が5回戦で敗れる番狂わせが起こった中で細見享祐は奮戦した。「間合いの取り方に注意した」という細見は初戦から快調に勝ち進み準々決勝に進出。相手の突きを中心とした攻めに苦戦し、0-3とリードを許す。しかし、後半から怒涛の技の打ち合いに発展。秒単位でのポイントの激しい取り合いが続き、残り2秒で5-5の同点になる。判定にもつれ込むと思われたその時、相手が二度目の忠告を受けて警告に。結果、細見に1ポイントが入り、6-5でかろうじて勝利した。準決勝では近大の池内と対戦。その強さに終始押されてしまう。細見は相手のフェイントに引っかかったところを狙われ2-7で敗北。しかし、3位という好成績を残した。

コメント「一戦一戦大事にしていこうという気持ちを持って試合に挑んだ。いつの間にかベスト4に進んでいて自分でも驚いたが、結果を残せてうれしい」

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