10月30日~11月3日まで埼玉県長瀞射撃場で第61回全日本学生ライフル射撃選手権大会、第27回全日本女子学生ライフル射撃選手権大会が行われた。

この全国大会は9月10~13日に行われた秋季関西学生大会の得点により選ばれた選手のみ出場できる。京都産業大学からは男子4名、女子3名が出場した。


~結果一覧~
50mライフル三姿勢120発競技( 伏射・膝射・立射 各40発)
29位 松田 真吾 373 385 349 1107

10mエアライフル立射40発競技
44位 植本 有子 398.6
78位 吉本 菜月美 390.3
108位 山口 友紀 369.1

10mエアライフル立射60発競技
55位  岸本 賢哉 595.2
70位  髙原 康輝 590.2
132位 田上  諒 577.6

50mライフル伏射60発競技
60位 松田 真吾 593.6
74位 岸本 賢哉 577.2

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吉本 菜月美
「今日はいつもより飛ばしてしまったので、自分的には満足出来ない結果になりました。練習のせいではなく心の持ち様かなと思います。公式試合は今回で2回目ということもあり、場馴れしておらず緊張がなかなかとけなかったです。全日本はやはり周りの人が上手いので、関西よりは頑張ろうと思えました。今日の試合は上手くいかないこともあり、あまり楽しめなかったです。結果はついてこなかったですが、今回の大会は自分の身になったと思います。これからも試合や大会の経験を積んでFINALに出られるような射手になりたいです。」


髙原 康輝
「最近点数が良くなかったのですが、今回は今年の中では一番良かったです。最近朝練を始め、朝の7時40分くらいから授業始まるまでの少しだけ練習したりしました。そのおかげか、ちゃんと練習したらやっぱり点数が上がりました。個人的には紙ではない的を撃つのが楽しかったです。成績は上がってきているのでこのままの調子で少しずつ上げていきたいです。」


松田 真吾
「初日に3種目中の2種目が終わったのですが、1日に2種目やるというのはけっこうしんどくて、特に射撃のフルマラソンと呼ばれる120発を3時間半かけて撃つ50mの3×40はとてもしんどかったです。3×40が終わった後にP60をしたのですが、ちょっと今日は狙い込んでしまったかなと思います。狙っている時間は息を止めていて、今日はその時間が長かったから3×40の後の時点で頭が痛くなってしまいました。秋の全関西の試合から今回まで1か月半あったのですが、その期間で自分のかまえも変えて、今日の3×40は今までで1番良い点数を出すことが出来たのですが、もっと撃てたなと思います。今まで射撃5年半やって1番悔しかったと言っても過言では無いくらい後悔もあります。膝撃と伏撃が終わった時点では、自分の中でベストなパフォーマンスが出来ていて凄く良い流れで来ていたのですが、最後の立射で今まで出したこと無いくらい悪い点数を出してしまいました。結果的には自己新でしたが最後の結果をP60でも引きずってしまったので、点数が良くなかったです。今回は楽しめたというより後悔のほうが大きいです。」


岸本 賢哉 主将
「僕はボーダーぎりぎりでSBに出ていたので良い点数を出すというよりは、あまり良い点数じゃなくても全国大会楽しもうと思いながら撃てました。ARは出られると思っていたのですが、まさかSBで出られるとは思っていなかったので出られてよかったなと思うと同時に気持ちを新たにする機会になりました。基本的伏射は緊張してもそんなに影響はないですが、スタンディングのときは緊張したら心拍数とかでダイレクトに揺れがきます。今回はあまり緊張しなかったので、影響が少なく出来ました。出場者は今回男子4名、女子3名の計7名出場しましたが、女子ではもっと出られた人はいるので、もっと人を増やしていきたいなと思います。男子もまた1回生が入ってくるので、その1回生にも活躍してもらって10名くらいは全国に出せるようにしたいなと思います。」