11月9日に五條市上野公園野球場で「第31回西日本大学軟式野球選手権大会」が行われ、京産大の軟式野球部は近畿学生軟式野球連盟の第一代表として出場した。初戦は京都文教大学と対戦し、6対3で勝利し見事ベスト8進出を果たした。

京産大020 000 022=6
京文大030 000 000=3

1 9 坂口雄一郎(法3)
2 5 寺田優成(法2)
3 4 野崎俊成(法3)
4 3 本田拓海(営3)
5 6 山崎勝也(済2)
6 8 山本貴大(法3)
7 7 森永弘貴(営2)
8 2 稲葉龍吾(文3)
9 1 林裕太(営2)→石原大輝(済2)
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雨が降りしきる中、試合が開始された。初回の攻撃は先頭の坂口が死球で出塁し、3番野崎のヒットなどでいきなり1死1・3塁のチャンスを作る。しかし4番本田が遊ゴロ併殺打に打ち取られ、先制できない。その裏には逆に1死3塁のピンチを迎えるも、先発林が粘り切る。先制点は7番森永のバットから生まれた。0死2・3塁から左越二塁打を放ち、2点を先制した。先制点に、ベンチも盛り上がりを見せた。だが、喜びも束の間。2回裏に味方のエラーや野手の間に落ちるヒットなどで3点を奪われ、あっさり逆転されてしまった。
2回に試合が動いてからその後は両チームとも打線が静まり返った。京産大は先発の林が2回で降板。2番手に石原がコールされた。石原は伸びのある直球と切れ味鋭いスライダーを駆使し、相手打線に的を絞らせない。打線も、相手投手も癖球に手を焼いた。このまま進むと思われた8回、打線が息を吹き返した。先頭の坂口が内野安打で出塁すると、その後2死だが、走者を2塁まで進める。ここで4番の本田が、今日初めてとなるヒットを放ち、同点に追いついた。続く5番山崎も2死2塁から三塁強襲ヒットを放ち、2走の本田が生還した。終盤での逆転にベンチ前はお祭りムードとなっていた。
逆転し逃げ切りを図るところだが、打線は9回にも手を緩めなかった。相手エラーや四球で1死1・2塁とする。1番の坂口は倒れたのもも、2番の寺田がフルカウントから左中間の三塁打を放ち、2者生還。ダメ押しとなる適時打に、三塁上の寺田は笑顔が弾けた。
最終回の守りは、先頭にヒットを打たれ、素直に勝たせてくれない。その後死球などで1死1・2塁としたところでパスボールで1つずつ進塁。次打者にも四球を与え、1死満塁のピンチを迎える。今日最大のピンチとなり、次打者が放った打球は完璧にとらえてライナー性の打球に。しかし飛んだ場所が遊撃手山崎の真正面。そのまま二塁ベースを踏み、飛び出していた走者がアウト。見事併殺で昨年に続くベスト8進出を決めた。
2年連続で出場した西日本大会。前年は準々決勝で敗れ、ベスト8に終わった。今年はどうなるか。秋季リーグ戦で9勝1分という圧倒的な強さを十分に発揮すれば、西日本の頂点もそう遠くはない。

試合後のコメント
山本貴大主将「春リーグで悔しい負け方をしていたので、秋リーグに向けて課題であった打撃を重視して練習してきた。秋リーグは投手陣が良かった。投打がかみ合い、10戦9勝1分という結果に自信も持てた。今日の相手は全国ベスト4の強敵だったが、打力には自信があったのでヒットを多く打ち、自分たちの野球である『打ち勝つ野球』をすれば勝てると思っていた。(逆転のシーンでは)負けている中ずっと試合が進んでいたが、焦りなどはなく、逆転すると信じていた。ここからさらに強い相手が続いていく。点はあまり取れないかもしれないが、ミスを減らして1戦1戦戦っていきたい。」
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林投手「先発に選んでいただいたので、自分のできることをしようと臨んだ。(2回の逆転された場面)いつか打線が逆転してくれると思っていたので点数は気にせずにいこうと思っていた。球はあまり走っていなかった。明日からはしっかり準備して自分の球を投げたい。」
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石原投手「あまり良くなかった。自分のベストではない。三振を狙っていって取れたり、打ち損じを狙って打ち取れたことは良かった。スライダーの曲りが大きく、相手がつかめていなかった。有効に使ってくれた捕手のリードのおかげ。リーグ戦では4人の投手陣で勝ってきた。この4人がとても良く、みんな勝てていた。初戦が一番の山だと思っていた。明日も出番がきたら頑張りたい。」
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森永選手「(先制の適時打を放つ)先制点を取れば勢いがつくと思って打席に入った。後ろに繋ごうという意識を持っていた。ピッチャーも甘い球を投げてきたので強く振り切った。素直に嬉しい。リーグ戦はあまり調子が良くなかった。自分の仕事は後ろに繋ぐこと。3回生は最後の大会となる。2回生の強い気持ちがより大事になってくる。少しでも長く試合がしたい。」
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本田選手「ずっと0行進で負けていたのでいい雰囲気ではなかった。4番に座るからには走者を返さなければならない。(同点打について)打席では集中して何も考えず打った。リーグ戦はチーム状態も良く、自分の調子も良かった。去年はベスト8だったので越えられるように1つずつ大事に戦っていきたい。」
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山崎選手「(逆転打について)前の打席も含め、タイミングはあっていた。単打狙いで大きいのを捨てて振っていった。打った瞬間はサードゴロだと思ったが、抜けて良かった。リーグ戦では今までで一番結果を残せたと思う。良い調子を引き続き保てている。明日は全員で勝ってまたみんなで野球がしたい。」
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寺田選手「(最終回のダメ押し打について)序盤に守備でミスをし、2点を取られてしまったのでなんとか自分のミスを取り返そうという気持ちだった。フルカウントから何としても打つぞという思いだった。リーグ戦では打撃で貢献できていなかった。今日は守備で縮こまってしまった。次からはリーグ戦のようにまずは守備からやっていきたい。」
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