4月26日(日)、近鉄花園ラグビー場にて「第9回関西ラグビーまつり」が行われた。NZU来日記念として、関西学生代表とニュージーランド学生代表との試合が組み込まれ、京産大からは大西健監督、元木由紀夫コーチ、福留諒佑(法4)主務が首脳陣として参加。下良好純(営4)、細野裕一郎(法4)、森田慎也(営3)、眞野拓也(法3)、李智栄(済3)の5選手が出場を果たした。

DSC_9706
ニュージーランド伝統の「ハカ」


心地よい天気に包まれラグビー日和となったこの一戦。結果は19-40で関西学生代表は敗れたものの、合計3トライを奪い一時は1点差まで迫るなど、善戦を見せた。
京産大は下良、森田が先発出場。下良は持ち前のステップでニュージーランド学生3人を振り払い、先制トライへと導く。また、森田は味方のキックパスを左サイドでキャッチするなどの活躍を見せ、球技場のラグビーファンを沸かせた。

DSC_9801

前半途中では、細野に出場機会が与えられた。182cm106kgの巨体を活かし、ニュージーランド学生の前進を必死に食い止め、スクラムでも貢献した。スタンドからの歓声も大きく、細野への期待も高かった。
後半には、李と眞野が途中出場。出番が多くはなかったが、低いタックルで相手選手に立ち向かう場面が何度も見られた。
試合には敗れたが、選手たちは「貴重な経験が積めた」と、誇らしげな表情で語った。

DSC_9862
先制トライに歓喜の選手たち

大西健監督
「勝ち負けをこえて、選手たちは自信を持つことができた試合になったと思う。関西のプライドを示すプレーができ、関西を盛り上げていくための第一歩になった。」

元木由紀夫コーチ
「海外チームとの試合は、やるだけでモチベーションが上がる。今後も定期的に開催していきたい。選手は海外チームを相手に良い経験が積めたと思う。」

下良選手
「関西学生代表チームとして、どの選手も強いタックルができていた。低くプレーすることを心掛けることができた。これからの関西ラグビーを今日のメンバーで引っ張っていきたい。」

細野選手
「突然の途中出場で、とても緊張していた。だが、プレーしてみると想像していたよりは自分たちの持ち味が出せることを実感できて良かった。」

森田選手
「(試合を終えて)ディフェンス面では自信が持てるようになった。スキルアップして、アタック面でも通用できるように練習する。そして、もっとトライを取れるように成長したい。」

李選手
「ディフェンス面では自分たちのやりたいことができ、通用することがわかった。京産が関西を引っ張っていけるように、自分がチームに貢献したい。」

眞野選手
「海外チームとの試合は経験が少ないので貴重な時間になった。試合での反省を活かし、学んだことをチームに持ち帰りたい。」

福留主務
「思っていた以上に太刀打ちできた。関西学生代表チームはまとまりがあり完成度は高いと思った。勝ちたかったので、やはり悔しい。京産大から多く出場できたのがよかった。」

DSC_0400