9月22日に平成27年度 関西学生ハンドボール 秋季リーグ戦 男子1部 対近畿大学戦が山城総合運動公園体育館で行われた。
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 昨年の春と秋、今年の春と三季連続で得点王に輝いている松尾卓哉(4)はマンツーマンでディフェンスにつかれ、中々身動きが取れない。その状況でも鰀目淳二(3)、近藤大樹(1)らを中心に得点を重ねていき、16-9で前半を折り返した。
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 後半に入り点差をさらに広げるかと思われたが、近畿大も意地で食い下がる。後半ラスト10分、「自分たちが勝手に慌ててしまったため、相手に勢いを与えてしまった」と鰀目が言うように、退場者が出るなど、悪い流れに逆らうことができない。それを機に近畿大が追い上げはじめた。2点差まで詰め寄られたものの何とか振り切り27-25で秋季リーグ2つ目の白星をあげた。
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スコア
京産大 27 - 25  近畿大
前半   16 - 9
後半   11 - 16


選手コメント
鰀目選手
「前回の関学大戦では突っ込みすぎが原因でミスが生じてしまい、相手に勢いを与えてしまった。前半はそこを修正して少しひいた状態で攻めることができ、相手に勢いを与えるようなミスも少なかった。後半は自分たちのミスで相手に勢いを与えてしまったのが反省点。全日本インカレの出場も確定したわけではないので、残り2試合、一戦一戦自分たちの力を出せるようにやるべきことをしっかりやって試合に臨みたい」
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近藤選手
「(松尾)卓哉さんがマークされたのは予想外だったが、その中でも全員が前を向いて攻めたことはよかった。後半は退場すべきでない場面で退場者が出てしまった。そこからチームから攻めの意識がなくなってしまい、ディフェンスまでも消極的になってしまった。残りの試合は自分たちのプレーをしていきたい」
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