10月25日(日)宝が池競技場で「関西大学ラグビーAリーグ 対近畿大学戦」が行われた。
18日の関西大戦でシーソーゲームを制し、今シーズン初勝利を飾った京産大。
FW陣の奮闘もあり近大に勝利し、二連勝となった。

京産大32-20近畿大

次節は鶴見緑地で14:00から運命の同志社大学戦。


スターティングメンバ―
1.金 亨志
2.中川 将弥
3.細野 裕一朗
4.上田 克希
5.山野 将太朗
6.眞野 拓也
7.李 智栄
8.山本 湧太
9.吉住 風哉
10.高原 慎也
11.松井 匠
12.木村 翔太
13.下良 好純
14.坂本 英人
15.森田 慎也

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〈試合展開〉
前節で今シーズン初勝利を飾り、勢いに乗ってセカンドステージへと駒を進めたい京産大。
1節で優勝候補の同大に勝利しキックの精度に定評のある近大戦に臨んだ。
前半3分に高原慎也(営3)のペナルティキックで幸先よく先制するも、前半9分にキックパスから左サイドにトライを許す。
しかし、迎えた31分に認定トライ。さらに、コンバージョンキックも決まり10-7とする。
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その後、意表を突いたドロップゴールを決められるが、再び高原がペナルティキックを決め13-10とリードし前半を折り返す。
後半の先制点も京産大。
同8分に左サイドに眞野拓也(法3)が力強いトライ。

続いて17分にも素晴らしいパスワークから坂本英人(済2)が今度は右サイドへトライ、コンバージョンゴールも決めてリードを広げる。
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しかし、その1分後近大にトライを許し、同20分にもペナルティキックも決められワントライで同点となる5点差に迫られる。
なおも押し込まれ嫌な流れが続く中チームを救ったのは前節のMOM森田慎也(営3)だった。
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立命大戦を彷彿させるようなインターセプトから快足を飛ばし独走トライ。試合を決定づけた。そして高原もきっちりキックを決め32-20で試合終了。
試合後、MOMにはスクラムで圧倒的強さを見せたFW陣から細野裕一朗(法4)が選出された。監督、選手共に、早くも同大戦という同じベクトルを持っていた。

〈試合後コメント〉

大西 健 監督
「うちらしいラグビーができた。最初の試合とは明らかに変わっている。この試合でやっとスタートラインに立てたと思う。(MOMの細野について)ちょうど昨日『お前は京産のプライドだ』と伝えた。その言葉に答える活躍だった。(同大戦に向けて)うちはあくまで挑戦者。面白いゲームをしたい」
元木 由記雄 コーチ
「相手のキックに苦しめられたが、我慢のDFが出来た。1戦目よりチームとして成長しているし、チームの雰囲気も良い。次の同大戦が大事。選手にはあと3つ勝つとは伝えている」

選手コメント
主将・西山 直孝選手
「FWがセットプレーでプレッシャーをかけていた。ようやくFW陣にまとまりが出てきたかと思う。同志社戦を意識してやってきた。FWで勝ちたい。今日の試合で出たミスを修正して次に臨む。」

中川 将弥選手
「キャプテン不在だったので全員で行こうという話はチームメイトとしていた。チームの良い雰囲気が勝利につながったかと思う。次は大事な一戦なので体を張り続けたい。」

吉住 風哉選手
「ギリギリで勝てた。先週の勝ちがチームにとって非常に大きかったように思う。ようやく京産らしい勝ち方が出来た。次も今日のようなゲームをしたい」

眞野 拓也選手
「京産らしいラグビーをしようと話していた。モールでしっかり押せたところが勝因だと思う。この流れで次も行けるように練習から意識してやっていきたい」