11月1日(日)に秩父宮賜杯第47回全日本大学駅伝対校選手権大会が愛知県名古屋市熱田神宮をスタート、三重県伊勢市伊勢神宮をフィニッシュとして行われた。
この大会で京産大は史上最多43回目の出場となった。昨年12位のメンバーが7人残っており、入賞を目標にレースに臨んだが、関東勢が史上最多の15校出場。激戦が予想された。
1区は昨年もこの区間を任された中西健(4)。前半はスローペースだったため、難なく集団についていくことができたが急激なペースアップに遅れをとり17番手で中継所に帰ってきた。中西がマークしたタイムは44分13秒。昨年と同じタイムだが、その時は区間12位で走っている。昨年と同タイムでも区間順位を下げたことが今大会のレベルの高さをうかがわせた。

2区の主将・上門大祐(4)は出雲駅伝では1区8位の実力者。主将の意地で出遅れを取り戻そうと、快調にペースを刻み前を行く大学をかわしていく。中継所までに4人を抜き去り13位で3区の中井脩人(4)へタスキを渡した。上門は個人でも区間10位で走り実力を発揮した。

3区の中井はシーズン前半に故障で苦戦したがここに来て調子を上げてきた。山梨学大、日体大といった関東の強豪との競り合いを制し、10位まで順位をあげて4区につないだ。
中盤の要である4区を任されたのは大貫陽嵩(3)。接戦の中でタスキを受け、前についていきたいところだったが、少しずつ離されてしまう。12位に順位を下げたが前の大学が見える位置で田中悠介(3)にタスキをつないだ。

5区の田中は出雲駅伝に続いて駅伝2回目の出走。前のランナーを目標にして走った。少しずつ追い上げていき、順位は変わらなかったものの10位との差を15秒にまで詰める力走を見せた。
6区に配置された元木駿介(2)は前を行く帝京大をかわして11位に浮上。後ろの神奈川大との差も広げ中継所で待つ7区奥村杏平(2)にタスキを渡した。

7区の奥村は今回6区を走った元木とともに昨年伊勢路を駆け抜けている。最近、本調子ではなかったが、しっかりとまとめ12位でアンカーの寺西雅俊(3)にタスキを託した。

全区間中最長で20キロ弱ある最終8区を任された寺西雅俊は昨年もアンカーを走り、区間10位の走りでチームの順位を13位から12位へ引き上げている。今回も快走を見せ、12位で受けたタスキを11位に引き上げフィニッシュテープを切った。

1区で若干の出遅れがあったものの2区、3区の4回生が巻き返した後は堅実なレース運びを演じ、各々が関東の選手たちと互角な走りを見せた。関西の雄の存在感を示すレースだった。
2004年以来11年ぶりに11位に入った。また、今回マークした総合記録の5時間22分21秒は関東を除いた地区の歴代最高タイム。昨年であれば7位に相当する記録だった。
日体大、大東文化大といった箱根の優勝経験がある大学をはじめ関東勢5校に先着。関東勢5校以上に勝ったのは、京産大が関東勢7校より先にゴールして5位入賞を果たした1999年以来、実に16年ぶりの快挙だった。

結果
1区14.6km 中西 健(4) 44分13秒 区間17位 総合16位
2区13.2km 上門大祐(4) 39分09秒 区間10位 総合13位
3区 9.5km 中井脩人(4) 27分48秒 区間8位 総合10位
4区14.0km 大貫陽嵩(3) 42分18秒 区間15位 総合12位
5区11.6km 田中悠介(3) 35分21秒 区間13位 総合12位
6区12.3km 元木駿介(2) 36分56秒 区間10位 総合11位
7区11.9km 奥村杏平(2) 36分42秒 区間12位 総合12位
8区19.7km 寺西雅俊(3) 59分54秒 区間10位 総合11位
総合記録 5時間22分21秒
コメント
1区中西健選手
「今回、個人的には走れなかったけど後ろの4回生2人が盛り返してくれた。前回も走っていたので仕掛けどころはわかっていたがペースの上げ下げに対応できなかった。チームとしてはみんないい走りをしてくれた。次の関西学生駅伝では今回の走りをもう一度して、前半から他の関西の学校を引き離して優勝する」
2区上門大祐主将
「区間6位を狙っていたので区間順位には納得していないが、目標としていたタイムに近いタイムを出すことができた。1区が出遅れたので挽回しようと思って走った。レース後は普段、いったん休むけど、今回は全日本があったので休まずに練習を積んだ。2週間ほど前に軽いけがをしてしまい走れない時があったが、結果的にそれで疲労を抜くことができた。1回生の時は同期が10人いて強い世代と言われていて全日本を目標に頑張ろうと言い合ってきた。今回走ったのは3人だけだったが、一緒にタスキをつなげてうれしかった。チームの雰囲気は明るくて目標に縛られるのではなくのびのびとやってこれた。関西学生駅伝ではしっかりと調整をして昨年1秒差に負けたリベンジを果たして優勝する」
3区中井脩人選手
「チーム全体では昨年よりも4分ほと総合タイムを縮めることができた。個人でも順位を一つあげることができて、チーム、個人ともに収穫のあレースだった。関西学生駅伝では他の関西勢に勝って今回の実力をもう一度見せつけたい」
4区大貫陽嵩選手
「集団で来てくれて、いい感じでスタートできた。後半巻き返すことができたが、山梨学院についていけなくて残念。プレッシャーもあったが、しっかり楽しむことを考えて走った。関西学生駅伝では区間賞を獲りたい」
5区田中悠介選手
「大貫が前の選手の背中が見える位置でタスキをくれたので出雲の時より楽に走れた。今回はいい調整ができていた。今回はコースの確認もできていて完璧な状態だった。全日本では関西1位になれてよかった。次も関西で1位になる」
6区元木駿介選手
「今回の結果は自分では満足できない。昨年の全日本は初めての出場でチームに貢献できなかった。今回はチームに貢献する走りを心がけた。関西学生駅伝では1位になりたい」
7区奥村杏平選手
「今回、自分は本調子ではなかった。その中でも最大限の走りができた。しばらく調子を落としていたが中学時代から通っている病院の先生に悪いところを全部治してもらったため、本来の調子に近づけることができた。今回の結果で油断してしまうと関西学生駅伝で負けることになるので今以上に調子をあげて、区間賞を獲りたい」
8区寺西雅俊選手
「調子もよく、出雲でもしっかり走れたので、今回も自信をもって走れた。昨年はアンカーを60分24秒で走ったので今回は60分切りを目標にしていた。走りの内容はよかった。次の関西では優勝をする。個人では区間賞を狙っていきたい」
濱西将大主務
「主力の4回生にみんなついていってチームの雰囲気は良かった。中西は本来の実力からするともっと上の順位に来るはずだったが、後ろの4回生2人が盛り返してくれた。後半区間は2、3回生が走ったが、しっかりまとめてくれて来年につながるレースだった」
次戦は11月21日(土)に丹後で行われる関西学生駅伝。昨年同着2位に終わった無念を晴らしたい。
この大会で京産大は史上最多43回目の出場となった。昨年12位のメンバーが7人残っており、入賞を目標にレースに臨んだが、関東勢が史上最多の15校出場。激戦が予想された。
1区は昨年もこの区間を任された中西健(4)。前半はスローペースだったため、難なく集団についていくことができたが急激なペースアップに遅れをとり17番手で中継所に帰ってきた。中西がマークしたタイムは44分13秒。昨年と同じタイムだが、その時は区間12位で走っている。昨年と同タイムでも区間順位を下げたことが今大会のレベルの高さをうかがわせた。

2区の主将・上門大祐(4)は出雲駅伝では1区8位の実力者。主将の意地で出遅れを取り戻そうと、快調にペースを刻み前を行く大学をかわしていく。中継所までに4人を抜き去り13位で3区の中井脩人(4)へタスキを渡した。上門は個人でも区間10位で走り実力を発揮した。

3区の中井はシーズン前半に故障で苦戦したがここに来て調子を上げてきた。山梨学大、日体大といった関東の強豪との競り合いを制し、10位まで順位をあげて4区につないだ。
中盤の要である4区を任されたのは大貫陽嵩(3)。接戦の中でタスキを受け、前についていきたいところだったが、少しずつ離されてしまう。12位に順位を下げたが前の大学が見える位置で田中悠介(3)にタスキをつないだ。

5区の田中は出雲駅伝に続いて駅伝2回目の出走。前のランナーを目標にして走った。少しずつ追い上げていき、順位は変わらなかったものの10位との差を15秒にまで詰める力走を見せた。
6区に配置された元木駿介(2)は前を行く帝京大をかわして11位に浮上。後ろの神奈川大との差も広げ中継所で待つ7区奥村杏平(2)にタスキを渡した。

7区の奥村は今回6区を走った元木とともに昨年伊勢路を駆け抜けている。最近、本調子ではなかったが、しっかりとまとめ12位でアンカーの寺西雅俊(3)にタスキを託した。

全区間中最長で20キロ弱ある最終8区を任された寺西雅俊は昨年もアンカーを走り、区間10位の走りでチームの順位を13位から12位へ引き上げている。今回も快走を見せ、12位で受けたタスキを11位に引き上げフィニッシュテープを切った。

1区で若干の出遅れがあったものの2区、3区の4回生が巻き返した後は堅実なレース運びを演じ、各々が関東の選手たちと互角な走りを見せた。関西の雄の存在感を示すレースだった。
2004年以来11年ぶりに11位に入った。また、今回マークした総合記録の5時間22分21秒は関東を除いた地区の歴代最高タイム。昨年であれば7位に相当する記録だった。
日体大、大東文化大といった箱根の優勝経験がある大学をはじめ関東勢5校に先着。関東勢5校以上に勝ったのは、京産大が関東勢7校より先にゴールして5位入賞を果たした1999年以来、実に16年ぶりの快挙だった。

結果
1区14.6km 中西 健(4) 44分13秒 区間17位 総合16位
2区13.2km 上門大祐(4) 39分09秒 区間10位 総合13位
3区 9.5km 中井脩人(4) 27分48秒 区間8位 総合10位
4区14.0km 大貫陽嵩(3) 42分18秒 区間15位 総合12位
5区11.6km 田中悠介(3) 35分21秒 区間13位 総合12位
6区12.3km 元木駿介(2) 36分56秒 区間10位 総合11位
7区11.9km 奥村杏平(2) 36分42秒 区間12位 総合12位
8区19.7km 寺西雅俊(3) 59分54秒 区間10位 総合11位
総合記録 5時間22分21秒
コメント
1区中西健選手
「今回、個人的には走れなかったけど後ろの4回生2人が盛り返してくれた。前回も走っていたので仕掛けどころはわかっていたがペースの上げ下げに対応できなかった。チームとしてはみんないい走りをしてくれた。次の関西学生駅伝では今回の走りをもう一度して、前半から他の関西の学校を引き離して優勝する」
2区上門大祐主将
「区間6位を狙っていたので区間順位には納得していないが、目標としていたタイムに近いタイムを出すことができた。1区が出遅れたので挽回しようと思って走った。レース後は普段、いったん休むけど、今回は全日本があったので休まずに練習を積んだ。2週間ほど前に軽いけがをしてしまい走れない時があったが、結果的にそれで疲労を抜くことができた。1回生の時は同期が10人いて強い世代と言われていて全日本を目標に頑張ろうと言い合ってきた。今回走ったのは3人だけだったが、一緒にタスキをつなげてうれしかった。チームの雰囲気は明るくて目標に縛られるのではなくのびのびとやってこれた。関西学生駅伝ではしっかりと調整をして昨年1秒差に負けたリベンジを果たして優勝する」
3区中井脩人選手
「チーム全体では昨年よりも4分ほと総合タイムを縮めることができた。個人でも順位を一つあげることができて、チーム、個人ともに収穫のあレースだった。関西学生駅伝では他の関西勢に勝って今回の実力をもう一度見せつけたい」
4区大貫陽嵩選手
「集団で来てくれて、いい感じでスタートできた。後半巻き返すことができたが、山梨学院についていけなくて残念。プレッシャーもあったが、しっかり楽しむことを考えて走った。関西学生駅伝では区間賞を獲りたい」
5区田中悠介選手
「大貫が前の選手の背中が見える位置でタスキをくれたので出雲の時より楽に走れた。今回はいい調整ができていた。今回はコースの確認もできていて完璧な状態だった。全日本では関西1位になれてよかった。次も関西で1位になる」
6区元木駿介選手
「今回の結果は自分では満足できない。昨年の全日本は初めての出場でチームに貢献できなかった。今回はチームに貢献する走りを心がけた。関西学生駅伝では1位になりたい」
7区奥村杏平選手
「今回、自分は本調子ではなかった。その中でも最大限の走りができた。しばらく調子を落としていたが中学時代から通っている病院の先生に悪いところを全部治してもらったため、本来の調子に近づけることができた。今回の結果で油断してしまうと関西学生駅伝で負けることになるので今以上に調子をあげて、区間賞を獲りたい」
8区寺西雅俊選手
「調子もよく、出雲でもしっかり走れたので、今回も自信をもって走れた。昨年はアンカーを60分24秒で走ったので今回は60分切りを目標にしていた。走りの内容はよかった。次の関西では優勝をする。個人では区間賞を狙っていきたい」
濱西将大主務
「主力の4回生にみんなついていってチームの雰囲気は良かった。中西は本来の実力からするともっと上の順位に来るはずだったが、後ろの4回生2人が盛り返してくれた。後半区間は2、3回生が走ったが、しっかりまとめてくれて来年につながるレースだった」
次戦は11月21日(土)に丹後で行われる関西学生駅伝。昨年同着2位に終わった無念を晴らしたい。











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