12月19・20日に近畿大学記念会館にて、第1回オール西日本大学選手権大会(個人の部)が行われた。

男女合計で約300名が参加した今大会。京産大からは男子シングルスの小池雄太(1)と青木良磨(1)、女子シングルスの加藤麻貴菜(3)が出場した。

今大会は男子40リーグ、女子30リーグに分かれて4~5名でリーグ戦を行い、各リーグ上位2名が決勝トーナメントに進出し、優勝を決めるという試合形式で行われた。

初戦をセットカウント3-0で勝利し順調な滑り出しを見せた小池は、勢いそのまま1セットも落とすことなく1位でリーグ戦を突破した。「少しヒヤッとしたところもあったが、しっかり勝つことができてよかった。決勝トーナメントもこの調子でいきたい」と語った。


対照的に初戦をセットカウント2-3の接戦で落としてしまった加藤は、2試合目「カットマン」と呼ばれる防御主体の相手に対し強弱をつけた攻撃で攻め切りストレートで勝利した。試合後に加藤は「次勝てば決勝トーナメント出場もあるのでもちろん勝ちたいが、勝ちたいと思いすぎないようにしたい」と語った。
そして迎えた最終戦。1セット目から早いラリーが飛び交う展開となるが、徐々に点差を広げていき1セット目を先取。その後も2セット目を逆転して奪取した。続く第3セット、先にセットポイントまでたどり着いたが3連続失点を許しこのセットを落とした。流れを譲りたくない加藤は第4セット、序盤は互角の戦いだったが「5-4から6-4に出来たときに勝ちが見えた」と語った加藤はじわじわと点差を広げこのセットを奪い、セット数3-1でこの試合を制した。この勝利により加藤は2位で翌日の決勝トーナメント進出が決定した。
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リーグ最終戦を勝利し決勝トーナメント進出を決めた加藤


そして、もう一人の1年次生青木良磨(1)は第1試合、セット数3-2で勝利。そして第2試合、第1セットをミスやアンラッキーで落としてしまう。続く第2セットは先ほどのミスを修正して、ドライブを軸に攻撃を組み立て11―5で勝利。続く第3セットも11-8で勝利し、完全に流れをものにした青木は第4セットを11-3で勝利し、2勝0敗で迎えた最終戦。第1セットから白熱した展開となるが、相手より1枚上手だった青木は終わってみればセットカウント3-0で圧勝、全勝でグループ1位通過となった。青木は「決勝トーナメントは周りのレベルが何段階もあがるのでしっかり勝って行きたい」と決勝リーグへの意気込みを語った。
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ドライブを決める青木


日をまたいで行われた決勝トーナメント、京産大は出場した3名全員が予選を通過した。

一番初めに1回戦を迎えたのは加藤麻貴菜。「細かいミスをしないよう意識した」と語った加藤は、格上だと位置づけた相手に対し接戦を演じる。しかし、第1セットを9-11で落とすと続く第2セットを5-11で奪われる。最後までその流れを取り返すことができず第3セットも5-11で敗れ、加藤は1回戦敗退となってしまった。加藤はこの試合を振り返り「ミスをしないよう意識したが最後のほうは意識しすぎた。次は春季リーグ戦、周りが強くなるのは当然だし、新しい後輩が入ってくるがそういう勢いに負けず、今までより一つでも順位を上げたい」と次期主将としての覚悟と目標を示した。


続いて試合があったのは小池雄太。2回戦が初戦となる小池は第1セット、序盤から連続失点を許すが、すぐに追いつき一進一退の攻防に。試合はデュースに突入するがここは小池が14-12で制する。この勢いで続く第2セットを11-7で取り、最終セットも11-9で勝利した。「危ない場面もあったが、内容も調子も良かった。ここからどんどん調子を上げていきたい」と語った。
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得意のバックハンドを決める小池

この流れに乗りたい青木は2回戦。
第1セットを11-5といい流れでセットを取る。しかし第2セット、相手が攻撃の主導権を握り譲ってしまい2-11と完全に流れを奪われる。このままでは終われない青木は第3セットの終盤までリードを保ち続けるが9-7から痛恨の4連続失点を許してしまい9-11でこのセットを落とすと、続く第4セットも7-11で敗れ、1回戦で敗退となった。
試合後に青木は「自分のミスが目立った試合となった。そして相手のもう1本が返せなかったのも敗因の一つだった。これからの目標として台の近くでも台から下がっても勝てる選手になって。春季リーグでの団体戦を2部優勝に導きたい」と語った。


小池は3回戦も安定して実力を発揮した。第1セットを11-9で抑えると続く第2セットは11-8で勝利。第3セットになると調子を上げ、11-5でセットを取りセット数3-0のストレート勝ちを収めた。


コート整備をはさみ行われた4回戦。ここまで1セットも取られていない小池はベスト8進出を懸けた試合に挑んだ。相手は優勝候補の愛工大の松下選手。「明らかに格上の相手だった」と語った小池は第1セット前半を少しリードして中盤にさしかかる。中盤戦も優勢に進めていたが7-5から逆転を許し、終盤も1歩届かず9-11で第1セットを落とした。続く第2セットは相手の勢いを押さえきれず3-11でセットを取られる。後がない小池は第3セット、果敢に攻撃を仕掛けていき互角の展開にに持ち込む。しかしここでも連続得点で点差を広げられる。食らいついていく小池だったが点差は2点以上縮まらず8-11で敗れ、小池は4回戦で敗れるという結果になった。しかし1年次生ながら西日本ベスト16という快挙を達成したのは間違いない。
大会後、小池に今回の結果について振り返ってもらった。「相手は格上だった、こちらも強いボールを返さないとやられると思い反撃したが相手はまだ余裕があった。今回のベスト16という結果は素直に嬉しいが満足はしていない、もっと強くなってまずは春季リーグ、団体戦の2部全勝優勝で1部復帰を目標にして練習していく」
と悔しさを見せながらも次を見据えていた。
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試合終了後、悔しさを見せる小池


今大会はこれからの京産大卓球部にとって非常に収穫のあった大会になっただろう。
これらの選手はもちろん、今大会の出場を逃した選手たちの春季リーグでの活躍を期待したい。