4月24日に2016年度関西大学バレーボール連盟春季リーグ戦 男子1部1次リーグ第5日目対関大戦が関西大学で行われた。前日の大産大戦に勝利し、勢いに乗った京産大は、強さを見せつけ1次リーグを全勝で終えた。2次リーグは上位リーグで戦い、優勝を狙う。

京産大-関大
セットカウント  3-1
第1セット    25-18
第2セット    25-20
第3セット    25-10


〈第1セット〉
 なかなか自分たちのリズムに持ち込めず接戦になるが、伝統のつなぐバレーで簡単に点を与えない。積極的にサイドにボールを集め、点を積み重ねる。25-18で第1セットを先取する。
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〈第2セット〉
 このセットもなかなか自分たちのリズムをつかめず一進一退の攻防が続くが、徐々にセンター線の攻撃が決まりだし、流れを引き寄せる。エース森はこのセット7本の得点を決め、このセットも奪う。
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〈第3セット〉
 やっとかみ合い、強さが出たセットだ。速攻とサイドを上手く使い、ブッロクにアタッカーを絞らせず、京産大の猛攻が続く。最高6連続ポイントを奪い相手を大きく引き離す。14-5とリードした場面、東野が選手交代でコートに入りスパイクを決めると、ますます勢いをつける。相手に攻撃をさせないバレーで25-10と大差でこのセットも奪い、1次リーグを全勝で終えた。
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試合後のインタビュー

西田監督
「前日の大産大戦が山場だった。大産大は高さもあり、手ごわかったが勝てて良かった。今日は相手の応援もあってか、前半は力が出し切れなかった。しかし、今日は勝ちに来ているから後半以降は良くなってきた。前半は相手のブロックが良かったので、セッターが意識的にサイドを使い攻撃した。そのおかげで後半は相手のブロックが手薄になりセンターも使えるようになった。去年は上位リーグに行ってもなかなか勝つことができなかった。今年は優勝が狙える。かみ合っていない部分は上位リーグが始まるまでに調整して次に進みたい。一戦一戦全力で戦う。」
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森主将
「試合に勝ちはしたが、内容が良かったわけではない。特にブッロクの間が開いたり、バラバラに跳んでいたのでレシーブが上がらないことがあった。上位リーグの初戦で近大と当たるが、相手は背が高いので、その相手だけには負けたくない。初戦を勝ち勢いをつけたい。上位リーグに進め優勝するチャンスがあるので、優勝したい。」
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