5月15日に京都橘大学で行われた関西大学バレーボール連盟女子1部・2次リーグ下位。京産大は大阪体育大学との試合でセットカウント0-3で敗北となり、入れ替え戦出場が決定した。

千木良捺実コーチが「開幕からどんどん悪くなっている」と語るように、ここまで全敗と実力を発揮できない試合が続いていた。そこにとどめを刺すかのようにチームの中心人物である澁谷沙羅が14日の試合で負傷。今回の試合に出られず、22日の試合も厳しい状態となってしまった。

その澁谷の代わりとして試合に出場したのは主将、土持里香。
試合は土持の先取点から始まる。その後相手に連続4得点されるも、佐野史奈、薮木真由も攻め込み、14-15と中盤まで接戦が繰り広げられる。しかし、そこから相手の猛攻が始まる。
京産大に大きなミスはなかったが、攻めきることも出来なかった。結果、19-25でこのセットを落とす。

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第2セットはスパイク、ブロックで点数を重ねていき、京産大のペースで試合は進んでいく。
後半までリードを守り続け、油断することなくタイムアウトを取り全員に声をかけた。
しかし残り2点のところで、徐々に追い上げてきた大体大と同点に。
最後まで踏ん張ることが出来ず逆転されてしまい、25-27で2セット目も落とす。

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第3セット、このセットを落とすと入れ替え戦が決まってしまうため選手たちにも今までと違う表情が読み取れた。ボールを取れず悔しさからコートをたたく、ベンチまで飛び込む。必死さはその試合の選手、観客全員に伝わっていただろう。今まで頼り切っていた澁谷の分もボールを取らなければという気持ちは選手の積極なプレーに表れていた。
しかし、相手のブロックとクイックによる失点が重なっていく。それに加えて審判の判断が選手に戸惑いを与えてしまい、流れが止まってしまう。結果、19-25でセットを落とし、ストレート負け。2部降格の可能性がある1部2部入れ替え戦に出場が決まった。

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監督 塩谷 勇 
「澁谷が怪我で、おそらくしばらく試合には出られない状態。とりあえず彼女の様子を見ながらどうするかは決めていこうと思う。一次リーグでは他人任せのプレーで、後半になるにつれて悪くなってしまった。しかし今回、皆が頼ってしまっていた澁谷が抜けて、選手たちに自分がいくという気持ちが出てきたことはよかった。色々あって波を断ち切られることもあったけど、2セット目は取れてもおかしくなかった。流れも悪くなかったし、次の試合は頑張りたい。今はセットも取れないような状況になっているので、まずは1セット。そして、あわよくば勝利をつなげていきたい」

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コーチ 千木良 捺実 
「相手は関係なく自分たちのミスで負けてしまっている。開幕からどんどん負けてしまっていて、今もチームは悪い雰囲気を引きずってしまっています。入れ替え戦には絶対勝つしかない。あと1試合を入れ替え戦にむけて挑んで頑張っていこうと思います」

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主将 土持 里香
「負けているチームがボール追いかけないようになったら終わりなので、絶対諦めないことと思いっきりやろうと選手とは言っていた。思いっきりプレーすることはできたと思いますが、後半になると悪くなってしまうのでやっぱりまだまだです。私は初めて今季リーグ戦で、技術では普段から試合に出ている選手に負けてしまっていると思うので、声では負けないようにしていました。二次リーグまでブロックの強化とフェイントボールの処理を練習してきましたが、まだ足りなかった。次の試合はくだらない試合をしないように、入れ替え戦では負けたらということを考えずに試合して勝ちたいです」