西日本インカレの2日目が7月2日に西京極陸上場で行われた。日中の最高気温は35度を記録し、まさに熱戦となった。

【男子200m】
 6月の学生個人選手権で全国の準決勝の舞台に残った林田隼大(3)。初日に前日に行われた予選と準決勝では21秒60、21秒41と組1着で決勝進出を決めていた。優勝を求めて迎えた決勝は4レーン。予選、準決勝と同様にカーブで勢いづくかと思われたが、いつもの伸びは影を潜めて6着。タイムは3mを越える向かい風の影響で21秒94だった。レース後は「遅いです」と一言。暑さの影響からか身体的疲労がうまく抜けなかったという。今回の西日本インカレでは優勝のほかに全日本インカレの参加標準記録突破を狙っていたという。今回はお預けとなったが、最近の勢いからすればいつ出てもおかしくはないだろう。林田の今後の活躍に注目だ。
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6位 林田隼大(3) 21秒94

【男子110mH】
 178cmの体を駆使してハードルを次々と越えていった。萩尾竜也は予選を組1着で難なく通過。準決勝は14秒43だったが、プラスで拾われての決勝だった。ハードルに対して予選は引き気味に、準決勝では突っ込んでしまったと振り返り、そこをいかに修正できるかが焦点だった。「思い切りいった」とスタートから攻めていったが、リード脚で1台目を倒してしまう。その後も流れに乗れず、10台目を越えたところで1人を抜き、7位でフィニッシュした。全日本インカレの標準記録をすでに切っているため、次の目標は14秒2台。来週に予定している大阪選手権がターゲットになってくる。
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7位 萩尾竜也(2) 14秒57

他の主な結果
男子100m
予選
1組2着 内記拓哉(4) 10秒99→準決勝へ
7組7着 仲島諒(4) 11秒01
8組6着 杉浦和博(1) 11秒21

準決勝
1組6着 内記拓哉(4) 10秒89
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今季のレースの中では体は動いているという内記

男子400m
予選
6組3着 美馬淳兵(2) 49秒35
8組4着 鯉田将史(4) 50秒31
11組3着 足立泰樹(3) 50秒01

男子800m
予選
10組2着 本井義明(1) 1分54秒83→準決勝へ

準決勝
1組3着 本井義明(1) 1分55秒57
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本井は準決勝で軽い接触があったため決勝に進むことは出来なかった

男子5000m
1組13着 奥村杏平(3) 14分55秒36

男子4×100mR
予選
9組1着 40秒46→決勝へ 
仲島諒(4)
林田隼大(3)
大鹿佑志郎(2)
内記拓哉(4)
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1走の主将・仲島が鋭いスタートを切る

男子4×400mR
予選
6組1着 3分11秒63→決勝へ
高井貴一(4)
杉山陽一(3)
蘆田京平(3)
美馬淳兵(2)
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組1着で決勝を決めた。写真は蘆田から美馬へのバトンパス

男子円盤投
16位 田中涼太(2) 40m70

女子5000m
13位 関真衣子(3) 17分08秒98
18位 川戸希望(1) 17分18秒33