7月9日、大阪・桃山学院大学体育館にて2016チャンピオンズカップ(世界選手権派遣選手決定戦)が行われた。
本学から、サイクルフィギュアElite部門(演技数上限30)で佐藤凪沙(外4)が出場した。
昨年冬に行われた全日本選手権大会から7カ月。京産大で迎える4年目のシーズンの幕開けだ。

5分間の演技に点数のついた30種類の技を組み込み構成。演技曲に合わせ、数々の技を繰り広げ、申請得点(技一つ一つの合計点)からの減点方式で採点される。
今回の演技で佐藤は、申請得点101.70点で臨んだ。

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大きく深呼吸をし、コートの真ん中へ向かう。審査員と客席に礼をした後、専用の自転車に。
大きな円を描きながら、「スタート!」とコール。演技曲のHallelujahの音楽が流れ、演技が始まる。
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得意のウィリー走行で持ち点をキープ。
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両ハンドルの上でバランスを保つ技。
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ハンドルに座り、タイヤを横に向ける
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ターン技にも力を入れる。
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演技終盤にはヘッドチューブウィリーrev.を華麗に決め、締めくくる。
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申請得点101.70点→結果66.81点
準優勝に輝き、見事8年連続の世界選手権出場を決めた。
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試合後コメント

佐藤凪沙選手
「今までで一番落車も多く、あまり納得はいっていない。練習で成功していた技が決まらなくて悔しい。演技前にコーチから『思い切りやれ』と言われていた技にポイントが付いたのでチャレンジしてよかった。8月のアジア選手権、12月の世界選手権では、今練習している技の精度をどれだけ上げられるかがカギになる。新しい技にも少しずつ挑戦していきたい」

佐藤康彦コーチ
「少しレベルを上げたプログラムに挑戦した。途中まで理想の形で演技できていた。これからの大会を見据えて、魅せる技を決められるように全体の見直しを図る。次戦で自己ベストをだせるよう、練習でしっかりコミュニケーションを取り、構成を練っていく。滑らかな演技の中に、メリハリを付けられるような5分間を目指す」

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今年もアジア、世界の舞台で自慢のスマイルを輝かせてくれることだろう。