7月20日(水)に関西学生サッカー新人戦の準決勝が京都大学農学部グラウンドで行われた。勝てば2年連続の決勝進出となる大事な一戦。相手は京都大学。完全なアウェーでのゲームとなった。

スタメン
GK 佐久間
DF 立石、湯田、谷川、美馬
MF 田中、大原、高橋、久保、守屋
FW 和田

リザーブ
GK 安楽
DF 岸、細谷
MF 園部
FW 栗田、細野、出原

 京産大のキックオフから始まった試合だったが、相手が完全に守りを固めた状態で思うように攻め込むことが出来ず、サイドまでボールを運ぶも相手に防がれるという展開が続き両チーム無得点のまま前半を終えた。
 ハーフタイムに小笠原コーチは「相手はガチガチに引いてカウンターを狙っている。こういうときにどうすればいいか考えよう」とアドバイスをしたという。そのアドバイスが上手くいったのか、オフェンスのリズムが良くなり攻め込む機会が増えていく。後半13分には大原のクロスを193㎝と長身の和田が合わせ待望の先制点を獲得した。その後は何度か相手からのカウンターに遭うが、佐久間の好セーブもあり無得点に抑えて1-0で京都対決を制した。試合後、ゴールを決めた和田は「まだまだ足りないところがある。競り負けもするし、長身を活かしきれていない」と結果に一喜一憂することなく前を見据えていた。積極的にボールを追った高橋は「オフェンスとディフェンスで連携にズレが生じていた。チャンスをしっかり決めていればもう少し楽に勝てた」と振り返った。
DSC_9039

DSC_9031

DSC_9034

DSC_9030

DSC_8974


 今回の結果により2年連続となる決勝に進出した京産大。小笠原コーチは「相手によって戦い方を変える必要はあるが、やることをやるだけだ。選手たちは少しずつだが成長している」と語った。