9月24日に関西六大学野球秋季リーグ第4節・龍谷大1回戦がわかさスタジアム京都で行われた。京産大は5回に2点を先制すると、その後は完全に流れを掴み7-0、完封勝利を飾った。
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京産大 0 0 0 2 5 0 0 0 0 = 7
龍谷大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 = 0

スターティングメンバー
1.DH 杉野
2.遊撃手 原井
3.左翼手 中北
4.三塁手 藤原
5.捕手 福山
6.右翼手 三輪➝西元➝八木
7.一塁手 西川
8.中堅手 岡村
9.二塁手 北澤
先発投手 湯川
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【試合展開】
 湯川翔太(2年)が龍谷大のエース瀧中投手とのエース対決を制し、完封勝利を収めた。湯川は9回を投げ被安打7とするも要所を抑え得点を許さなかった。
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 試合は序盤4回までは両者一歩も譲らない投手戦となる。試合が動いたのは5回8番・岡村遼(3年)が相手のミスで出塁し二塁まで進む。続く初スタメンの北澤龍一(4年)がきっちりバントを決め一死3塁のチャンスで1番・杉野翔梧(1年)に打席が回る。フルカウントからの7球目をうまくライト前に運んで1点を先制した。さらに2番・原井佑輔(4年)が右中間にタイムリーヒットを放ってこの回2得点。
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 6回は2番・原井のタイムリーヒット、3番・中北昂希(3年)の走者一掃のタイムリーツーベースヒットと相手のエラーでこの回一挙5得点、試合を決めた。

【試合後コメント】
勝村法彦監督
「今季はずっと打撃がよくなかったが、今日は7,8,9番から杉野、原井につなぐことができた。春以上に厳しい戦いでこれ以上負けることができないので、積極的に打つことを話して来た。湯川は7安打と打たれているが要所をしっかり抑えてくれた。ピンチでも落ち着いていた。北澤はチームで一番守備がうまい選手なのでまずは守備を固めるために起用した。また北澤は打線でもつなぐ打撃ができる。なので今日もいい形で杉野、原井につながった。
明日勝たないと意味がないので、必ず勝ちたい。」
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福山選手
「ブルペンから湯川は特別良かったわけではないが、丁寧に投げていた。春は4勝したが完封は1度もなかった。今日1~9回まで0で抑えて負けない投球をしていた。前節の反省点として打撃でつながりがないとチームで話していたが、今日はそれぞれが仕事をしていた。4,5番の調子が上がればというところだが、ゲームになれば最低限の仕事はしないといけないと思っている。自分たちは勝つしかない。目の前のゲームを一つ一つ勝っていきます。」
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湯川投手
「エース対決で楽しみにしていた。いつも1人で投げ抜く気持ちで投げている。ストレートで押すことができた。8回は狙い通りで、ストレートでつまらせることができた。今日は援護もあって、投げやすかった。自分たちはもう負けられない立場なので、全て勝ち切る。」
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原井選手
「調子に波があるのでずっといい状態で保ちたい。商大戦で負けてからも4年生で明るくチームを引っ張っていこうと思っていた。守備でミスが出ないようにしている。投手が打ち取った打球で(3回のセカンド封殺)北澤の声が聞こえたのでセカンドでアウトにできた。4年間ずっと一緒にやって来ているので練習通りできた。自分たちの力を出して勝っていきたい。」
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北澤選手
「スタメンは今日初めて聞いた。代走などとスタメンは気持ちが全然違う。選ばれたからには自分のやることはすべてできるようにしようと思っていた。結果は上出来だったと思う。自分たちは勝つだけなので明日もきっちり勝ちたい。」
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西川選手
「1打席目追い込まれてからインコースを詰まらされていたので、(6回の打席)来ると思っていた。整備のあとということもあってまだ相手投手に完全にスイッチが入ってないと思っていた。ここ最近バットが振れるようになって来ている。一戦も落とせない負けられない戦いが続くと思う。明日もしっかりうしろにつなげるように頑張る。」
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杉野選手
「岡村さんが出て、北澤さんが繋いでくれたので何としても返そうと思った。
大商大の2戦で点をとれず、今回少ないチャンスを物にして一本が出てよかった。
7点とることもでき、久しぶりに打線がつながって勢いが出た。この勢いで最後まで行きたい。
同期の1年生の頑張りが刺激になっている。寮では仲間だがグラウンドではライバル。互いに刺激し合えていると思う。」
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中北選手
「6回タイムリーツーベースは前の5回の打席で1番2番が打ったが、自分が見逃し三振に終わってしまっていたのでその借りを返す気持ちでやった。左ピッチャーは以前は苦手意識があったが、工夫をするとオープン戦以降に苦手意識がなくなってきた。1番2番が仕事をしてくれているので中軸らしい仕事をしたい。反省点はいくつかあるが、得点源を返せたのはよかった。」
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