5月4日に2017年関西学生ハンドボール春季リーグ戦2部5試合目対立命大戦が立命大衣笠キャンパス体育館で行われた。

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最多得点を挙げた橋本

 スタメン
 キーパー 松下和徳(3年)
 ポスト  伊藤大輔(3年)
 センター 角田皓亮(3年)
 右45  近藤大樹(3年)
 左45  市山貴大(4年)
 右サイド 橋本大規(2年)
 左サイド 石川幸樹(4年)


 ここまでの4戦を全勝で終え、勢いに乗る。今回の立命大戦で勝てば1試合を残して優勝が決まる大一番だった。最初に勢いに乗ったのは京産大。市山の先制点から橋本が2連続で得点を挙げ、開始10分の時点で3-0。一けた失点で快勝かと思われた。しかし、11分に相手にゴールを決められるとじりじりと点差を詰められる。25分には同点に追いつかれたが、そこから4連続でゴールを奪い12-8で試合を折り返した。後半はいきなり失点を許したが、取り返して相手を寄せ付けない。後半4分から5連続得点を挙げるが相手に3連続で得点を許し食い下がられる。17分から25分はわずか3得点だったが、この間の失点を0にして持ちこたえ、勝利を果たした。
 今回の勝利により、1試合を残して2部優勝が確定。入れ替え戦に臨むことが決まった。前試合の京大戦では一けた失点に抑えたが今回は20点近い失点を許し、理想とする守備の形が出来なかった。また、相手が退場で数的有利になった状態から点差を詰められるシーンもあり、課題が徐々に見えてきた。2週間後に控える入れ替え戦。何としても負けられない。そのためにも次の龍谷大戦でチームが目指すプレーを体現して入れ替え戦に臨みたい。

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コメント
井上朋広監督
「しっくりとこない内容。選手たちは負けないと思っていたはず。序盤に点差が開いた時点で相手に負けないと実感して単純に勝つ試合にしてしまった。1部を見据えるなら納得はいかない。悪いなりにも力にはなっていると思う」

北尾光隆コーチ
「コートを右往左往してしまった。これでは相手の思惑通り。自分たちはそうはさせたくなかった。速攻よりも成功率の高いシュートを打つことが大事。守備に関しては相手に振り切られる場面があった。次戦の龍大戦では入れ替え戦を見据えて1桁失点のイメージをもたないといけない」

石川幸樹主将
「入れ替え戦出場で1部復帰が目標。そのためには全勝が大前提となる。昨年秋に負けている相手で昨年とは逆の立場(昨年は立命大が全勝。今年は京産大が全勝)。落とせない試合だった。いかに相手のシュートを減らせるかを意識した。相手は速攻のチームだけどうちは正反対のチーム。相手のペースに乗らないようにした。次の試合に向けて内容を突き詰めていきたい」

橋本大規選手
「昨年秋に立命大と対戦して自分はその大事な場面でシュートを外すことが多かった。2回生は自分だけなので下級生代表として元気を出そうと思って引っ張った。入れ替え戦で桃山大と同じペースでやるとうまくいかない。遅攻でこっちのペースに持ち込んで勝利したい。そのためにも龍大戦で良いイメージを。入れ替え戦では7得点くらいを目安にしてチームに貢献したい」