第94回関西学生陸上競技対校選手権大会トラックアンドフィールドの部3日目が5月12日、ヤンマーフィールド長居及びヤンマースタジアム長居で行われた。

 女子5000㍍では棚池穂乃香(3年)が10000㍍に続き優勝。京産大として21年ぶりに5000㍍と10000㍍の2冠を達成した。また、藪田裕衣(4年)の1500㍍と3000㍍障害の2冠を合わせて長距離種目4冠という大会史上初の快挙を成し遂げた。

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史上7人目の5000㍍&10000㍍の2冠を達成した棚池

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棚池(左)と藪田(右)で大会史上初となる女子長距離4冠を達成した

 初日に藪田が1500㍍、棚池が10000㍍、2日目の3000㍍障害で藪田がそれぞれ優勝を果たし長距離種目4冠に王手がかかっていた最終日。5000㍍に出場した棚池は強さを見せた。2入りの1000㍍が3分08秒とややハイペース。2000㍍からは立命大の佐藤と一騎打ちになった。徐々にペースが落ちていくが飛び出すことはせず佐藤の後ろにピタリと付いてレースを進める。ラスト2周に差し掛かったところで満を持してラストスパート。2位以下をぐんぐん引き離して自身初の2冠を達成した。
男子10000㍍の奥村杏平(4年)はペースの上げ下げが激しい中で2年連続となる3位表彰台。男子4×400㍍リレーは一時、トップに立つ見せ場を作るなどして6年ぶりとなる3分08秒台をマークして4位に入った。男子200㍍の林田隼大(4年)が5位、男子800㍍の本井義明(2年)が7位、男子やり投の林田竜歩(3年)が8位にそれぞれ入った。
 男子総合の部に関して鈴木啓文主務は2部落ちの危機感を感じていたが、総合で7位に入って2部降格は免れた。

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林田隼は病み上がりで練習が出来ていない中でも5位に入った

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1500㍍に続き2種目入賞となった本井

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奥村はハーフマラソンと10000㍍両方で表彰台に上った

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杉山がトップで第2走者のもとへ

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勢いよく飛び出した河合

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混戦の中、落ち着いて走り出した蘆田

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美馬が1チームを抜いて4位でフィニッシュ

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林田竜は昨年の4位に続いて入賞

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結果
男子200㍍決勝
5位 林田隼大(4年) 21秒54

男子800㍍決勝
7位 本井義明(2年) 1分54秒84

男子10000㍍
3位 奥村杏平(4年) 30分15秒26
11位 黒川大輔(2年) 30分56秒50

男子4×400㍍リレー
杉山陽一(4年)→河合亜季(2年)→蘆田京平(4年)→美馬淳兵(3年)
4位 3分08秒94

男子やり投
8位 林田竜歩(3年) 62㍍22
9位 松村敬司(4年) 61㍍80
13位 三浦雅貴(2年) 58㍍18

女子5000㍍
優勝 棚池穂乃香(3年) 15分55秒80

コメント
棚池穂乃香選手
「5000㍍にかけていたから10000㍍の優勝よりうれしい。ロングスパートをかけたのは狙い通り。故障なく練習を積めていたから自信はあった。プレッシャーもあったが長距離全種目制覇を出来て嬉しい。今回の走りは学生個人や全カレにつながる」

奥村杏平選手
「レースペースが落ちた後は上がると分かっていたので心構えは出来ていた。去年も10000㍍を走ったけどそこからズルズル下がってしまった。今年は去年よりもいいレースが出来た」

杉山陽一選手
「前半を突っ込んで走ったことで後半もうまく流れた。個人では予選落ちだったけど、今回のレースは自信になる」

河合亜季選手
「そこそこ緊張もあったけど、1走からいい感じにバトンが流れたから前半から飛ばした。今後は個人でレースに出れるくらいの力をつけたい」

蘆田京平選手
「冬季から練習を積んできたことが結果に出た。マイルのタイムには正直驚いている。更に調子を上げて全カレのファイナルに残りたい」

美馬淳兵選手
「持てる力は出せた。結果には満足していないからここからもう一段階レベルアップしたい」