第61回全日本学生空手道選手権大会が7月2日、舞洲アリーナで行われた。


 男子個人組手では杉本一樹が準優勝、中島啓太が優秀賞。女子個人組手では中江真矢が優秀選手に選出され女子個人形でも佐尾瑠衣花が3位と存在感を示した。
 男子個人組手では度重なる故障により、この大会初出場となる4年次生杉本が躍動。1回戦を突破すると2回戦も同点の場面から連続ポイントを奪い勝利する。格の違いを感じさせる攻撃力で続く3回戦も5-0と圧勝。その後も連戦連勝で決勝戦に進出した。しかし、決勝戦で開始直後に左足にアクシデント。足を引きずりながら攻めに転ずるも、準優勝。
 中島は大きな声と共に相手を攻め立てる。4回戦では先取点を奪うも奪われ奪う展開。最後に一本を奪い劇的勝利。五回戦も突破しするも、準々決勝で敗れベスト8。
 村上志久摩は小柄ながら関西学生空手道個人選手権で優勝した実力通り、ダイナミックな攻撃で三回戦も逆転勝利し突破するも惜しくも4回戦で敗退となった。釜口幸樹は接戦で勝負強さを発揮し駒を進めるも、5回戦で今大会の覇者となった近大の西村拳(近大)に敗戦。関西個人選手権75㌔級準優勝に輝いた横井仁勇も判定にて4回戦敗退となった。
 女子個人形では佐尾が関西個人選手権3位の力を見せつけた。見事な演武で予選を4位で突破すると向こうグループ1位の武儀山舞(帝京大)を下し、準決勝へ。準決勝では惜しくも敗れるも3位に輝いた。女子個人組手では中江真矢が輝いた。4回戦では帝京大学の伊藤を蹴り中心に翻弄。続く準々決勝では中江とナショナルチームで同じの帝京大の鈴木眞弥に敗戦。ベスト8となり前述の通り、優秀賞にも輝いた。

コメント
荒賀龍太郎コーチ
「杉本がチーム全体を引っ張ってくれたのが素晴らしかった。11月の団体戦で連覇を狙いたい。連覇を狙えるチームであるから個々の課題に取り組み、まだまだレベルアップが必要。(杉本について)3年間怪我で苦しんだが彼の努力は見てきた。気持ちが出ていて感動した」

杉本一樹選手
「この大会は怪我で初出場となった。毎年、悔しい気持ちが強かった。なんとしても優勝したかった。決勝までは気持ちで進んでいけたけれど決勝で何も出来なかったのが情けない。(男子主将としてチームを振り返って)個人個人で見ればそんなに悪くはないとも思う。ただもっとレベルアップしなければならない。最終目標は全日本団体優勝。その為に個々のレベルアップはもちろんチームワークを高めていきたい」

中島啓太選手
「ベスト16で当たるはずだった昨年のチャンピオンに勝つことを目標にしていた。(そのチャンピオンは敗退)満足の行く結果ではない。高校の後輩に最後に負けたのでそれが非常に悔しい。団体戦に向けて自分は平常心を保てるようにしたい。どんな状況でも平常心を保てるように」

釜口幸樹選手
「近大の西村さんに勝つことがこの大会の第一目標にしていた。それだけに負けて悔しいし、残念。次の目標は全日本の団体で連覇すること。それに向けてもう1段階、もう2段階と成長できるように頑張っていく」

横井仁勇選手
「1回戦は動きが固かったが2回戦からはしっかり動けた。最後は判定で負けたのでポイントを取る組手も必要かと思う。団体戦でメンバー入りすることが目標。メンバー入りして連覇したい」

中江真矢選手
「昨年は1回戦で負けだった。今年はベスト8で、あと1個勝てば3位なのはわかっていたけど(ナショナルチームが同じの先輩に)少し苦手意識もあった。昨年のことを考えると少しホっともしている。来年は一番いい色のメダルをつかみたい」


杉本選手
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細見選手
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中島啓太選手
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釜口選手
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吉村文太選手
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中島智也選手
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横井選手
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村上選手
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中江選手
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佐尾選手
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