8月31日から9月2日にかけて長野県松本市美鈴湖自転車競技場で行われた第73回文部科学大臣杯全日本大学対抗選手権自転車競技大会トラックの部。
同じ高校で自転車競技をはじめた、松下綾馬(3)と山田康太(3)の2人が、この大舞台で揃って結果を残した。

京産大がトラック競技、目玉の1つとしてあげていた大会2日目のスクラッチに、山田が出場した。
最終着順で順位を決めるこの種目。「レース展開は読めていた」。(山田)そう語ったように、後半のアタックに反応し、集団前方に位置取る。最後のスプリントで先頭に追いつけず6着でフィニッシュするも、反則を取られ8位に降格となった。
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入賞を果たした山田だったが、試合後「優勝を狙っていたのでこの結果は悔しい。国体のスクラッチでは必ずリベンジしたい」と更なる目標を見据えていた。


続く3日目、1日目のインディヴィデュアルパーシュート予選をトップで通過した松下綾馬(3)は決勝に挑んだ。

1周333メートルのトラックを12周。計4kmを1人で走り、そのタイムを競うこの競技。
「相手選手には個人戦で勝っていたので自信はあったが、初めての1,2位決定戦で、開始直前は不安ばかりだった」。そう語った松下だったが、1周目から松下は相手選手をじわじわと離していく。
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松下有利のままレースは進む。ラスト1周を告げる鐘がなると、会場全体に大きな「松下コール」が響く。
その声援に後押しされ、リードを保ったままフィニッシュ。インカレの大舞台で、自身初となる全国優勝を果たした。

レース後、「とりあえず一安心、競技人生で初の全国優勝だったので大学まで自転車を続けて本当によかった」と、安堵の声を漏らした。
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秋田謙監督は「松下はスポーツ推薦ではなく一般入試で入学してきた。その選手がインカレで優勝したことに大きな意味がある」と語った。
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高校時代から互いに高めあってきた2人は京産大を牽引する存在に成長した。
今後もこの2人から目が離せない。
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左スクラッチ8位の山田 右個人追い抜き優勝の松下