2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第4節対関学大戦が10月28日、宝が池球技場で行われた。後半39分まで12点のリードを許していたが、大逆転勝利を収めて連勝を4に伸ばした。

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濱田のもとに選手たちが集まる

メンバー
1. 柴田知宏(4年 桂)
2. 中川将弥(4年 御所実)
3. 酒井健太(4年 春日ヶ丘)
4. 伊藤鐘平(2年 札幌山の手)
5. 谷山泰信(3年 東海大附属第五)
6. 上田克希(3年 東海大仰星)
7. 城間賢(1年 御所実)
8. 武田知大(3年 尾道)
9. 野村晋太郎(4年 桂)
10.中村悠人(2年 東海大福岡)
11.濱田将暉(3年 京都成章)
12.田畑凌(3年 報徳学園)
13.坂本英人(4年 御所実)
14.ニコラス・ホファ(1年 札幌山の手)
15.河野翼(4年 東海大仰星)
16.宮崎達也(3年 伏見工業)
17.横山慶太郎(3年 京都成章)
18.松本幸志郎(3年 東福岡)
19.廣隆太郎(4年 東海大仰星)
20.渡邊晃士(3年 天理)
21.吉住風哉(4年 常翔学園)
22.山内凌雅(2年 関西大学北陽)
23.寺崎栄一郎(2年 長崎海星)

選手交代
前半28分 5谷山→19廣
後半8分 10中村→22山内
後半35分 2中川→16宮崎

 ここまで3連勝と勢いに乗る。相手は初戦で同志社大を破った関学大。関西でトップの選手が集まっていると大西監督が分析するように決して侮れない相手だ。
前半に先制トライを挙げたのは関学大。ゴール前のラックからピック&ゴーでディフェンスを突破されてしまった。同19分に上田がゴール前ラックから持ち出してトライに成功すると河野のゴールも決まり同点に追いつく。同26分に関学大、同38分に京産大がトライを決めるシーソーゲームが展開された。前半ロスタイムにホフアが左サイドから40mほどを走り切り、21-14。この試合で始めて勝ち越しに成功した。
 後半に入り、相手を突き放したいところだったが、再び関学大にトライを許す。同12分、同31分にもトライを決められてしまった。中川は負傷交代、柴田も負傷により一時はプレーを中断するなど危機的状況に陥った。後半40分、敵陣前ラインアウトを廣がしっかりつかむとモールで押し込み追い上げる(河野ゴール成功)。後半ロスタイムに濱田が右サイドから相手ディフェンスをかわしてトライ。河野もしっかりゴールを決めて35-33と逆転に成功した。
 ゴールの2点差が明暗を分け、河野のゴールの精度が勝利の要因になった。今回の試合は前半のスクラムが0回、ラインアウトはミスが多発、モールでは押し込まれた。相手のトライはすべてFWの選手。前節から中5日のややハードスケジュールだったが、それでも京産大の強みをほとんど発揮することができなかった。冷や汗をかく試合だったが、貴重な経験を手にした。残りは3戦。勝ちを重ねて関西制覇を狙う。

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後半残り8秒で12点ビハインド。ここから逆襲が始まった

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宮崎がモールからトライを奪い追い上げを見せる

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ディフェンスをかわしトライを決めた濱田

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この日の河野のゴール成功率は100パーセント

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後半ロスタイムについに逆転を果たした

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濱田は今季二度目のマンオブザマッチを獲得

京産大35―33関学大
前半12分 関学大トライ ゴール成功 0-7
前半19分 上田トライ 河野ゴール成功 7-7
前半26分 関学大トライ ゴール成功 7-14
前半38分 武田トライ、河野ゴール成功 14-14
前半ロスタイム ホフアトライ、河野ゴール成功 21-14
後半6分 関学大トライ、ゴール不成功 21-19
後半12分 関学大トライ ゴール成功 21-26
後半31分 関学大トライ、ゴール成功 21-33
後半40分 宮崎トライ、河野ゴール成功 28-33
後半ロスタイム 濱田トライ、河野ゴール成功 35-33


コメント
大西健監督
「関学大の選手のポテンシャルは関西トップクラスと分かっていたが、対応できなかった。ここまで苦しまずに勝ってきたから少し油断があった。関学大は挑戦者の気持ちで挑んでいたから精神的な面でも相手が上だった。勝つことと負けることでは全然違う。勝って反省をしていかないと。翼はとてもよくやってくれた。チームとしても一皮むけるきっかけになったと思う。残りの試合はトーナメントの気持ちで臨みたい」

中川将弥主将
「アップの時からいけるだろうという油断があった。ゴール前まで行ったのにエラーもあった。FWのサポートも薄くミスも多かった。モールDFやラインアウトのボール確保など自分たちの武器であるセットプレーをひたむきに磨かなければいけない。自分が交代することに関しては信頼できるプレイヤーだったから不安はなかった」

上田克希選手
「ロスタイムになって意地でも勝つ、ミスをなくして相手よりも必死に、という思いだった。次節以降に向けて切り替えていく」

濱田将暉選手
「(ロスタイムは)自分からボールを要求した。ボールを受けたとき、フェイントをかけなくてもスピードでいけると思った。FWでプレッシャーをかけてBKで展開していこうと思ったけどできず、京産らしいラグビーをできなかった。勝てたことはよかった。1週間で修正したい」

宮﨑達也選手
「あのタイミングでの交代は驚いた。負けていたから流れを変えようと思っていた。持ち味のスクラムとブレイクダウンは発揮できた。次節も出場機会があれば長く試合に出れるよう、練習からしっくり取り組んでいく」


次戦は11月5日、鶴見緑地球技場で同志社戦。12時キックオフ。