第95回関西学生サッカーリーグ後期第10節関西大戦が11月12日、J-GREEN堺で行われた。試合開始11分で園部が先制し、攻められる展開が続くも、しっかりと守りきって勝ち点3を獲得した。

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 果敢に攻め込む久保

スタメン
GK・射庭康太朗(4年=セレッソ大阪U-18)
DF・守安陸(4年=神戸U-18)
DF・谷川由来(2年=守山北高)
DF・橋本侑紀(3年=セレッソ大阪U-18)
DF・木原豪(4年=東山高)
MF・松田岳(4年=日章学園高)
MF・立石和真(2年=セレッソ大阪U-18)
MF・園部凌平(3年=ガンバ大阪ユース)
MF・橋本和征(2年=東福岡高)
FW・高橋佳(3年=阪南大学高)
FW・久保吏久斗(3年=セレッソ大阪U-18)

サブ
GK・西川俊一郎(1年=京都橘高)
DF・湯田京志(3年=阪南大学高)
DF・美馬和也(2年=神戸U-18)
MF・田中聖也(2年=滝川第二高)
MF・田尻京太郎(1年=東福岡高)
MF・守屋諒(2年=東山高)
FW・堤原翼(1年=京都橘高)

選手交代
後半39分 MF園部→MF田尻
後半AT MF橋本和→DF美馬

京産大1−0関西大
前半11分 園部凌平

前節の姫路獨協大戦では3-0の圧勝。順位は10位ながらも勢いに乗り、いい流れで関西大戦を迎えた。
第5節の桃山大戦で怪我から復帰し、第8節の大経大戦からスタメンに舞い戻った和田は再びベンチ外となった。開始早々に相手に攻め込まれ、ckを幾度か与えてしまう展開が続くも、相手の連続ファウルでFKのチャンスを何度も得た。前半11分にFKからのこぼれ球を園部が押し込み、先制。その後も攻め込まれる展開が続くも、逃げ切り前半終了。
後半開始3分で早くもシュートを打たれ、前半と同じ流れかと思われた。しかし、木原や高橋の連続シュートで流れを掴み取った。後半36分、松田のckから高橋がシュートを打つもポストに嫌われた。その後も京産大が攻め込む展開が続き、試合終了。勝ち点3を獲得し、確実に勢いに乗ることができた。

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 幾度もチャンスを作った立石

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 決勝点を決め、喜ぶ園部

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 得点を狙う高橋

コメント
古井裕之監督
「自力で残るためにも目の前のゲームに集中しなければいけなかった。勝ち点3をとれたことは大きい。この時期の試合はリーグの順位は関係なく勝ちたい気持ちが強い方が勝つと思う。先制点を取れたことで守る気持ちをもてた。次の立命戦でもかって近大にも連勝したい」

木原豪選手
「残り3試合しかないからガムシャラにチームに貢献しようと思った。流れはあったし早めに得点することができた。負けるとあとがないので短いスパンで勝ちにこだわれるかが大事」

園部凌平選手
「みんな集中できていた。結果が出てない中2連続で決めることができた。FK時、こぼれたボールが来たからしっかり振り切れた。絶対勝たないといけない中で、みんなしっかり集中できている。逃げ切る時の質、攻撃を仕留めきれていないところが課題。インカレを目指している中で立命、近大には絶対に負けたくない」

橋本和征選手
「内容はあまり良くなかった。守ってばかりだったから攻撃はあまり良くなかった。最初に点を取れてよかった。いつもは前半に点は取れていないから、いつも通りではまずかった」

次節は11月15日、三木防災総合運動公園陸上競技場で立命館大と対戦。15時30分にキックオフ。

後期第10節終了時点順位表
1位 びわこ大 勝点47 得失点差+27
2位 阪南大 勝点38 得失点差+24
3位 大体大 勝点34 得失点差+15
4位 関西大 勝点34 得失点差+8
↑―――――インカレ出場圏―――――↑
5位 桃山大 勝点31 得失点差+13
6位 関学大 勝点29 得失点差+6
7位 立命大 勝点29 得失点差0
8位 大院大 勝点29 得失点差-2
↓――――――入替戦圏―――――――↓
9位 近畿大 勝点28 得失点差-8
10位 京産大 勝点27 得失点差+3
↓――――――自動降格圏――――――↓
11位 大経大 勝点5 得失点差-34
12位 姫獨大 勝点5 得失点差-52