ムロオ関西大学Aリーグ第6節対近畿大戦が11月25日、西京極球技場で行われた。京産大は31-27で近畿大を破り、リーグ戦を勝利で終えた。

メンバー
1. 柴田知宏(4年 桂)
2. 中川将弥(4年 御所実)
3. 酒井健汰(4年 春日ヶ丘)
4. 伊藤鐘平(2年 札幌山の手)
5. 廣隆太郎(4年 東海大仰星)
6. 上田克希(3年 東海大仰星)
7. 横山尚樹(3年 常翔啓光)
8. 武田知大(3年 尾道)
9. 野村晋太郎(4年 桂)
10.山内凌雅(2年 関西大学北陽)
11.濱田将暉(3年 京都成章)
12.田畑凌(3年 報徳学園)
13.坂本英人(4年 御所実)
14.ニコラス・ホファ(1年 札幌山の手)
15.河野翼(4年 東海大仰星)
16.宮崎達也(3年 伏見工業)
17.横山慶太郎(3年 京都成章)
18.松本幸志郎(3年 東福岡)
19.城間賢(1年 御所実)
20.渡邊晃士(3年 天理)
21.吉住風哉(4年 常翔学園)
22.中村悠人(2年 東海大福岡)
23.寺崎栄一郎(2年 長崎海星)

選手交代
後半0分 5番廣→19番城間
後半3分 14番ホファ→23番寺崎
後半17分 10番山内→22番中村
後半26分 2番中川→16分宮崎

京産大にとって関西大学Aリーグの最終戦である近畿大戦、京産大は既に選手権出場が決まっていたが、良い形で全国へ行くためにも負けられない戦いだった。
試合開始直後、前半4分に武田がラックから持ち出し先制のトライを奪う。しかし、直後に近畿大に2トライを連取され5-12と逆転を許す。京産大も同21分に濱田が近場に走り込みトライ、河野のゴールも決まり同点に追いつくが、その後はイケイケムードの近畿大を止めることが出来ず、2トライと1キックを決められ12-27と点差を大きく離された状態で試合を折り返した。
後半に入ると京産大も落ち着きを取り戻し、攻める時間が増えるも得点には繋がらず、苦しい時間が続いた。しかし、後半17分に山内との交代で入った中村がディフェンスラインを突破、サポートに入った濱田へとパスがつながりそのままトライが決まる。その後も後半からホファとの交代で入った寺崎が同38分にラックから持ち込んでトライ、更にロスタイムに同じく後半からの城間がトライを奪い、見事逆転勝利を収めた。

今回の試合では、前半は近畿大の雰囲気に呑まれ思うようにラグビーが出来ず、自分たちのミスからトライを奪われるシーンも見られたが、ハーフタイムの間に修正することで逆転勝利をすることができた。最後までハラハラする展開だったが、この経験は必ず京産大にとってプラスになるだろう。大学選手権も京産大の活躍から目が離せない。

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ファーストスクラムで近畿大を圧倒

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強力なボールキャリーをみせる田畑

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反撃の狼煙をあげた中村

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トライする濱田

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MOMに選ばれた城間

京産大31-27近畿大
前半4分 武田トライ 河野ゴール失敗 5-0
前半7分 近畿大トライ ゴール成功 5-7
前半16分 近畿大トライ ゴール失敗 5-12
前半21分 濱田トライ 河野ゴール成功 12-12
前半26分 近畿大トライ ゴール失敗 12-17
前半31分 近畿大トライ ゴール成功 12-24
前半39分 近畿大ペナルティゴール失敗 12-24
前半42分 近畿大ペナルティゴール成功 12-27
後半18分 濱田トライ 河野ゴール失敗 17-27
後半38分 寺崎トライ 河野ゴール成功 24-27
後半44分 城間トライ 河野ゴール成功 31-27

コメント
大西健監督
「近畿大の勢いに呑まれて自分たちを見失っていた。後半に建て直せたことは財産。ハーフタイムに自分を取り戻そうよ、と選手たちに言った。これだけ取り返したのは彼らが素直だから。同志社に勝って、天理に対して挑戦者ではなくなってしまっていた。我々は挑戦者でないといけない。近畿大の勢いはいい経験になった」

元木由記雄コーチ
「前半は受けてしまっていた。いいゲームにしようと思っていたがいいゲームではなかった。後半の漢字を前半から出せていたらよかった。選手権はトーナメントなので、プレーの精度を高めていきたい。同志社戦以外は僅差のゲームで断トツの力はない。3週間で伸びるようにチーム力の向上が必要」

橋本弦軌主務
「京産がやりたいラグビーをやれたのは同志社戦。それ以外は僅差のゲームになっていた。夏に全勝できたことでFW、スクラムが強化されたが、天理に負けてしまった。そこを直さないと。主務として選手がプレーしやすいようにしていきたい」

坂本英人選手
「入りから攻めようと話をしていたけど逆に攻められていいムードを作れなかった。口だけになっていて修正できなかった。選手権では去年を超すことが目標。一つ勝って次も勝ちたい」

武田知大選手
「相手の空気に呑まれたが、京産大の原点に返り、DFやブレイクダウンで前に出ようと話した。相手の早い展開力に対応できず、思うようにDFできなかった。自分たちのアタックの時はミスが多く、継続力が無かったのでうまく回らなかった。ファカイが復帰してもコンタクトやそれ以外でも勝てるように」

城間賢選手
「チームの雰囲気がよくなかったので、いい雰囲気に変えようと思った。前に出る気持ちや、チームを鼓舞する気持ちがMOMに選ばれた理由だと思う。最初は驚いたがうれしかった」

河野翼選手
「前半は京産らしくない形だった。最初の10分はやれていたけど、集中力が切れてアタック、ディフェンスが消極的になっていた。京産大ラグビーをするためにエリアを取ってFWを前に出せるようなプレーがしたい」

寺崎栄一郎選手
「これまで出番がなかったけど、毎試合やるつもりでいたから準備はできていた。大舞台でトライを取れて良かった。自分の持ち味の縦を突く攻撃が活きた。チームとしては天理戦と今回の内容がよくなかったから修正して新しいスタートを切りたい」

濱田将暉選手
「試合の入りが悪く、ハーフタイムで修正しようと話し合った。接戦の試合で勝てたのは、自分たちの自信に繋がったと思う。みんながゴール手前まで行ってくれたので、相手をこじ開け、トライすることが出来た。大学選手権では一戦一戦たたかい、優勝したい」

次戦は12月16日、キンチョウスタジアムで大学選手権初戦。