京都学生駅伝
12月3日第84回京都学生駅伝が行われた。

京産大からは4回生率いる主力のAチームと1.2回生をメインにしたBチームの二チームが出場した。4回生にとってこれで引退となる。京産大は四連覇を狙うも立命大に敗れ、優勝を逃した。

1区ではAチームが2位の立命大に16秒差をつけ1位で通過。
一方Bチームは4位という滑り出し。好成績を狙う。
続く2区ではAチームの久保(4)が立命大に差を詰められる。ここから引き離しを狙うも、3区島田(4)が抜かれる。

DSC_5513

全力を尽くして走る西川。

そこから1位を狙い、必死に走るが、差をちぢめる事は出来ず、2位という結果に終わった。Bチームは3番目にゴールした。新しい世代が育ってきており、来年こそはリベンジを狙う。

DSC_5556
悔しげな表情でゴールを迎える。

Aチームリザルト(オープン参加を除く)
1区(8.1㌔)上坂優太 23分42秒 区間1位 通過1位
2区(5.2㌔)久保拓海 15分33秒 区間2位 通過1位
3区(8.1㌔)島田将志 24分35秒 区間2位 通過2位
4区(5.2㌔)日下聖也 15分42秒 区間2位 通過2位
5区(6.6㌔)西川和希 20分16秒 区間2位 通過2位
6区(7.2㌔)元木駿介 21分59秒 区間2位 通過2位

Bチームリザルト(オープン参加のためタイムのみ)
1区(8.1㌔)市川佳孝 24分51秒 
2区(5.2㌔)本井義明 15分42秒 
3区(8.1㌔)稲垣雄二 25分19秒 
4区(5.2㌔)井本景  16分7秒 
5区(6.6㌔)芦田航大 20分36秒 
6区(7.2㌔)畠中拓実 23分3秒 

コメント
1区上坂優太
寺西さんのタイムを目標にしていた。レースプランとしては上りでチャレンジしようと思っていてそれがうまくいった。下りもよくて会心のレース。新チームは0からのスタート。しっかりチーム内で話し合ってキャプテンの日下をサポートしていきたい。

2区久保拓海
駄目だった。1区の勢いをうまくつなげることが出来なかったのは自分の力不足。4年間、記録が出たりよかったところもあったけど最後に締まらなかったのが悔い。後輩たちに何を残せたかわからないけど、練習では他大学に負けてない。来年は立命館や関学大と勝負して欲しい

3区島田将志
調子はよくなかった。丹後駅伝が終わってからもう一度締め直そうと思ったけど、上手くいかなかった。最後の駅伝で、次の世代に繋げるためにもうまくいきたかった

4区日下聖也
建て直しが効く位置でたすきを持ってきてもらったけど、立命館に話されて不甲斐ない。今年は関西勢に完敗してしまった。チームの状況をこれから変えていかなきゃいけない。まずはまとまりをもって予選会に臨むために結果を残すことをみんなで共有して、個人でもチームを引っ張る走りにしたい

5区西川和希
このタイムは駄目。鴨川沿いからアスファルトに出たところで足が重くなってしまった。最後は胴上げで終わりたかった。

6区元木駿介
この4年間、いいことも悪いこともあったけどこの1年が1番苦しかった。下級生の時に強い上級生がいて、その人たちを目標にしてたけど、最後まで肩を並べることができなかった。これから京産は我慢の年が続くかもしれないけど、練習をするしかない。高い目標をもってやっていって欲しい

松田真吾監督
チームとしては立命館が上だった。全日本以降力をつけている上坂でリズムを決めたかったが、逆転されてしまった。Bチームは経験のつもりで出した。予選会から負け続けたので新チームで再起を図りたい。3年生に責任と自覚が出ていることも大きい


鈴木啓文主務
1つも勝つことが出来なかったのは悔しい。今までの京産大でなかったことだと思う。今はどん底の状態で来年はここから上がるだけ。今年の敗因はまとまれなかったことに尽きる。今の3年生はチームをまとめる力があると思うから、チームとしてまとりきれるか。そして、1、2年生がどれだけ力をつけれるか。主務は結果が目に見えないけど、すべてのパートと関わることができる立場。成長を実感できた