4月21日から5月5日にかけて行われた第45回関西学生バスケットボール選手権大会を準優勝で終えた。5日の決勝、序盤は互いに強固なディフェンスで均衡した展開が続いたが、相手チームに終始リードを許してしまう。後半は、ゾーンディフェンスで近大のオフェンスを封じ、持ち前の得点力を発揮し徐々に点差を縮めていく。そして第4ピリオドで逆転に成功。そのままリードを広げたかったが、近大の強固なディフェンスに阻まれ得点することが出来ない。終盤に再びリードを許し苦杯を喫した。

出場選手
#1永尾友弥
#3高田颯斗(S)
#10上田隼輔
#14川口廉人(S)
#17真鍋良太
#21会田太朗
#23サンブアンドレ(S)
#24大庭岳輝(S)
#38リンダ―ライアン雅輝(S)
#55田中亮

試合経過
第1ピリオド 序盤から近大に主導権を握られる。先制点を皮切りに激しいディフェンスで、オフェンスを封じられる。しかし、引き下がることなく得意の速い展開で攻め込み、リンダ―の3Pシュートとフリースローで追い上げる。互いに激しいディフェンスで得点が決まらない中、京産大はたまらずタイムアウトを取る。タイムアウト後、セットプレーでサンブのアリウープダンクがさく裂。一気に京産大ペースになるかと思われたが、同じようなセットプレーでアリウープを決められ思うように流れをつかめない。リードを許したまま15‐21で第1ピリオドは終了。

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第2ピリオド 流れを引き寄せたい京産大は、エース大庭のレインアップで先制。さらに、サンブがインサイドで主導権を握り1ゴール差まで詰め寄る。このまま波に乗りたかったが、3Pシュート2本を含む怒涛の連続得点で11点差に広げられる。近大はその後も得点を重ね15点まで差が開いた。しかし、終盤に意地を見せる。高田のバスケットカウントで勢いに乗り、ディフェンスでは3-2のゾーンディフェンスで近大に得点を与えない。終了間際、大庭の3Pシュートで9点差の34-43で第2ピリオドを終えた。

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第3ピリオド 試合を左右する後半の立ち上がり、前半と同様に近大にペースを握られてしまう。開始早々の連続ゴールで点差は再び15に開く。リンダ―が最初のフィールドゴールを決めるも、持ち前のオフェンス力を発揮できず苦しい展開になった。中盤にディフェンスを3-2のゾーンに変え勝負に出た。この作戦が功を奏し、会田、真鍋の好守にわたる活躍で点差を3点に。勢い止まらず、川口の好守備からのレイアップや会田のゴール下シュートで、53-55と点差を2点に縮めて第3ピリオド終了。

第4ピリオド 第3ピリオド終盤の勢いは止まらず、永尾のバスケットカウント、リンダ―の3Pシュートで一気に逆転。さらに、川口も3Pシュートを決めリードを広げる。しかし、勢いはここまで。中盤以降、近大の持ち味であるディフェンスからの攻撃を止められず再びリードを許す。点差は14点まで開き、68-82で試合終了。最後まで自分たちのバスケを貫いた近大に軍配が上がった。

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コメント
村上監督「プラン通りの展開に持ち込めず選手に申し訳ない。第4ピリオドで追いついたのは、仕方なくプランにない作戦を出したから。この作戦を出さなくてもよいチーム力を作れていなかったのが反省点。この負けがは成長に繋がると思う。何が起こるかをもう一度選手個人の中で、無限化していかないと良い結果にはならない。今大会の振り返りをしっかりして西日本に向けて準備したい。1年生の上田は想像以上の活躍をしてくれた。フレッシュな顔ぶれがチームに勢いをつけてくれれば良いなと思う。」

大庭岳輝「自分のプレーがあまりできず負けて悔しい。負けたけれど勉強になった。エースとしてもっと点を取らないといけないと痛感した。成長できたのは、自分のプレーに集中できたこと。最後にファールが多くなってしまったのは反省点。不完全燃焼。近大がゾーンに弱いことは去年から分かっている。ただ今大会ではチームの方針としてゾーンディフェンスは使わない守りをする予定だった。しかし、フィジカルでは格上なので大差をつけられてしまった。プランにはなかったが、引いて守りを固めるしかなかった。1対1で守る力をつけていきたい。3年生になったのもありますし、声を出さないといけないポジションでもあるので、意識して声出しをした。チームとしても新入生が入ったばかりで、探り探り戦ってきた。徐々に良いチームになってきたと思う。最後、結果は出ませんでしたが悲観する内容ではなかった。」

リンダ―ライアン雅輝「自分のシュートはしっかり決めることができた。チームとして大事なシーンでミスが多かった。今大会を通して成長したポイントは外からの攻撃がしっかりできるようになったこと。反省点は集中力が途切れる場面があったところ。どんな局面でも集中してプレーできるようにしたい。」

サンブアンドレ「新人賞を取れたのは良かった。自分のインサイドのファールが雰囲気を悪くしてしまった。」

上田隼輔「先輩の力になれるよう頑張った。1年生が大きな声を出してチームを盛り上げようと意識した。今大会を通してリバウンドの処理が一番成長したと思う。自分のところに穴が出来てしまったのが反省点。岳輝さん(大庭)と2人で穴を作らないようにしたい。」

戦績
122-54 追手門学院大学 
121-47 京都教育大学
68-56 同志社大学
74-67 大阪学院大学
80-53 関西大学
68-82 近畿大学

個人賞
敢闘賞 リンダ―ライアン雅輝
優秀選手賞 大庭岳輝
新人賞 サンブアンドレ

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試合予定
 6月3~10日に第68回西日本学生バスケットボール選手権大会が開催されます。初戦は6月5日(火)15時30分から滋賀大学教育学部VS静岡産業大学の勝者と戦います。会場は東和薬品RACTABドーム(大阪府立門真スポーツセンター)Aコートです。応援よろしくお願いします。