6月9日(土) 皇子山運動公園陸上競技場にて第17回滋賀県ラグビー祭が開催された。先制を許すもなんとか自らの形に持って行き、得点を重ね45-21で勝利を飾った。
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メンバー
1.岡留圭吾(4・常翔学園)
2.宮﨑達也(4・伏見工業)
3.松本幸志郎(4・東福岡)
4.上田克希(4・東海大仰星)
5.伊藤鐘平(3・札幌山の手)
6.戸井祐一(4・常翔啓光)
7.横山尚樹(4・常翔啓光)
8.フェインガ・ファカイ(3・日本航空石川)
9.廣田 瞬(1・天理)
10.山内凌雅(3・関大北陽)
11.藤野毅郎(4・流経大柏)
12.田畑凌(4・報徳学園)
13.中村悠人(3・東海大福岡)
14.寺崎栄一郎(4・長崎海星)
15.栢本 光(3・天理)
16.吉田泰助(3・石見智翠館)
17.金勇一(4・大阪朝鮮)
18.平野叶翔(1・西陵)
19.谷山泰信(4・東海大福岡)
20.渡邊晃士(4・天理)
21.永井陸(3・洛北)
22.赤松慎司(4・尾道)
23.外山翔平(3・府立摂津)
24.豊田秀介(4・大産大付属)
25.笹岡海斗(1・京都成章)

前半5分 立命館 トライ/ゴール成功 0-7
前半25分 寺崎トライ/栢本ゴール成功 7-7
前半31分 ファカイトライ/栢本ゴール成功 14-7
前半34分 田畑トライ/栢本ゴール成功 21-7
前半40分 ファカイトライ/栢本ゴール成功 28-7

後半2分 立命館トライ/キック成功 28-14
後半13分 廣田トライ 33-14
後半23分 中村トライ/栢本ゴール成功 40-14
後半30分 立命館トライ/ゴール成功 40-21
後半43分 田畑トライ 45-21

試合展開
好調ながらも多くの課題を抱える春シーズンも中盤戦。皇子山競技場に集まった多くのギャラリーは、メインゲームのキックオフを待ち構えていた。
ここ滋賀県大津市も、いよいよ来年に迫ったラグビーW杯のキャンプ地に選出された。大津をラグビーで盛り上げようーラグビー熱は沸々と伝わってくる。
先制は立命大。開始5分で奪われ、以後20分ゲームに大きな動きはなかった。その間、スクラムが思うように組めず、PR岡留から金勇一に交代。巻き返しを図る。
前半戦終盤、寺崎、ファカイ、田畑がトライを立て続けに奪い、終了間際にファカイが再びトライ。28-7と差をつけ、折り返した。
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後半開始直後に立命大にトライを奪われるも、再び流れを掴む。廣田がトライを決めるとこの日はCTBでの起用となった中村悠人もトライ。後半ロスタイム、留めは藤野が大きくゲインし、ゴールライン手前でパスを受けた田畑がトライを決める。
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京産大45-21立命大

試合後コメント
大西健監督
「最初、完全に相手に流れを渡してしまったが、よく立て直した。田畑が入ると攻撃だけでなく、ディフェンスでも組み立ててくれる。課題としてはセットプレー。一番の課題が課題のまま。言い訳せずに受け止めれるか、矢印を自分に向けれるか」

寺崎栄一郎選手
「前半のトライはミスも多く、流れも悪かったので自分が取るという気持ちでいった。田畑が帰ってきてプレー面に幅が出た。パスが出てなかったところがパスが通じるようになった。毎年FWに頼り切りだったので今年はバックスからも点が取れるよう、スクラムなどセットプレーから得点できるように取り組んでいる。四回生として、主軸となってやっていく」

岡留圭吾選手
「全然スクラムをうまく組めず相手の思うようにされてしまった。もう失敗は許されないと言われながらも、もう一度チャンスをいただけて、なんとか自分の形に持っていけた。もしも試合に出さしてもらえるのなら、今日みたいにならないように」

田畑凌選手
「自分が怪我をして、普段とは違い練習や試合を外から見た時に、自分たちの課題がわかった気がする。慌ててばっかりではなくもっと落ち着きをもたらせるように復帰後は心がけている。今回はいい形を出せたのでこのまま突き進んでいきたい」

次戦は6月17日(日) 環太平洋大を迎えての春季オープン戦。