6月23日、関西地区2次トーナメントの決勝戦が伊丹スポーツセンターで行われた。西村昴の3ランなどもあり、13対9で甲南大に勝利した。これにより8月に開かれる第70回全日本大学準硬式野球選手権への出場が決まった。

京産大 071 000 203=13
甲南大 140 000 211=9

スタメン
1(遊) 磯野幹大(報徳学院)
2(三) 西村昴(東海大大阪仰星)
3(一) 上村直輝(交野)
4(右) 高野航平(明徳義塾)
5(捕) 土井敬太(乙訓)
6(D) 河井壮太(高田商)
7(左) 黒川弘樹(京都成章)
8(中) 前田大地(比叡山)
9(二) 井上博喜(京産大附)

 先発・吉井稜央佑(滝川第二) 2回 5失点
2番手・木村悠斗(川西緑台)   4回3分の2 2失点
3番手・山下晴樹(岡山芳泉)   1回3分の2 1失点
4番手・片山環(大商学園)    3分の2  0失点

 全日本出場に大手をかけて挑んだ決勝戦は両チームの打線が爆発する乱打戦となった。京産大の先発は吉井。初回、四球と不運なポテンヒットで1点を失う。2回表先頭の土井が四球で塁に出ると、相手のエラーを含む3連打で逆転に成功、なおも2死1・3塁で2番西村昴が右スタンドに飛び込む特大の3ランを放ち一挙7点。甲南大を突き放したがその裏、吉井が4点を失うと7-5の3回から2番手の木村が登板。木村が3回から6回までを完璧に押さえると7回表、前田のスクイズなどで2点を追加する。7回に2点、8回に1点をとられた京産大だったが、9回に高野の犠牲フライなどで3点を追加し再度甲南大を突き放す。9階裏、強くなった雨が3番手の山下を襲う。制球を乱し4つの四死球で1点を取られたところで4番手の片山にスイッチ。厳しい場面での登板になった片山だったが後続をピシャリと押さえる完璧なピッチングをみせ試合終了。2年ぶりに全日本出場を決めた。

<コメント>
上村主将
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 「決勝だからといって固くならずにいつも通りの野球をしようと言っていた。1点は先制されたが焦らずせめて行けば勝機はあると思っていた。9回は打たれてもせめることができない天候だったので思い切っていけとピッチャーには伝えた。全日本出場は決めたが、精神面では点をとったあとに気持ちがゆるんで失点したり、技術面では守備の部分でまだ課題は残っているので全日本までに改善して全国で勝てるチームにしていきたい。2年前に果たせなかった優勝を目指して全日本も戦っていきたい。」

右越3ランを打った西村昴内野手
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 「打ったのは内低めのスライダー。1打席目がよくなかったので修正して打つことができた。残りの期間で課題を修正して関西大会で負けた同志社に全日本で勝って優勝したい。」

4人の投手を巧みにリードした土井捕手
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 「先発の吉井はあまり調子が良くなかったのでテンポよく自分のペースで投げるように言っていた。2番手の木村はストレートとスライダーが良く、気持ちをぶつけて投げてくれたのでキャッチャーとして嬉しかった。最後はストライクが入れば充分な状況だったので配球はあまり意識させず投げさせた。強いチームに勝つためにはミスを減らしていかないといけないと思うので修正できるように練習していきたい。全日本は4回生と一緒にできる最後の大会なので悔いの残らないように戦っていきたい。」

逆転タイムリーの井上博内野手
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 「打ったのはストレート。新チームになってからバッティングで貢献できていなかったので何とか貢献できるようにという気持ちで打席に立った。関西大会で同志社に負けているのでいい舞台でもう一度同志社と戦いたい。」