9月24日(月)関西六大学野球秋季リーグ龍谷大3回戦がわかさスタジアム京都で行われた。京産大は昨日に引き続き藤本が先発のマウンドに上がり6回まで無失点。打線も笹原の2点適時打で先制した。龍谷大3回戦を完封勝利で飾り勝ち点を獲得した。
DSC_0152


龍谷大 000 000 000 = 0
京産大 021 110 00× = 4

スターティングメンバー(後攻)
1.8 山本
2.6 宇都宮
3.D 杉野
4.3 西元
5.7 田井中
6.2 横山
7.5 笹原
8.9 川岸
9.4 酒井
先発投手 藤本

【試合展開】
 前日の息詰まるような1点差のゲームから一夜明け京産大ナインは勝ち点獲得へ総力戦となる3回戦に挑んだ。負ければ勝ち点を勝ち点を落とす崖っぷちの状況で勝村法彦監督は勝負に出た。
 先発は1回戦でマウンドに上がった川辺、もしくはエースの湯川だとみられていたが、2回戦で7回途中1失点と好投した藤本翔(法2)が異例の2連投。「(自身もリーグ戦で)あまり連投させたことはない」と勝村法彦監督が語り、この試合に賭ける京産大の思いが強く表れた先発投手となった。この藤本の連投が試合に大きな影響を与えた。初回、先頭打者を四球で歩かせるもなんとか無失点で切り抜ける。以降も毎回のように安打を浴びランナーを背負いながらの投球となった藤本だが要所で龍大打線に得点を与えない。いつもであれば140㎞/hを超えるストレートに変化球を織り交ぜるが、この日は前日の疲れがあってか球速はいつもより落ち、変化球もストライクボールがはっきりした球も多くみられた。それでも何とか粘り6回まで龍大打線を無失点に抑えた。
 連投の2年生左腕・藤本をなんとか援護した打線は2回裏一死から5番・田井中秀虎(済2)がデットボールで出塁すると横山がヒットでつなぐ。その後一死1,3塁であたりが止まっていた7番笹原大虎(済2)に打席が回る。「ここ最近は打つボールを迷っていたので、思い切っていこうと思っていた」と2点タイムリーツーベースヒットを放って先制点を奪った。7試合中4試合が逆転勝ちだった京産大が今秋初めて奪った先制点だった。「早い回に先制しようと話していた(笹原)」とチーム内でも話しており、奮闘を魅せる投手陣へのプレゼントとなった。3回裏にも山本貴也(営1)、宇都宮雄太(済2)、杉野翔梧(法3)の3連打で1点を追加。さらに4回裏には宇都宮が二死1,2塁からレフト線へタイムリーヒットを放ち大きな1点をもぎ取った。
 6回無失点と好投した藤本のあとは川辺が1イニングを0に、紀本が8,9回を危なげなく0に抑えて完封リレー。第4節・龍谷大戦を2勝1敗とし勝ち点を獲得した。
DSC_0093
DSC_0060

DSC_0049



【試合後コメント】
勝村法彦監督
「春負けたこともあって、龍谷大1回戦はかたさがあった。僕自身があまり連投させたことがない。連投は昨日の内容も踏まえて決めた。藤本は連投でよく投げてくれた。(光原、平山)両コーチともよく話をして、今朝先発を決めた。藤本には球場に来てから伝えました。本人も行きたいと。3回でも4回でも投げてくれれば良いと思っていた。思った以上で6回まで。初回、先頭打者に四球を許してしまったが、ランナーを出してからはいいボールが行っていた。変化球は引っかかったり抜けたりしていたが、ストレートは何とかよかった。疲れてはいたと思う。
田井中の死球から繋いだ。今回はじめて先制点を取れたのは大きかった。相手のミスから得点したあの1点も大きい。宇都宮には走り打ちにならないように、しっかり振り抜くように言った。ベンチでは4回生が中心に声を出していて、ダイヤモンドは横山が引っ張っている。勝ち点を取ることが大切。とにかく目の前の一戦に勝つこと。笹原は悩んでいるようだった、左肩がどうしても下がってしまいフライが多い。先制タイムリーはいい打球だった。」

横山裕也主将
「(藤本について)疲れはあったと思う。龍谷大は川辺か湯川だと予想して左打者を並べて来ていて、その裏をかいて左の藤本がマウンドに上がった。昨日は先制されて藤本も苦しかったと思うが、今日は少なかったが得点を取れて気楽に投げられたと思う。一年生の頃とは全然違う。もっと経験を重ねてプレッシャーのかかる場面でも投げてほしい。神院大3回戦は総力戦。誰が投げても抑えられるようにする」
DSC_0316



笹原大虎選手
「思い切っていこうと思っていた。反応でストレートを打つことができた。(商大戦から当たりが止まっていたが、)ここ最近は打つボールを迷っていた。
今日は初回に先制しようと話していた。藤本のためにも早い回に先制できてよかった。練習では上級生が引っ張ってくれている。」
DSC_0134


藤本翔投手
「昨日に引き続き連投だったので、肩や下半身が張っていたが、自分から投げたいと監督に言った。初回はストレートがいってなく、先頭打者に四球を与えてしまった。次回の課題。疲労がある中でも低めに投げ、打者を打ち取れたのでよかった。春季リーグ連敗した龍大から勝ち点を取れて、ここからチームが乗っていけるようなピッチングをしていく。」
DSC_0154


宇都宮雄太選手
「(4回のタイムリーヒット)杉野さんに回せばなんとかしてくれると思っていたので、絶対回すことだけを考えて打席に立った。打ったのはストレート。初球を叩くことができた。
春季リーグで龍大に連敗し、チームの士気が下がったので、今回は引き締めていった。
チームは練習から粘りをテーマに練習してきた。その粘りが成果として出た試合だった。
これからも負けられない戦いが続くが、チームに貢献できるバッティングと、積極的な守備で、チームを盛り上げたい。」
DSC_0100



川辺投手
DSC_0234


紀本投手
DSC_0325





次戦は先日雨天中止となり順延となっていた第2節・神院大3回戦。1勝1敗のままであるため、勝ち点獲得のためにも決して負けられない。この一戦は10月3日明石トーカロ球場で10時試合開始予定です。