2018関西学生ハンドボール秋季リーグ戦第8節対近畿大戦が、9月29日太陽が丘体育館で行われ、22-24で敗北を喫した。

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試合後に肩を落とす選手たち

 これまで敗戦を重ねてきたためにインカレ出場への道は閉ざされた。残留争いの渦中に置かれている京産大は今回の試合で勝利をすれば残留濃厚。一転して敗戦となった場合は2部との入替戦が濃厚になるなんとしても落とせない試合だった。

 勝たないといけない試合。その思いとは裏腹に、試合の入りには緊張感がなく、開始30秒であっさり失点を許す。攻めあぐねながらもポスト・伊藤大輔(4年=近江兄弟社)のシュートで追いつくが、その後すぐに失点。取られては取り返す。シーソーゲームが演じられた。2度の勝ち越しに成功するも些細なミスを多発し、相手に速攻を仕掛けられる。キーパー・山下祐太(4年=新宮)が体を張って止めにかかかるも1対1の状況を作られては失点を防ぐのは厳しく、再び勝ち越しを許す形に。右45・近藤大樹(4年=関大北陽)が連続得点を挙げるもリードを奪うことは出来ず12-14で前半終了。後半に逆転勝利を狙った。

伊藤
伊藤のディフェンス

山下
至近数試合はスタメン出場を果たしている山下

近藤だ
近藤が相手の守備をかいくぐってシュートを放つ


 後半30秒、右サイド・橋本大規(3年・九州学院)が後半初得点に成功。守備も機能し、徐々に流れを奪いたかった。しかし、一度失点を許すとその後は3連取を奪われ4点差に。センター・角田皓亮(4年=岩国工業)の仕掛けで状況を打破しようとするもマンツーマンディフェンスで動きを封じられてしまう。伊藤がイエローカードで2分間退場になると、数的不利の状況も相まって連続失点。最大7点差まで開いてしまった。

橋本
シュートをねらう橋本

角田
今節でも攻守でチームを引っ張った角田

中西
相手を引きずりながらシュートに行く中西一将(2年=九州学院)

近藤な
試合終了間際に得点を決めた近藤那年(2年=近江兄弟社)

 後半23分30秒から怒涛の6連取で追い上げを見せるも、逃げ切りを許し、無念の敗戦。次節同志社大戦で敗戦の場合は入替戦が確定。白星を挙げても他大学の勝敗状況では入替戦に回る。まさに、崖っぷちの状況に置かれてしまった。

京産大22-24近畿大
前半 12-14
後半 10-10

井上朋広監督
「試合に入れていない。心の準備が出来ていない。先週(天理大に)勝てたからやったら勝てる、と思ったのかもしれない。けれどやれていない。悪いなりに24失点。22点しかとれないチームが勝つには失点を21点に抑えないと。失点を勝ちの基準にしていかないと」

北尾光隆コーチ
「先週と違って出来ていたことがやれていない。4年にとって、本来はラスト2試合のはず。出し切れていたのか。どこか中途半端になっていたんじゃないか。結局最後は気持ち。気持ちが入って(最初から)試合に臨めていれば結果も変わっていた」

角田皓亮
「オフェンスで点が取れていて、こっちが(楽に得点を)取れると勘違いしてしまった。そのせいかどこかふわっとしていて、絶対点を取る意識がなかったし、ミスも多かった。次は勝つ」

近藤大樹
「入替戦に行かないための一番大事な試合だった。自分自身が苦手としている3:2:1ディフェンスを攻略することを念頭に置いていて前半は取れたと思うけど、それ以上に自分のミスからの失点が目立ってそれが後半に響いたかなと思う。後半は少しずつ修正できていたからそれが前半から出来ていたら...。かなりの確率で入替戦に回ってしまうけどチームの持ち味のディフェンスをしっかり強化して次の試合は勝ちたい」

山下祐太
「自分自身が試合に貢献できていない。先週みたいにディフェンスで止めて、キーパーでも止めてという試合を心がけたけど、修正できずに終わった。次節までの1週間、これが(ハンドボール生活)最後だと思って今日の課題を修正していきたい」

近藤那年
「秋季リーグからスタメン出場。不安もあった。シュートを決めること、チームの足を引っ張らないことを意識していた。今日はディフェンスが悪くて。(入替戦に回る)危機感がある。シュートはもちろんディフェンスで足りないところを改善していきたい」