関西学生サッカーリーグ後期第9節関西学院大戦がキンチョウスタジアムで11月10日、行われた。10本のCKを獲得するなど、積極的なプレーを見せるも0-1で敗れる。しかしこれで3連敗。残り2試合で勝利を掴みたい。

スタメン
GK・田中颯(1年=東京ヴェルディユース)
DF・種村幸也(4年=東山高)
DF・美馬和也(3年=守山北高)
DF・橋本侑紀(4年=セレッソ大阪U-18)
DF・西村柊哉(4年=神戸国際大附属高)
MF・田中聖也(3年=滝川第二高)
MF・立石和真(3年=セレッソ大阪U-18)
MF・田尻京太郎(2年=東福岡高)
MF・橋本和征(3年=東福岡高)
FW・高橋佳(4年=阪南大高)
FW・久保吏久斗(4年=セレッソ大阪U-18)

サブ
GK・西川駿一郎(2年=京都橘高)
DF・谷川由来(3年=守山北高)
DF・石川蒼大(1年=今治東中等教育学校)
MF・園部凌平(4年=ガンバ大阪ユース)
MF・石川貴登(1年=流通経済大附属柏校)
FW・和田健太郎(4年=ガンバ大阪ユース)
FW・今岡陽太(1年=大阪桐蔭高校)

選手交代
後半32分 和田→高橋
後半35分 園部→田尻
後半41分 田中聖→石川貴

試合経過 
後半38分 失点

結果
京産大 0-1 関学大

 
 前半は普段の守りを固めるスタイルを変え、一つ一つのチャンスを拾い果敢に攻めた。相手にFKを蹴られた直後の前半11分。ゴール前までボールを運び、相手陣をかき回した。またFW久保のシュートは相手GKに阻まれるもCKを獲得。MF田尻のキックは高い弾道を描きながら、仲間のもとにつながる。しかし相手GKのセーブでゴールを揺らすことは出来なかった。さらに攻撃だけでなく、守備でも魅せた。前半30分、33分の相手シュートをGK田中颯がスーパーセーブ。自陣ゴールを守った。前半43分にはCKから相手ゴール前でボールを奪い合い、相手GKがボールをこぼすも詰めるのが一歩遅かった。前半を無失点で折り返す。
 後半開始直後の後半2分、相手GKが飛び出したところをMF橋本和がシュートを放つが惜しくも枠外。後半に攻めるプレースタイルは関学の守りに阻まれ、シュート本数は計5本だった。メンバーを二人替えた直後、自陣ペナルティーエリアに入られ、失点した。その後もシュートを決められず、1-0で試合終了。3連敗を喫した。

コメント 

古井監督
「2試合前から勝てていない。相手がどこであろうと勝って負けの流れを断ち切りたかった。失点シーンは気持ちで相手に負けたと思う。ただ、負けたことは受け止めないといけない。今後は入替戦に回らず、一部残留を念頭にやっていく。立命館も入替戦の可能性がある、気持ちの差が出て来ると思う」

久保選手
「今年ずっと続いている失点の仕方だった。課題は決定機を作れていないこと。ゴール前までの形は出来ているのに決めきれないことが本当に多い。まだ残留が決まっていないので、勝ち点1を取りに行きたい。勝って終わる試合を目指す。チャレンジャーだという自覚を忘れずに次節も戦いたい」

田中颯選手
「相手の勢いがあることは分かっていた。勝点を取りたかったが、失点してから流れが悪い方に変わってしまった。今後も1年生として爪痕を残していきたい。それが来年にも繋がると思う。ピッチに立てる人で何かを掴めればと思う」

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前線でボールをキープする美馬

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存在感を見せつける和田

 3節連続で無得点。課題の得点力、決定力不足はまだ残っている。1部残留の為にも残りの2試合、勝ちに行きたい。粘りを見せろ、京産イレヴン。