11月24日、ヤンマーフィールド長居で最終節桃山大戦が行われた。大院大が10節の時点で入替戦に回ることが決定したため、京産大の1部残留は決定していた。最後は勝利で終わりたかったが、3−1で終わり4回生は引退となった。

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同点弾を放つ西村

スタメン
GK・田中颯(1年=東京ヴェルディユース)
DF・谷川由来(3年=守山北高)
DF・石川蒼大(1年=今治東中等教育学校)
DF・橋本侑紀(4年=セレッソ大阪U-18)
DF・西村柊哉(4年=神戸国際大附属高)
MF・田中聖也(3年=滝川第二高)
MF・久保吏久斗(4年=セレッソ大阪U-18)
MF・美馬和也(3年=守山北高)
MF・橋本和征(3年=東福岡高)
FW・高橋佳(4年=阪南大高)
FW・和田健太郎(4年=ガンバ大阪ユース)

サブ
GK・西川駿一郎(2年=京都橘高)
DF・種村幸也(4年=東山高)
DF・小林大真(京都両洋高)
MF・園部凌平(4年=ガンバ大阪ユース)
MF・石川貴登(1年=流通経済大附属柏校)
FW・大原俊輔(ガンバ大阪ユース)
FW・ベハラノナオキ(神戸弘陵高)

選手交代
FW和田→FW大原   (後半26分)
MF田中聖→MF石川貴 (後半37分)
FW高橋→FWベハラノ(後半37分)

 大院大の10節の敗北により、1部残留は決定していたため選手たちの表情には心なしか余裕があった。対する桃山大は勝てばインカレ出場が決定する重要な局面。なんとか桃山大に勝利し一矢報いたいところだった。
 試合開始早々CKや直接FKをくらうなど嫌な展開が続いた。前半12分にはGK田中のナイスセーブで危機を脱出するが同18分にPエリア中央からのシュートで失点、流れがさらに悪くなるかと思われた。同21分、橋下和の右クロスを西村がPエリアで合わせて同点。この同点弾を機に流れを持ち直し試合を折り返した。
 前半の流れをそのままに後半1分、田中聖が強烈なシュートを放ち絶好のスタートを切った。同12分には2連続のFKを放つなど流れをものにしていた。しかし同26分相手CKからの失点で流れが崩れると同36分にはゴール前からのシュートで−3−1。失点直後に石川貴、べハラノを投入するも流れを取り戻せず試合終了。8位でリーグを終えた。
 4回生はこれで引退となる。負けはしたが、全力で最後までやりきったため笑顔が見られるなど表情は軽やかだった。来シーズンは新1回生を加えての新チームが始動する。今の主力である4回生はいなくなるが残していくものは大きい。オフシーズンで京産大サッカー部は今以上に成長するだろう。来シーズンも注目していきたい。

コメント
古井監督
「この結果が京産大の実力。しっかりと受け止めないといけない。いろんな意味で積み重ねだと思う。4回生のメンバーは1年生の時から試合に出てた選手も多い。この代では本気でインカレ出場を目指していた。前季はいいスタートを切れて我慢の試合が出来た分、勝ち点も取れた。後季のスタートも悪くはなかったが、最終5試合を連敗で終わったというところは自分たちの目標がまだまだ明確ではなかった。口ではインカレと言ってるが、私生活を含めて本気でインカレを目指せていたのかというところが大きな課題。入替戦に回らずリーグを終えたことは来年も1部リーグで戦えるということで、十分評価できる。ただ、そこでいいのかという所。この結果を3年生以下はどう向き合っているか。自分に厳しくしていかなければインカレには手が届かないと思う。そういう所は全員で話ししてやっていかなければいけないと思う。
相手の技術に怖がっていたところもあって、DFも前に行けなかったが、西村のシュートで息を吹き返したところもあったが、京産大の球際の精度や勝負強さは桃山大のほうが高かった。個人のところのスキルを上げていかないといけない。4回生はこれが現実だと受け止めたと思う。新チーム立ち上げてからいろんな思い出やってきて、最後の試合で最大限の力を出したと思う。『4回生にはこれで人生が終わるわけではない。これを今日だけの評価だけでなく1年間よく頑張っていた。入替戦に回らずに終わったのは思えらの力だともう。素直によく頑張ったと思う』と声をかけた。
来年は1年生も入ってくる。今のレギュラー陣にも競争心を上げていきたい。個人のスキルを上げて質の高いサッカーを目指したい。来年は1つ1つのゲームに向き合っていきたい」

久保吏久斗選手
「悔いは残らないと言ったら嘘になる。気持ちの部分で下の代には見せれない。やってる途中は最後とは考えてなかった。時間経つにつれて引退だと感じてきた。振り返れば足らなかった所はある。まだまだ自分はサッカーを続けていく。この経験を糧に1からやり直していきたい。大学サッカーで学んだことはいっぱいあった。人生で1番と言っても過言ではないと思う。そういうものを表現するために1からまたやっていきたい。1回生から試合に出させていただいて感謝している。インカレ出場可能性があったことは良かったと思っている。1つの差で上の順位にも行けるし下の順位に下がってしまうと思う。勝負の難しさは改めて分かった。下の世代には次上に向かって欲しい。先制点が大事だと感じてくれたと思う。上の順位にいた時は順位を落とせないというプレッシャーはあった。ただ自分たちも経験したことなかったステージだと思う。後輩には『勝つために練習からしっかりやること。そこからインカレ出場も見えてくると思う。力があると思っている。頑張って欲しい』と伝えたい。親には4年間見にきてもらっていた。その感謝を忘れずにいたい。仲間にも感謝している。これからまた自分も戦いが始まっていく。頑張っていきたい」

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果敢に攻める久保

高橋佳選手
「今年1年間そうだったがこの試合も何もできなかった。去年7点取ったから今年はもう少し点をとって、っていう理想をもって今シーズンに入ったけど何もできなかった、遅いけれど最後の試合くらいはと思っていたのにできずに終わってしまった。前期が終わって、いつもより勝ち点が取れていて、インカレも狙える位置だった。今年こそはインカレ、という気持ちでいた。でも結局8位という結果で終わって勝負弱いとこが8位という結果。3年連続入れ替え戦で、そこに行かなかったという見方もあるのかもしれないけど、最初は関西優勝を目指していたので勝負弱いとこが後期に出てこの順位だと思う。
僕が1回の時の4回だったにの君がコーチをして、いつも気にかけてプレーのことだったりいろんな事言ってくれていた。恩返しするという意味でも『チームのために点を取る』と考えていたけど、それが出来なかった。にの君にも申し訳ないし10番という背番号を渡してくれた監督とかコーチにも申し訳ないし、僕が出ていない試合でも4年間親は毎試合見に来てくれていたんで親に1番申し訳ない。全部見に来てもらって感謝と申し訳ない気持ちでいっぱい。
後輩は結局はかわいいやつばっかだったので仲良くしてくれてありがとうというのと、リーグで優勝してインカレに行って活躍してほしいです」

田中楓選手
「リーグ途中から出させてもらって、タフにならないといけないと思った。これからは自分の存在感を出さないといけない。来シーズンはもう一回りスケールアップしないといけないと思う。西川さんの存在はいい刺激になっている。来年の目標はインカレ出場」

橋下侑紀選手
「チーム連敗中でなんとか連敗の流れを止めて後輩たちに渡したかったが、出来なくて悔しい。勝負所も弱くて、普段から勝負所にこだわっていけば、もっと上に行けたんじゃないかなと思う。主将としてはインカレ出場などを目指していたがこういう結果になってしまった。インカレ出場が見えた時は何もプレッシャーはなかったが、流れが悪い時に踏ん張れるか。インカレに行くチームはそういう勝負強さが光っていたと思う。4年間やってきて上のステージに行けるならいきたいと思う。3年連続1回生から試合に出ていたが3年連続入替戦に回っていた。自分の代は入替戦に回らなかったから良かったが、もう少し上に行けたと思うが、やりきったと思う。親には寮費を出してもらって、試合にも毎試合きてもらって、感謝している。恩返ししていきたいと思う。4年やってきて仲間とは暗くを共にしてきたと思う。後輩には、上に目指さないと上には行けない。がむしゃらにやって欲しい」

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主将としてチームを支えた橋下侑紀

八木主務
「元々マネージャーとして入部して、4年生から主務を任されて最初は戸惑った。1年間主務をやらしてもらってマネージャーの時より深くチームに入れたと思う。いい経験になったと思う。総理大臣杯やインカレには行けなかったけれど、みんなが頑張ってくれてすごく満足してる」