11月24日(土)西京極陸上競技場兼球技場で2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第7節対天理大戦が行われた。
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試合に臨む赤紺選手
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入場時の上田主将

勝てば優勝、この日1試合目の結果により、負ければ大学選手権へ3位通過が決定する大一番。1998年以来、関西王者から退いていた赤紺戦士たちは、関学大戦での大勝から1週間、「打倒天理」を目標にひたむきに戦い続けた。今節初の京都開催、駆けつけたファンたちはフラッグを振り、声援で彼らの背中を押していた。

〇スターティングメンバー
1.岡留圭吾(4年・常翔学園)
2.宮﨑達也(4年・伏見工業)
3.寺脇駿(3年=日本航空石川)
4.伊藤鐘平(3年・札幌山の手)
5.谷山泰信(4年・東海大福岡)
6.上田克希(4年=東海大仰星)
7.武田知大(4年・尾道)
8.フェインガ・ファカイ(3年・日本航空石川)
9.貴島由良(3年・京都成章)
10.中村悠人(3年・東海大福岡)
11.濱田将暉(4年・京都成章)
12.田畑凌(4年・報徳学園)
13.城川斗武(2年・常翔学園)
14.ニコラス・ホフア(2年・札幌山の手)
15.栢本光(3年・天理)
16.久保山幸樹(3年・筑紫)
17.横山慶太郎(4年・京都成章)
18.松本幸志郎(4年=東福岡)
19.横山尚樹(4年・常翔啓光)
20.城間賢(2年・御所実業)
21.赤松慎司(4年・尾道)
22.平沼大佑(3年・洛水)
23.青木悠紀(2年・筑紫)

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試合前の円陣

(試合展開)
攻め入る天理大に負けじと京産大も好ディフェンスを見せる。マイボールはキープし続け、両者譲らず10分が経過した。前半11分、試合を動かしたのは天理大だった。30分にもうワントライ。14点差をつけられた。ここで京産大も気持ちのこもったプレーで必死に食らいつく。

前半34分、ニコラスが抜きボールを受けた栢本がディフェンスをに脚を取られながらも再び立ち上がり、手を伸ばしトライを決める。駆け寄るメンバーにも笑顔がこぼれた。36分、またも栢本。ニコラスが相手キックをカットし繋ぐと田畑がキックで前に進める。栢本が追いつき頭から飛び込んだ。気迫溢れるトライだった。キッカーは今節からスタメン入りしたCTB城川、コンバージョン成功で12-14に。14点あった差はたったの2点にまで縮まった。天理大ボールを外に出し、前半が終了。スタジアム中に赤紺を讃える歓声が上がった。
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突破を図るファカイ

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駆け抜けるニコラス

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トライを決める栢本

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駆け寄る選手たち

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キッカー城川


後半10分前後、敵陣に攻め込みマイボールスクラムからの突破を図るが天理大のディフェンスに阻まれる。すると天理大もここから反撃に出た。徐々に得点を重ねていき、後半トータル56失点。京産大もメンバーの入れ替え等でチャンスメイクを試みたが見せ場を作れず無得点。12-70でノーサイドとなった。

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スクラムでも魅せた
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ディフェンスを交わす濱田

大西健監督
「(後半最初の)取らなきゃいけないとこがあったけど、取れなくてそこで流れが変わってしまった。天理についていって最後にもつれ込めれば、と思っていた。天理は盤石。前半は天理と互角にやれた。強さを目の当たりに出来た。選手権が目標だったから、そこに向けてはいい勉強になった。3週間でチームを作り直す。スクラムやモールは学生たちがレフェリーとコミュニケーションを取りながらやってくれた。天理相手に通用したと言ってくれていたから、そこ選手権の財産に。決めきれなかったのは力がなかった。2点差、4点差にしておけばチャンスがあった。もうちょっと後半粘らないといけなかった」

元木由記雄ヘッドコーチ
「途中まではプラン通り。1トライ1ゴール差までなら最後に勝負に持ち込めた。ゴール前で取れなくて、逆に取られてしまった。力があるチームだけに余裕があると差が開いてしまった。相手とゴール前で取りきる力の違いを感じた。もう一度リーグを振り返って何をするか考える。力をつけるためにやるしかない」

上田克希主将
「前半手ごたえはあった。後半で50-50の状況を作りたかった。通用した部分もいくつかあった。ひとりひとりのプレーの精度をあげていきたい。大学選手権では『京産大らしく、ひたむきに』。『FWで前に出てBKが応える』ラグビーを全国で見せたい」

田畑凌選手
「ずっと前から接戦を狙っていた。的を絞って敵陣に入っていくということは前半、出来ていた。9点差のなかゴール前で5分ほど攻めても取り切れなくてディフェンスの固さを感じた。(点差が開いた時は)ここで終わりではないからやっていこうと思っていた。ラスト10分はまだよかったけど試合の中盤は自分たちでは切れていないと思っていたかもしれないけど気持ちが切れてしまっていた。気持ちを残り30分保てるよう突き詰めていきたい」

宮﨑達也選手
「前半、ラッキーがあった部分もあったと思う。マイボールの時間が長かったのに取り切れなかったところがあった。シーズンを振り返ってもチームがふわっとしていた時期もあったように感じる。立命戦で負けてからチームが一つになって気持ちが入った。後半になってできてきたこともある。FWのセットプレーやリアクションスピードでは選手権で負けたくない。しっかり練習して挑みます」

栢本光選手
「リーグでの初トライだったのですごく嬉しかった。このリーグは初めてメンバーに入れた1年で、他のメンバーからの支えが大きかったと思う。抜けてきた相手へのディフェンスでは負けたくない。全員止めてやるくらいの気持ち。日本一を目指してトライとディフェンスで貢献していきたい。」

寺脇駿選手
「先週のスタメン抜てきは自分でも驚いたけど、自分の仕事をやり遂げるだけやなあと思った。気合いを入れて臨んでいた。天理のスクラムに対応できずにうまく組めなかった。スクラムで押してチームを引っ張っていきたい。FWからBKに勢いづけられるように3週間でもう一段階レベルを上げたい」

城川斗武選手
「初Aがスタメンでしかも相手は関西で一番強いところ。責任感感じた。前半は戦えたけど後半は…。ハーフタイムに元木さんから相手が2割増でくると言われていたけどそれ以上の力を感じた。全体的にディフェンスが悪かったからそこを修正していきたい。自分自身もキックを1本も外さないキッカーになる」

次戦は12月16日(日)大阪・キンチョウスタジアムで大学選手権。(対戦相手は未定)