2019年関西学生ハンドボール秋季リーグが8月31日から10月20日に行われた。インカレ出場を目指し始まった秋季だったが、リーグ中盤で減速し連敗が続いた。1部9位で入替戦へとまわり神国大に25―28で敗戦。2部降格となった。

《出場メンバー》
#1小西雄大(済3)
#2玉田天詩(理2)
#4中西一将(済3)
#5近藤薫(済3)
#9橋本大槻(済4)
#10藤田滉稀(営2)
#14石田佳治郎(法2)
#15長榮瑠伽(済1)
#17福島直弥(法2)
#19近藤那年(現3)
#20柴原遼介(営3)
#23大鹿壮真(現1)
#24慶田花拡(けだばな こう・営1)
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入替戦後の集合


 リーグ戦を9位で終え、2部2位の神国大との入替戦。
GK小西のセーブで始まり、石田がリバウンドを押し込み先制する。1点をめぐる攻防が始まった。
速攻を使いながらのオフェンスでリードし試合を進める。前半15分までに4点を決め調子を上げていた石田が同22分にアクシデント。相手選手と接触し出血したためコートを出る。その後追い越され2点離されるが、主将橋本のサイドシュートと速攻で食らいつき、前半終了間際の大鹿のシュートで14―14の同点で折り返す。

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サイドシュートを放つ主将橋本
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プレイでも気持ちの面でもチームを支えた副将中西
 前半の勢いを続けれず、後半序盤で連続3失点すると差を縮めることができない。なかなか得点につながらない中、同23分に橋本が得点し1点差。選手も盛り上がりを見せ、流れを掴むかと思われたが次の得点にはつながらず、点差は開いていく。ラスト2分を切ったところで神国大のタイムアウト。選手の顔に悔しさ浮かぶ。オールコートディフェンスで奪いに行くも、ダメ押しの1点を食い25―28で敗戦。2部降格が確定した。
前年度から改革を試みるも悔しい結果となってしまった。来年度の春季リーグで1部復活を目指す。
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ロングシュートで活躍を魅せた近藤
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持ち前のフットワークで相手ディフェンスを崩す柴原
《コメント》
橋本大槻
「目標も達成できず、2部に落としてしまってふがいない。言い合えない(ある意味)いい子のチームにしてしまった。大学生活最初の2年はパッションが強くて休みの日もトレーニングするくらい。気持ちと勢いだけでやってきたけど、3年生になって大人しくなったと言われるようになった。現実を見始めているから、身の丈に合った行動をとってるのもあった。4年でやるしかないと、、全体でみて結果は出てないけど成長した部分はあって、下位だけど1部で色々考えたし、課程というか、人としての成長、いろんな人の成長を見れたのは自分にとって、この4年間は大きかったんじゃないかな」

中西一将
「この1年副キャプをやらせてもらっていい経験になった。例年通りでなく、もっと強いフィジカル、強いチームと戦える土台作りが必要。個々に任せるのでなく一緒にクリアして、チーム力を上げていきたい。まずは同期、福島(次期副キャプ)を巻き込んで意識を高めていきたい。インカレ出場を目標にまずは春に1部昇格と、1つずつ目標をクリアしていきたい」

福島直弥
「自分がまだまだ力不足。今までと一緒じゃだめだと思うから、引っ張っていく存在になっていかないと。自分がそういう姿を見せないとやる気が起きないと思う」

井上朋広監督
「リーグ戦で2回勝ったけど、それは9試合中の話で今日は1回だけだから、今の実力がでた。」


《リーグ戦振り返り》
第1節大経大戦
春季で課題としていた立ち上がりの悪さが出てしまう。
開始4分半までにパスミスやカットから逆速攻などにより4失点。ポジションチェンジでオフェンスが機能すると10分までに3点を返し14分には大鹿のシュートで6-6の同点とする。しかし反撃もここまで、力の差を見せつけられ大量失点を許す。後半でも流れを変えることができず。監督、主将ともに「完敗だった」と力不足を痛感する。 

京産大―大経大
 18 ― 30
前 9 ― 17
後 9 ― 13

第2節大体大戦
前半は主にバックプレーヤーのミドルシュートなどで得点するが、点差が開き大体大を追う展開。19分に要の橋本が2分退場となるもGK小西の好セーブで点差を広げずに食らいつき11-15で折り返す。後半、橋本が先制点を決めるなど勢いを見せるが、「いつもなら防げるものが防げていなかった」と井上監督。大体大の攻守にリズムを崩されると徐々に点差を広げられる。その後も差を縮めることはできず敗戦した。

 京産大―大体大
  22 ― 32
前 11 ― 15
後 11 ― 17



第3節天理大戦
インカレ出場を勝ち取るには春季で7位の天理大相手にまず1勝挙げたいところであったが後半に大きく崩れ16-19と痛い敗戦となってしまう。
前半5分頃から約5分間両チームともに得点のない時間が続く。天理大に速攻やペナルティスローなどで均衡を破られる。悪い流れになるかと思われたが、大鹿の速く勢いのあるロングシュートで流れを止めると、その後もバックプレーヤーの活躍で得点を重ね、前半を11―9とリードして折り返す。しかし後半オフェンスミスからの失点が重なる。GK小西が逆速攻を好セーブするもディフェンスの戻りが遅くなりリバウンドを相手に入れられるなど悪い雰囲気が続いた結果、得点に結びつかないプレーが増えてしまった。後半を5点に抑えられ逆転負けとなった。

 京産大―天理大
  16 ― 19
前 11 ― 9
後 5 ― 10


第4節立命大戦
天理大戦とはうって変わって序盤からハイスピードな展開となった。前半5分、9分、10分に次々と2分退場となり差をつけられるが、ディフェンスが安定してきた前半20分、大鹿の速攻で追い越しに成功する。1点差の攻防が続き前半を16-15でリードして折り返す。後半も競った展開が続くものの相手の雰囲気に流されることなく進む。橋本の速攻やPTを確実に決め26分には5点差でリード、逃げ切り32-29で勝利した。

 京産大ー立命大   32 - 29 前 16 - 15 後 16 ― 14

第9節福科大戦
ここまで1勝7敗と入替戦回避には福科大に点差をつけての勝利が必要となった。序盤は相手選手のPTやポストシュートなどで失点が重なる。前半10分過ぎ近藤のPTから6連取し同15分で追い越すと11ー9とリードを守って折り返す。後半は速攻やポストを使ったセットオフェンスで得点するが、中盤に連続で失点し点差を縮められる。大鹿や近藤のシュートでなんとか逃げ切り21―20で勝利するものの勝ち点で並んだ福科大と近大間での得失点差により惜しくも入替戦が確定した。

 京産大ー福科大   21 - 20 前 11 - 9 後 10 ― 11

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リーグを通して好セーブでゴールを守った小西
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チームの得点源となった大鹿

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