12日、第36回西日本大学軟式野球選手権大会(11月12~16日)が甲子園で開幕し、初戦の京都文教大戦を4-2で勝利した。両チーム無得点の3回裏、2死1.3塁のチャンスで4番山内が左中間フェンス直撃の2点タイムリーを放った。負ければ終わりのトーナメント方式。チームメイトからマルテと呼ばれて親しまれる背番号31が、勝利を大きく引き寄せた。

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犠飛で生還し熱男ポーズを決める山内


スタメン

1(左) 末津 3打数1安打1死球
2(遊) 伊澤 4打数無安打
3(一) 松本 3打数1安打1四球1打点
4(捕) 山内 2打数1安打2四球2打点
5(三) 赤堀 3打数1安打1四球
6(中) 鎌谷 4打数無安打
7(右) 岡川 1打数1安打1四球1打点
8(二) 重光 3打数無安打
9(投) 矢田 2打数無安打1四球

H 吉田 1打数無安打
H 井上(平) 1打数1安打

先発・矢田 9回2失点

京文大 000 020 000 =2
京産大 002 001 10× =4

試合経過
 高校野球でもなければ硬式野球でもない。大学軟式野球の西日本一を決める戦いが阪神甲子園球場で始まった。初戦は普段から練習試合で対戦する京文大。前回の対戦は引き分けだった。1回表、甲子園独特の緊張感からか選手の動きが固く、四球とエラーで一死3塁。「ゴロを打たせるように意識した」と山内の好リードでしのいだ。両チーム無得点で迎えた3回裏、2死1.3塁で4番捕手の山内。「まっすぐを待っていた」と初球のストレートを左翼フェンスまで運び、2点を先制した。さらに同点の6回裏、1死2.3塁で岡川が左翼へ打ち上げた打球は犠飛となり勝ち越し点を上げた。生還した山内は、ベンチ前で松田(ソフトバンク)のパフォーマンスでおなじみ熱男ポーズを決め喜んだ。7回にも1点を追加し、4-2で2回戦進出を決めた。3年生最後の大会。京産大軟式野球部の「夏」はまだ終わらせない。
 

コメント

松本キャプテン(3年次)「足を使って野球をすることを試合前から話しており、それができたのが勝利に繋がった。スタメン9人だけではなく、後から出てくる選手が活躍してくれたのも大きい。文教大とは練習試合で対戦することが多いので傾向は分かっていた。盗塁させないようにけん制はしっかり入れるようにピッチャーに声掛けをしていた。7回のタイムリーは追い込まれていたので、当てることだけを考えていて結果的にいいところに落ちてよかった。左投手ということもあったので体を残して打ったのも良かったかなと思う。今大会で引退なので、悔いの残らないようにベンチメンバーも含めて全員野球で戦う。」

山内(2年次)「1打席目はカーブが入ってなくて、まっすぐが多い印象だったので、2打席目はまっすぐを張っていたら、初球に甘いボールがきたので思いっきりふり良い結果につながった。ファーボールが多くランナーを出してしまう場面が多かったが、2失点で抑えられたことは評価していいと思う。長打を打たれないように低めのリードを心掛けた。上位打線にはゴロを打たせるように意識した。2回戦は挑戦者のつもりで、3年生ともっと試合ができるように、自分たちが足を引っ張らずしっかりやっていきたい。」

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完投勝利の矢田

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矢田・山内バッテリー