2021年7月3日 西日本インカレ出場&シード権決定戦 第3節 阪大戦

前半の立ち上がり、堅いDFで失点を抑え相手との点差をつけた。慶田花の速攻や藤田のポストシュートで得点を重ね前半を17-7と大差で折り返す。後半には長榮の速攻で流れを作り、土橋の相手DFの間をこじ開ける豪快なシュートで得点を重ね33-15と点差をつけ勝利した。

【出場メンバー】
フローター
 #2 玉田天詩 (4年=北嵯峨)
★#3 柴田洸大 (2年=大阪偕星学園)
 #9 土橋勇太 (2年=長崎日大)
★#17 福島直弥 (4年=彦根翔陽)
★#23 大鹿壮真 (3年=向陽)
 #24 慶田花拡 (3年=興南)
サイド
 #7 五十嵐輝煕 (4年=千原台)
 #13 西晟永 (2年=東山)
 #15 山之内琢磨 (1年=粉河)
 #14 石田佳治郎 (4年=東大谷)
★#18 猪原琉矢 (2年=熊本マリスト学園)
★#20 長榮瑠伽 (3年=大阪偕星学園)
ポスト
 #4 楚南和輝 (2年=興南)
★#10 藤田滉稀 (4年=近江兄弟社)
ゴールキーパ
 #12 三角修平 (3年=関西大学北陽)
★#16 増山裕介 (4年=長崎日大)

★…スターティングメンバー

【スコア】
前半 16-12
後半 21-8
   37-20

【試合内容】
(前半)
2分の慶田花のシュートで先制する。直後に2連取されながらも流れを渡さない京産大。10分までに6連続得点で7-2と立ち上がりから相手との得点差をつける。慶田花の速攻や、藤田のポストシュートが冴えわたり、2人だけで10得点を挙げるなどの活躍を魅せ17-7で折り返す。

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▲ポストシュートを放つ藤田

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▲DFを割ってシュートを狙う慶田花

(後半)
立ち上がり、失点こそ抑えたもののなかなか得点できない。先制を許すが、長榮のサイドシュートで流れを渡さない。藤田、長榮の速攻でさらに点差をつける。土橋が途中出場すると相手選手に「戦車」と言わせる大暴れを魅せる。「アウト(相手DFの2枚目と3枚目の間)を割ってDFを引き付ける」ことに徹底しシュートを土橋は19分から24分までにカットインで4得点。果敢に挑む姿でチームを盛り上げ33―15。

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▲DFをかき分けシュートを放つ土橋

【コメント】
井上監督
―試合を振り返っていかがですか?
思ってより安心して見れた。もうちょっとスタートがこじれるのかなと思ったけど、相手ももっと調子を上げてバンバン来るかなと思ったけどそんなこなかったので、ああいうスタートを切ってくれるとベンチから口を出すことは全くない。最初の2試合とは全然アプローチが違ったかなと思う。試合慣れしてきたんだろうなという印象。

―後半に点が取れない時間もありましたがいかがですか?
これで相手にも点を取られていたら点差が縮まってしまっていたけど、相手にも点を取らせなかったから、それはそれでいいかな。ただ、それが1部でも通用するかと言ったら難しい。でも現状の中ではきっちりできているので少しずつステップアップしていると思う。

―下級生もたくさん出していましたがいかがでしたか?
3試合目だし、試合に出たくて練習しているからちょっとでもコートに立って自分の力を試すシチュエーションがないと練習も楽しくないからと思って出しました。


石田主将
―試合を振り返っていかがでしたか
全体的にはすごい良かった。3試合の中で1番よかったと思う。いつも言っている出だしの部分が若干もたついたけど、点差をつけることができたので、意識していることが発揮できたのが1番よかった。
誰が出てもやることは一緒だし、チームが勝つようにするのは変わらないと思うから、
後半から点数開いたときにベンチのメンバーがぱっと出てそこで、追い付かれたりとか、チームとしてやることができていなかったりとか、まったくなくて。出てきたメンバーがチームが勝つために自分がどういう役割になっているか、個人個人が理解できていた。サブのメンバーが出てきてそういうプレーをしてくれたら1番チーム力上がっているなという実感が持てる。

―次週までにどんな声掛けをしていきたいですか?
どんな相手でもやることは変わらないと思う。今日できた出だしを継続して、うまくいかなかった後半の10分点が入らなかったとき。ただ、そこでも点を取られないように粘れたのはよかった。点はいらないときこそDFをしようと声をかけるようにしていて、自分たちのストロングポイントはDFだと思っているから、苦しいときこそDFからリズムを作ってという子ができたかな。失点はもっとこだわれたかなと思った。最後の詰めの甘さというか枝で飛ぶのもいいけど、体で当たりに行く方が絶対いいし、キーパーもとりやすいシュートになるのでそういう部分では最後の詰めを意識することを


藤田
―どのようなことを意識してプレーしていましたか?
自分のポジションがもともと得点をとりに行くようなポジションじゃなくて、福島とかエースポジションの人に気持ちよく打たすっていう役割だから、それがうまくできたからこそ、自分に回ってきた。エースがしっかり打ち込みに行ってくれるからポストが空くわけやから、普段の練習から、スライドだったりのブロックが普段やっていることを出せたから特に決められたのかなと思う。

―試合を振り返っていかがでしたか?
先週の試合で立ち上がりが悪いっていうので、1週間練習してきて、特に1番意識してきたところだったから、そこをまずはやろうと話していて、(実際には)最低限の立ち上がりはできたと思うからそこは全体的にみてよかったなと思うのと、後半で点差が開いたときに相手に合わせてしまうことが多かったけど今回はそういうところも意識しようと話していて、2分退場があってもよく守れたし良かったと思います。

土橋 
―今日の試合は楽しくできましたか?
楽しかったです!!(笑い)

―どんなことを意識してプレーしましたか?
井上さんからとりあえずアウトを割ってこいと言われたんで、自分の仕事はアウトを割ることを意識して、あとはDF頑張ろうって思っていました。

―京大戦への意気込みをお願いします
試合を見て強そうだと思ったので締めるところはしっかり締めて楽しんでプレーしたいです。