令和4年度 近畿学生軟式野球連盟 春季リーグ戦
第11節 vs.大体大
於:伊丹市立伊丹スポーツセンター野球場
(2022年5月23日)


~試合結果~
京産大020 022 001 =7
大体大004 010 000 =5

~スターティングメンバー~
1 中 森本邑(2)
2 遊 安井謙介(3)
3 二 渡部匠(3)
4 一 軌保壱秀(3)
5 左 兒島保孝(3)
6 捕 山崎晴生(3)
7 右 伊藤岳空(2)
8 三 中島康介(2)
9 投 堀岡拓真(3)

IMG_1198


佛教大戦の快勝から1週間。今日・明日の2試合でリーグ優勝が決まる。今日の対戦相手は大体大。前回の試合では7-5で勝利したものの、実力のある難敵だ。

先制点を奪ったのは京産大。2回表、軌保と兒島が連続安打で好機を作る。その後一死満塁として、相手の捕逸から1人が生還。その後、押し出し四球で追加点も挙げる。3回裏に集中打を浴びて逆転を許すものの、5回表に先頭打者・森本が気迫のヘッドスライディングで内野安打で出塁し、前節で3打点をマークした安井が2ラン本塁打を放ち、同点に追いつく。その裏、スクイズで再び勝ち越されるも直後の6回表に森本の適時打などで試合をひっくり返した。結局そのリードを保ったまま、7-5で今節も大体大に勝利した。

今節の先発投手は左腕・堀岡が抜擢されたが、3回途中4失点で降板。しかし、その後を継いだ出村天磨(3)、吉岡知哉(3)がスクイズによる1点はあったものの、さらなる失点を防いだ。特に後半は1点差という厳しい展開が続いたが、安定した投球を続け、大体大打線を寄せつけなかった。打線も好調を維持している。中島は打点こそつかなかったものの、5打数4安打。本塁打を放った安井は9回表にも貴重な適時打を打っている。森本や伊藤にも複数安打が生まれており、出場する選手に満遍なく安打が出ており、前節に続き7得点を記録した。

これで破竹の6連勝を記録。そしてついに明日は因縁の神戸大戦。先日惨敗した相手に対して、同じ過ちは繰り返すことはできない。そして今回はリーグ優勝がかかっている。全国大会出場への執念を胸に、明日もチーム一丸で戦い抜く。

~試合後のコメント~
安井選手
IMG_1500

〇大体大に7-5で勝利
 「前半はちょっと押されていたのですけど、僕の本塁打からだんだん流れがこちらに来て良かったです。」
〇自身の本塁打が同点打にもなった
 「必死に打っていたので、よく覚えてないです。」
〇ダイヤモンドを一周するときにガッツポーズ
 「この本塁打で、さあ行くぞという感じで無我夢中でした。」
〇前節の適時打など、チャンスに強い
 「チャンスに一本というのを僕の中で目標にしているので、それが今結果として出ていて良かったです。」
〇前半は得点の取り合い。そこから後半は投手戦だったが、守備の安定感が光った
 「ミスしたら(勢いで)突かれるのも分かっているので、特に先頭打者の守備は大事に、みんなに声かけてやっています。」
〇明日の試合に勝てば優勝
 「明日は全員で、気持ちでぶつかっていくだけだと思っているので、初回から全力で戦っていきたいです。」
〇因縁の相手・神戸大に対して
 「2回も同じ相手に負けるわけにはいかないので、絶対にみんなで勝ちにいきたいです。」

森本選手
IMG_1320

〇大体大に7-5で勝利
 「先輩に頼ってばかりなので、明日の最後の試合は僕たち2回生が活躍して先輩に花を持たせたいなと思っています。」
〇安井選手の本塁打の前に、気迫のヘッドスライディングで内野安打
 「前の2打席で三振を取られているので、1番打者としてこのままではダメだなと思っていたので、なんとかして塁に出ようと思ってヘッドスライディングで結果セーフになって、その後安井さんが本塁打を打ってくれて良かったです。」
〇(森本選手の)母が観戦のため来場
 「やっぱり力んじゃいましたね。お母さんはたまにしか観に来られないので、良いところを見せたいと思って力んじゃって、良い結果があまり残せなかったです。」
〇母の前で2安打放っている
 「それが良い姿として捉えてくれたら嬉しいですね。」
〇残り1試合で、優勝の可能性も
 「明日で優勝が決まるので、1番打者としての役割をしっかり果たして(チームを)優勝に導きたいです。」
〇相手は因縁の神戸大
 「相手投手が自分と同じ2回生だったので、今度は負けられないですね。リベンジで絶対打ちたいと思います。」

~試合予告~
明日 5月24日(火) 14:30 vs.神戸大
@伊丹市立伊丹スポーツセンター野球場

【撮影、執筆:亀本皐介】