2022年関西学生アメリカンフットボールリーグDivision2/2022年12月3日/たけびしスタジアム京都
〈試合結果〉
京産大 和歌山大
第1Q 3 ー 0
第2Q 10 ー 0
第3Q 17 ー 0
第4Q 31 ー 7
〈試合レポート〉
第1Q
リーグ日程としては最終戦を迎えた和歌山大戦。
まずは京産大、WR13一原元弥、WR87高田諒生のランプレーでボールを進めると、DL齋慶多がフィールドゴールを決め先制点を獲得。(3-0)
ディフェンスではDB23k兒脇慶幸のインターセプトで相手に流れを渡さない。
第2Q
松本からのパスを奪わターンオーバーとなるも、続く和歌山大のパスを松本がインターセプトし返す。終盤、2nd&12から、QB15松本誠二がディフェンスを振り切ると右サイドを走り、RB31黒田大喜のランでゲインし3rd&2。前半終了17秒前、黒田が押し込みTDに成功した。齋もキックを決め10-0とリードし前半を終えた。
第3Q
高田のロングゲインで1stダウンを獲得すると、再び黒田のTDで点を追加。TFPも成功し0-17。良い流れのままRB44杉若一冴のランで大幅なゲインを奪い1stダウンを更新していくも得点には繋げられず。
第4Q
松本からWR99長尾奎蔵への約17ヤードのロングパスが通りフィールドゴールを選択。これも齋が成功させ、和歌山大を突き放す。(0-20)
ディフェンスがゲインを抑えオフェンスに移ると杉若、黒田のランプレーでボールを前へと進めていく。フィールドゴールも成功し、着実に点数を重ねた。(0-23)
LB42山本拓夢のタックルで和歌山大がロス。そのままセーフティで0-25に。
敵陣からオフェンスをスタートすると松本が一原へパスを通しTD(0-31)。「30点を目標」(長尾主将)と、相手に得点を許さぬまま目標通り30点を超えた。和歌山大も意地を見せ1stダウンを獲得していく。残り約1分で京産大のディフェンスをかわしTD、TFPも獲得したものの試合終了のホイッスルが鳴り7-31の快勝。リーグ最終戦を勝利で締めくくった。
最終順位はリーグ5位に確定し、今試合が4回生にとって最後の試合となった。目標に掲げていた一部昇格は後輩たちに託された。
4回生の皆さんお疲れさまでした!
〈インタビュー〉
長尾主将
ー今日の試合を振り返って
最後勝って終われたのが1番良かったかなって。あと、オフェンスは30点を今年目標にやってて、最後30点を越すことができたので、オフェンスとしてもいいイメージで終われたなというのがあって、今日が最後かはわからないんですけど明日の結果によって(取材日時点)、今日が最後の試合だったとしたらすごく良かったなという、そういう試合になりました。
ー和歌山大学の印象は
春にも試合してまして、その時のスコアが7-0の1本差で超えてすごく、人数が少ないチームでしんどいとは思うんですけど元気もあって、点差が離れていても全く衰えることのないいいチームやなって思いました。
ーハーフタイムはどういった話を
ちょっとまだみんな固いな、というのは話して「俺たちの実力はそんなもんじゃない」と。ちょっと緊張が解けたら出るからハーフタイムに話し合って、後半もっと点を取ろうやという話をしました。
ー今回の試合で良かった点は
結構ほぼランで攻めていって、下級生が活躍してくれたりとか、最後はやっぱ4回生が意地を見せやってくれたという、最後というところで力は出たかなというところは良かったと思います。
ー今シーズンを振り返って
もっとやれたなというのが、最後の1番の印象で。結果として3勝4敗で、去年は最下位だったんですけど、去年から三つ順位をあげて。ただ、(1部2部)入れ替え戦出場っていう目標を立てていたのでその目標は達成出来てなくて、それはまた来年以降のチームが叶えてくれたらいいかなと思います。
ー主将としての一年を振り返って
あんまり僕は厳しくやるとか向いてなくて、副キャプテンの一原が僕が甘えているところを厳しく言ってくれて、しんどい立ち回りをしてくれたなというのがあって。その分僕はフィールドでは1番声を出して引っ張ってというのはしっかりやろうと思ってたので、そう言った意味ではバランスのいいというかいい幹部が出来たなって思います。
一原副主将
〇リーグ最終戦を終えて
「まず7戦しっかりやりきれたこと、少しずつ怪我人は出たんですけど大きな怪我なく全員で戦い抜けたというのはすごく良かったなと思っています。今日の最後の試合に勝てたっていうのは良かったんですけど、シーズンでは取りこぼした試合というのが多くて、悔しさがないかというと嘘になるんですけど、まずは今日しっかり勝って7戦戦い抜けたのが良かったと思います。」
〇攻撃、守備共に和歌山大を圧倒
「最初も結構押せている部分は押せていて、なかなかスコアとかは取れてなかったんですけど、オフェンスとしてはしっかりドライブできていましたし、ディフェンスもしっかり抑えてくれていたので、このままやっていけば絶対に圧倒できるという感覚があったので、最後スコアに繋げてやりきれたのは良かったです。」
〇試合内で最も活躍していた選手を挙げるとすれば
「今日は途中から1年次生のランニングバックの杉若という子が入ったんですけど、ほとんど試合に出るのが初めてみたいで、秋はずっと怪我をしていてようやく治って、このユニフォームを着てという形だったんですけど、その中でも良いランを何本もやってくれて、本当に1年次生が活躍してくれるのは4年次生としても、次の代を見ても僕は安心できるので良い活躍だったなと思います。」
〇まだ他大学の結果によってはDiv.3との入れ替え戦の可能性も(取材日時点)
「僕らは今年ずっと、上位のDiv.1入れ替え戦に出場するということを目標に掲げていたので、戦績的に叶わなくはなったんですけど、チームとしてはそこをずっと目指しているチームではあったので、実際にそこには行けなくなったとしてもチームとしての雰囲気であったり、目指しているところであったり、全てはそこに基準をおいて僕らはやっているので、下の入れ替え戦に行くことになってもそこのメンタルというものは変わらないので、Div.3から上がってくるチームを今日以上に圧倒して、勝つことしかないと僕は思っています。」
〇今後のサギタリウスを担う後輩たちにむけて
「去年から下級生がずっと出てくれていたチームで、今年も1,2年次生がすごく出てくれているので、若いうちから経験を積んでその2年次生が3年次生になって1年次生が2年次生になってという下が経験のついた状態で上がってくるので、そういう力としてはDiv.2の中でも秀でたものがあると思うので、僕たちが成し遂げられなかった上位入れ替え、もっと長い目で見たら京産は絶対にDiv.1に所属するべきチームだと、そこを目指せるチームだと思っているので、甘んじることなく高いところを目指してやってほしいと思います。」
〈試合写真〉
〈試合結果〉
京産大 和歌山大
第1Q 3 ー 0
第2Q 10 ー 0
第3Q 17 ー 0
第4Q 31 ー 7
〈試合レポート〉
第1Q
リーグ日程としては最終戦を迎えた和歌山大戦。
まずは京産大、WR13一原元弥、WR87高田諒生のランプレーでボールを進めると、DL齋慶多がフィールドゴールを決め先制点を獲得。(3-0)
ディフェンスではDB23k兒脇慶幸のインターセプトで相手に流れを渡さない。
第2Q
松本からのパスを奪わターンオーバーとなるも、続く和歌山大のパスを松本がインターセプトし返す。終盤、2nd&12から、QB15松本誠二がディフェンスを振り切ると右サイドを走り、RB31黒田大喜のランでゲインし3rd&2。前半終了17秒前、黒田が押し込みTDに成功した。齋もキックを決め10-0とリードし前半を終えた。
第3Q
高田のロングゲインで1stダウンを獲得すると、再び黒田のTDで点を追加。TFPも成功し0-17。良い流れのままRB44杉若一冴のランで大幅なゲインを奪い1stダウンを更新していくも得点には繋げられず。
第4Q
松本からWR99長尾奎蔵への約17ヤードのロングパスが通りフィールドゴールを選択。これも齋が成功させ、和歌山大を突き放す。(0-20)
ディフェンスがゲインを抑えオフェンスに移ると杉若、黒田のランプレーでボールを前へと進めていく。フィールドゴールも成功し、着実に点数を重ねた。(0-23)
LB42山本拓夢のタックルで和歌山大がロス。そのままセーフティで0-25に。
敵陣からオフェンスをスタートすると松本が一原へパスを通しTD(0-31)。「30点を目標」(長尾主将)と、相手に得点を許さぬまま目標通り30点を超えた。和歌山大も意地を見せ1stダウンを獲得していく。残り約1分で京産大のディフェンスをかわしTD、TFPも獲得したものの試合終了のホイッスルが鳴り7-31の快勝。リーグ最終戦を勝利で締めくくった。
最終順位はリーグ5位に確定し、今試合が4回生にとって最後の試合となった。目標に掲げていた一部昇格は後輩たちに託された。
4回生の皆さんお疲れさまでした!
【記事 森本真子】
〈インタビュー〉
長尾主将
ー今日の試合を振り返って
最後勝って終われたのが1番良かったかなって。あと、オフェンスは30点を今年目標にやってて、最後30点を越すことができたので、オフェンスとしてもいいイメージで終われたなというのがあって、今日が最後かはわからないんですけど明日の結果によって(取材日時点)、今日が最後の試合だったとしたらすごく良かったなという、そういう試合になりました。
ー和歌山大学の印象は
春にも試合してまして、その時のスコアが7-0の1本差で超えてすごく、人数が少ないチームでしんどいとは思うんですけど元気もあって、点差が離れていても全く衰えることのないいいチームやなって思いました。
ーハーフタイムはどういった話を
ちょっとまだみんな固いな、というのは話して「俺たちの実力はそんなもんじゃない」と。ちょっと緊張が解けたら出るからハーフタイムに話し合って、後半もっと点を取ろうやという話をしました。
ー今回の試合で良かった点は
結構ほぼランで攻めていって、下級生が活躍してくれたりとか、最後はやっぱ4回生が意地を見せやってくれたという、最後というところで力は出たかなというところは良かったと思います。
ー今シーズンを振り返って
もっとやれたなというのが、最後の1番の印象で。結果として3勝4敗で、去年は最下位だったんですけど、去年から三つ順位をあげて。ただ、(1部2部)入れ替え戦出場っていう目標を立てていたのでその目標は達成出来てなくて、それはまた来年以降のチームが叶えてくれたらいいかなと思います。
ー主将としての一年を振り返って
あんまり僕は厳しくやるとか向いてなくて、副キャプテンの一原が僕が甘えているところを厳しく言ってくれて、しんどい立ち回りをしてくれたなというのがあって。その分僕はフィールドでは1番声を出して引っ張ってというのはしっかりやろうと思ってたので、そう言った意味ではバランスのいいというかいい幹部が出来たなって思います。
一原副主将
〇リーグ最終戦を終えて
「まず7戦しっかりやりきれたこと、少しずつ怪我人は出たんですけど大きな怪我なく全員で戦い抜けたというのはすごく良かったなと思っています。今日の最後の試合に勝てたっていうのは良かったんですけど、シーズンでは取りこぼした試合というのが多くて、悔しさがないかというと嘘になるんですけど、まずは今日しっかり勝って7戦戦い抜けたのが良かったと思います。」
〇攻撃、守備共に和歌山大を圧倒
「最初も結構押せている部分は押せていて、なかなかスコアとかは取れてなかったんですけど、オフェンスとしてはしっかりドライブできていましたし、ディフェンスもしっかり抑えてくれていたので、このままやっていけば絶対に圧倒できるという感覚があったので、最後スコアに繋げてやりきれたのは良かったです。」
〇試合内で最も活躍していた選手を挙げるとすれば
「今日は途中から1年次生のランニングバックの杉若という子が入ったんですけど、ほとんど試合に出るのが初めてみたいで、秋はずっと怪我をしていてようやく治って、このユニフォームを着てという形だったんですけど、その中でも良いランを何本もやってくれて、本当に1年次生が活躍してくれるのは4年次生としても、次の代を見ても僕は安心できるので良い活躍だったなと思います。」
〇まだ他大学の結果によってはDiv.3との入れ替え戦の可能性も(取材日時点)
「僕らは今年ずっと、上位のDiv.1入れ替え戦に出場するということを目標に掲げていたので、戦績的に叶わなくはなったんですけど、チームとしてはそこをずっと目指しているチームではあったので、実際にそこには行けなくなったとしてもチームとしての雰囲気であったり、目指しているところであったり、全てはそこに基準をおいて僕らはやっているので、下の入れ替え戦に行くことになってもそこのメンタルというものは変わらないので、Div.3から上がってくるチームを今日以上に圧倒して、勝つことしかないと僕は思っています。」
〇今後のサギタリウスを担う後輩たちにむけて
「去年から下級生がずっと出てくれていたチームで、今年も1,2年次生がすごく出てくれているので、若いうちから経験を積んでその2年次生が3年次生になって1年次生が2年次生になってという下が経験のついた状態で上がってくるので、そういう力としてはDiv.2の中でも秀でたものがあると思うので、僕たちが成し遂げられなかった上位入れ替え、もっと長い目で見たら京産は絶対にDiv.1に所属するべきチームだと、そこを目指せるチームだと思っているので、甘んじることなく高いところを目指してやってほしいと思います。」
〈試合写真〉
【撮影、取材 森本真子・亀本皐介】