京産大アスレチック

学内スポーツ紙「京産大アスレチック」を製作・発行する、京都産業大学体育会本部編集局のBLOGです。

サッカー部

《サッカー部》仕留めきれず敗戦…インカレへ黄色信号

 関西学生サッカーリーグ後期第10節、5位京産大は4位桃山大と対戦した。勝ち点で並ぶ同士の対戦となり、インカレ出場権を争うライバルだった。試合は、先制を許す苦しい展開。だが、美濃部のゴールで勝ち越し。そこから息を吹き返した京産大攻撃陣は相手ゴールに襲い掛かる。しかし、あと一歩届かず。逆にカウンターから失点をゆるし、1-2で敗れた。

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観客に挨拶をする選手一同。試合後の表情に笑顔はなく、涙を流す選手もいた。

京産大1(1-1)2桃山大

スタメン
射庭康太朗
二宮竜平
岩本泰士
米丸智幾
伊井野克也
杉元義紀
前田悠斗(’91)
守安陸
沖田宗一郎(’66松井慎太郎)
木匠貴大
美濃部寛樹(’84竹之下修弥)

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同点ゴールのシーン。美濃部の左足のシュートが決まった。

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木匠のポストプレー。前半は、激しいマークに苦しんだ。

試合展開

 桃山大に勝たなければならないのには理由があった。憧れるインカレの舞台―。今まさに、京産大は手にと届く位置にいる。第10節1日目終了時点での順位は、桃山大(勝ち点27の得失点差-8)、京産大(勝ち点27の得失点差-9)、大院大(勝ち点29の得失点差+2)大体大(勝ち点29の得失点差-2)。(大院大と大体大は第10節の試合消化済み。)自力でのインカレ出場(4位以内)には、二連勝が必須である。しかし、負けてしまうと、順位を5位から7位へとエスカレーター。勝利を喉から手が出るほど欲していた。多くの先輩が残していった「インカレに出場したかった」という言葉。この言葉を、今年は言わないためにも―。

 ウォーミングアップから、京産大の温度は2℃も3℃も高かった。『盛り上げていこうぜ!』。声がグラウンドをこだまする。今日にかける気持ちが強い証だ。マネージャーの4年生、平野もこの日からスタッフに再合流し、役者はそろった。あとは、全員で白星を掴むだけだ。

 選手入場前、コンディションが上がらないベンチスタートの金は、イレブンを鼓舞する。魂は選手らに預けた。あとはピッチ内で発揮するだけ。主審の笛が鳴ると、イレブンは空回りをしていた。相手のプレッシャーに対して、億劫になる。前線にボールを運ぶことが出来ない。ゲームの入り方としては、最悪だった。このままずるずると押し込まれると、失点は時間の問題。シュートの雨あられ。無駄な横パスをカットされ、ショートカウンター。もしくは、前線の木匠にボールをあてても、そこからの展開でパスカットされてしまう。何度もジャブを浴びた守備陣は、ついに打ち砕かれる。前半26分、左サイドCKをニアで合わせられ失点。流れは完全に、桃山大。窮地に立たされた。だが、諦めていかなかった。イレブンは失点後に、あつまり話し合い。気合いを入れなおした。
 この試合のファーストシュートは、前半30分。右サイド、守安がDF相手に強引に突破。そして、グランだーのクロスは前田へ。前田のシュートは枠を外れたが、流れは京産大に傾く。走りつかれた相手たいし、木匠は得意のポストプレー。ボールが収まりだした。
 同点に追いついたのは前半41分。木匠のポストプレーから右サイドやや中央で守安がドリブル突破。右サイドに相手DFを引き付けると、ボールは逆サイドの美濃部へ。美濃部はフリーでボールを受けると、左足で蹴りこむ。これがネットに吸い込まれついに同点に追いついた。前半においつけたのは大きかった。セットプレーでのチャンスが増え、得点のにおいがしてきた。
 
 後半、木匠へのマークが明らかに緩くなった。辛抱強く耐えた結果だ。その木匠は、CKから好機を作る。押せ押せムードで時計の針を進めていく。チャンスの後に、ピンチあり。後半、16分にはゴールネットを揺らされるがオフサイドでノーゴール。
 24分には、左サイドセンターライン付近の米丸からのロングピンポイントパスに、反応したのは美濃部。相手DFとの駆け引きにかって、放ったシュートは惜しくもポスト直撃。続いて、美濃部は右45°のFKでは、必殺無回転シュート。ボールは枠をとらえきれなかった。途中出場松井も、ゴール前で存在感を示す。相手DF二人に囲まれた中でのシュート。ただ、一点が奪えない。
 もどかしい時間を過ごすと、攻め疲れた京産大は、失点を許す。36分に、またしても右サイドからのクロスに、最後は押し込まれ、失点。この日の一点は京産大にとって大きかった。DF長身の岩本を前線におくパワープレー。最後のCKにはGK射庭も参加。どちらも、不発に終わった。無情にも試合終了の笛。大一番を接戦負けした。

 敗れた京産大は7位に後退。次節、23日ヤンマースタジアム長居で、びわスポ大を控える。インカレの条件は、22日の他会場でのカードで桃山大の敗戦が絶対条件。さらには、大体大と大院大が揃って敗戦の場合は、京産大は勝利(2点差以上)でインカレ出場権獲得。大体大、大院大のどちらかが、引き分けた場合は得失点差での争いになる。その場合は、びわスポ大戦は大勝が必要だ。

 現況は厳しい。希望はまだある。もしこの状況で出場が決まれば人は奇跡と呼ぶ。呼び込もう奇跡を―。この選手、チームならできる。そして、新たな歴史を作ろう。奇跡がある限り信じよう。そして、長居で歓喜の輪を。

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杉元も、中盤底で守備に徹した。

コメント
古井監督
「これがやっぱり…常に全国に行くチームと、言ってないチームの戦い方の差と感じた。ゲームの入り方は悪くて、悪くして、失点したが、その後うちらのペースに取り戻すことはできた。決めていかないといけないところを決めきれないとこういうゲームになってしまった。インカレ出場というのは、いいプレッっシャーになっていたとおもう。インカレ争いがいい意味で経験値になって来年以降に生かせると思う。びわこ相手になって、自力でのインカレ出場なくなって、他力になったが、勝って終わりたい。来週は3,4年生中心のメンバーになると思う。意地を見せてほしいと思う。結果は受け止めていこうと思う。今の現状、この時期はいつも入れ替え戦でヒヤヒヤしていたがそれがない。4年生は、この後の人生の方がもっと大変だと思うが、やってきたことを最後を全て出し切って、ほしい。」

小笠原HC
「一発でやられちったかー。つなぐサッカーをしようとするように、単純にクロスを入れてほしかった。押し込んで、クロス入れていけば、ゴールをおびかせると思った。2トップが疲れてきたときは松井を入れて変えようとした。ただ、決めないといけないところは決めないと。クリアミスとか、パスミスとかが繋がって失点を許した。攻め疲れかな。前半の流れも含めてこれが力かな。横パスの無駄なパスが多かった。前田が調子悪そうだった。とりかえしたけど、点をとりたかった。竹之下を入れて、前線点をとってる形にしたかった。みんな頑張っていると思う。この現状を受け入れないと。次は絶対勝つ。」

岩本
「一週間、この試合のために練習してきた。気合いが入ってたいのは、今日、チームが集まったときにも感じた。立ち上がりよくなかったが、修正できたのはチームの成長を感じる。勝ちたかった。結果とも、個人でも今日は相手の2トップを抑えきれなかった。ラストになるが、他力本願ではあるが可能性は残っている。4回生のためにも、負けて終わらず、最後勝ちたい。」

美濃部
「得点を決められたのはよかった。二点目、ポスト直撃のシュート含め、とらなければならないところだった。1点とって負けている試合が多かったのはそこらへんの原因もあるとおもう。インカレにむけて、やってやろうという前向きな気持ちが多く、プレッシャーはなかった。得点シーンは、(木匠)たかひろにボールを収めて、(守安)陸がでてきて、ああいう形が何度も出てくるといいと思う。最後はただ決めただけ。それまでの過程が素晴らしかった。もう最後。勝ちに行く。その結果、次にいければいいと思う。」

木匠
「相手が前から来て、それに対して、ボールやヘディングがでキープされた。クリアも前まで切られて、もうちょっとクリアのところを修正したい。だんだん、後ろの選手が蹴ってくれて、立ち上がりからはよくなった。収めて、展開してという一点目の形は、練習通り。FWが決めればというプレーで、セットプレーで失点して、踏ん張れなかった。4年生に対しての思い入れは、1,2年生に比べて、強い。自分もインカレに行きたかったが、自分がつれいていくという気持ちもあった。チームが勝つために、点をとりたい。びわこは攻撃が強い印象がある。負けんといけたらと思う。」

《サッカー部》首位狩り失敗も・・・自力でのインカレ出場可能性残す

 関西学生サッカーリーグ、首位・阪南大と京産大は対戦した。勝ち点27で4位の京産大は、インカレ出場に向けて勝ち点の積み重ねが必要だった。前半1分に失点するが、後半松井が同点ゴールを挙げる。しかし、その後は実力差を見せつけられ、1-3で敗れた。この試合結果で阪南大の優勝が決まり、目の前で苦杯をなめた。5位の大体大が敗れたため、4位を維持した。暫定7位の桃山大と次戦戦う。

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同点ゴールの松井

京産大1(0-1)3阪南大

スタメン
射庭康太朗
後藤亮太
岩本泰士
米丸智幾
伊井野克也(’91二宮竜平)
杉元義紀
前田悠斗
守安陸
沖田宗一郎(’66松井慎太郎)
木匠貴大
美濃部寛樹(’84竹之下修弥)


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ゴールを狙う木匠。惜しくもオフサイド

 「石の上にも三年」。京産大にとっていえば、関学大、阪南大の連戦は我慢の時だ。格上の相手に対して、試合の主導権を握るのは難しい。かといって、引いてばかりでは得点を挙げられない。前節の関学大戦はいつも通りの戦いをしたが、相手の実力に跳ね返された。今節は、首位の阪南大が相手。負けられない。ただ、勝たなくても良い。勝ち点を積み重ねたかった。
 美濃部は出場停止かと思われたが、イエローカードの累積警告は後期開幕戦に全てリセットされており、出場が可能だった。その美濃部は、その退場した試合以来の先発。コンディション不良の二宮、松井はベンチスタートとなった。
 最低でも勝ち点1―。しかし、出鼻をくじかれた。前半一分、右サイドを崩されて失点。早すぎる失点に、ピッチ内の選手の雰囲気は低かった。ここから盛り返していく。前節までは、相手DFラインに積極的にプレッシングにいくアグレッシブさを出した。対して今節はリトリートしながら各ポジションの役割が決められた。DFラインにボールが渡ったとき、FWはどちらかのサイドにボールを動かさせる。相手の攻撃のスイッチが入ったとき、特にタッチライン際の選手にボールが入ったときは、ボランチ、サイドハーフが一気にボールサイドに集まり密集地帯をつくる。そこで数的優位を作り、ボールを奪う。この戦法がはまっていた。不安要素は、京産大のCBとSBの間に入ってくる選手の動きでマークの受け渡しがスムーズでなかったことだ。ただ、サイドに追い込むことで、被害は最小限にした。
 一点ビハインドは大きかった。前半はシュートわずか一本。だが、数字上は押されてるように見えたが、5分5部の試合展開だった。木匠の下にボールを渡す。ボールは収まり、次の攻撃に展開しようとするがそのパスがカットされる。また、京産大のSBがボールを持った時、中の選手にボールを渡す横パスがカットされた。ボールを奪われても必死に追いかけていく選手たち。シュートを打たれそうなときは、京産大DFが足を延ばす。身を投げ出しゴールを守るシーン。気持ちが表れた。後は決めるだけ。まずは形を作りたかった。
 後半に入ると、シュートシーンが増える。決定機はいきなりできる。後半5分、FK。PA内のファーサイドの岩本の折り返しに、フリーの木匠がシュート。ボールは枠に飛ばなかった。ここからは一進一退の攻防。阪南大のシュートの雨あられ。そして21分。途中出場松井が結果を出す。右サイド深くの木匠からのリターンパスに、中央で構えていた松井がシュート。シュートはネットに吸い込まれる。値千金の同点ゴール。喜びもつかの間だった。押せ押せムード。これに終止符を打たれた。得点の7分後に失点。そして、その8分後にはとどめを刺された。試合はそのまま終了。目の前で優勝を決められる苦杯をなめた。
 ただ、まだ何も終わったわけではない。次は、桃山大戦。勝つと負けるのとでは、天地の差。7月に誓った「もう一度全国へ」。この二試合連敗したが、悲観的になる必要はない。特に守備の部分では、手ごたえを得た。強豪相手に、通用することがあった。準備はできているか。さあ、行こうじゃないか、24年ぶりのインカレの舞台へ。


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久しぶりに出場の美濃部

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攻守で存在感示したボランチ・前田



コメント
古井監督
「精いっぱい出し切って負けた。負けはしたけど、個の能力の差が大きかった。立ち上がりの1分で入れられて、チームが崩れることはなかった。後半も点を取れて、流れをしっかりと読めたと思う。あとは、もうこのゲームを終えて自力で4位を狙える。この時期にそういうことが状況における幸せをかみしめたい。そういう意味では、残り2試合のために、今節は引き分けを狙った。勝ち点の積み上げをしてインカレに行きたい。二宮に変わってはいった後藤もゲームに出て高さ、そして順応ができている最初は、バタバタしていたが、途中から安定していた。伊井野を右サイドからクロスを狙わせたけど、駆け上がらせてくれなかった。身を投げ出してまてのディフェンスに、あれをやらないとDFではない。綺麗では勝てないし。次は死ぬ気で勝たせます」

小笠原HC
「入れてくるからな・・・相手のシュートはすべてゴールの隅に決まってた。足降ったら勝てなくなる。スピード慣れするのが少し遅い。だから、最初に失点してしまう。っただ、あのスピードはチーム内にないものなので、仕方ない。相手への寄せ方とか、セービング、もうちょいよくできる。レベルアップできる。(守安が流動的に動くことについて)フォーメーションの形を保っていても勝てない。形を崩して攻めないと。そこはリスクマネジメント。攻撃は良くなった。何してんねん!みたいなことがなくなった。あとはちょっとした点の修正。CBとSBの間に選手が来た時の対処。3ボランチにしたらサイドバックにスペースが出来てしまうから、今の状態を保ちたい。桃山戦に向けて、いろんなメンバーを試すということは選手らに伝えている。そこからいいチョイスをして桃山戦に向かえると。後藤と、(岩本)泰士はよかった。気持ちの部分でも戦えていた。やることを変えずに圧力をかけていきたい。次の試合はえんたーティメントだよ(笑)」

松井
「今週、体調不良で練習に参加できなかったのでベンチスタートになった。自分がでたときは点を取ると思って、体を動かしていた。中村コーチからも後半早々、『沖田のところ縦が切られているから、お前の中に切り込んでシュートをうつプレーをみせてくれ』と言われた。アシストの木匠くんは絶対に僕のことを見てくれると思った。なので、信じて走りこんだ。あとは振り抜くだけだった。あと二試合。二勝して、インカレにいけることを全員一致団結したい。」

美濃部
「やっぱりなんか、まえでのコンビネーションで攻撃を作ることは今週の練習でしていた。課題とした、自分が出ることや、おさめるところが課題。2トップ会が絡んで、うまうコンビネーションを練習でできていたので、あとは本番だけ。もうちょっと、みんな自信持っていいのかなと思う、ボールを持ったら、前に蹴ってしまう癖があるので書―tパスでつなぐことを意識してもいいと思う。足が止まったときにそういった傾向になる。この試合は前にプレスいかなずに、リトリートして守備をした。いくときと、スイッチを入れるときの判断はうまくできた。自信持っていいと思う。この二試合、いい経験できたし、成長もできた。次の二戦はかってインカレに繋ぐ。あとは取り組み次第。ただ、勝てばインカレを掴めるのいい環境だと思う。みんなで勝ちに行く。(前期、桃山相手に得点を挙げていることに対して)いいイメージ。裏を狙っていきたい。中盤も崩していく。もう少し、チームのため、点をとって楽にさせたい。」

《サッカー部》関学の力に飲み込まれる

 関西学生サッカーリーグ後期第8節が行われ、4位京産大は3位・関学大と対戦した。5位・大阪体育大学との勝ち点は僅かに「2」。インカレ出場を目指し、負けられなかった。しかし、前半に3、後半に2失点を喫し計5失点で敗れた。木匠のゴールで一点を返すのが精いっぱい。暫定4位であるが、大体大の結果次第では5位に転落する。次節は首位・阪南大との大一番を迎える。

<@高槻市総合スポーツセンター陸上競技場 対関西学院大学>

京産大1(1-3)5

スタメン
射庭康太朗
二宮竜平
岩本泰士
米丸智幾
田中敦希
杉元義紀
前田悠斗
守安陸(’86竹之下修弥)
沖田宗一郎(’70坂本樹是)
木匠貴大(’72 美濃部寛樹)
松井慎太郎

得点者 前半42分 木匠

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先制点のシーン。木匠が足をのばしシュート。

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岩本の競り合い。何度も見受けられたが、負けているシーンはそんなになかった

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2トップの一角松井。次節の爆発に期待


戦評

 インカレ出場に向けて負けられない。スタメンは前節と変わらない。
前半は、この試合オープニングシュートは木匠が放つ。試合の入りは悪くなく、むしろ上々。前線でボールを収めて、確実にゴールへ迫っていった。リーグ戦2位の強豪相手にも臆することはなかった。絶好の位置からのFKでは、前田が惜しいシュートを放つ。しかし、前半11分にCKから失点。その後、10分以内に連続して2失点を許す。関学の個人の能力が高く、一対一の場面では京産大の狙いの逆を突いてくる。そして、後手のディフェンスに回る。関学が強かった。難しい状況となったとき、エースが決めた。前半42分、ロングボールの競り合いのこぼれ球を拾った木匠が、右サイド深くでシュート。ボールは、相手GKの手をかすめゴール。3-1で前半を折り返す。
 後半、反撃を試みる。しかし、またも、後半開始5分で失点。攻める時間が増えたが、カウンターで失点。4点のビハインドは大きかった。坂本を投入し、攻撃のリズムを変えようとしたが不発。美濃部が交代出場する際には第4審のミスで、交代される木匠がピッチ外に出る前に美濃部がピッチ内に。これでイエローカードを受けて、次節出場停止。古井監督の猛抗議も実らず。終了間際に決定機を作ることが出来ず、敗戦。勝ち点を伸ばすことは出来なかった。試合後には、監督と4年生の金・坂本・美濃部を集めて青空ミーティングを20分間する様子も見られた。
 数字的には、シュート数では3本上回る。決してこのような数字の差が出る試合ではなかった。個人の差が露呈した。これが、万年インカレに進むチームのだろうか。京産大も目立った個はいない。得点ランキング10位以内に一人も入らない。個でなくチームで勝負してきた。6月に出場した天皇杯。これも格上を倒しての出場だった。逆境ならいくつも乗り越えてきた。念願のインカレ出場に向けて、次戦・強敵の阪南大と対戦する。


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途中出場美濃部。ゴールへ向かった

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沖田のすいーどは相手にとって脅威だった

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坂本のミドルシュート

コメント
古井監督
「(敗戦は)個の能力の差であると思う。京産大も前線でボールは収められてたし、シュートは3本多く打ってた。けど、相手のシュート10本で、2分の1の確率で撃たれている。前期ではリトリートして守ったけどやられた。しかし、今回は高い位置からプレッシャーを与えて、ファーストプレーもよかった。ただ、CKで失点してから流れが悪くなった。CKも自分達よりも高い位置かヘディングシュートを打たれている。勝ちたい気持ちを出すしかない。いろんな意味で、ここまで個人の能力差を改めて見られた。いい経験として、スピードとか個人が考えて次に臨むしかない。ただ、次の阪南大戦はもっとスピードでは勝っていると思う。木匠が決めたシュートなど、いい収穫はあった。勝ちをしっかりと取りに行きたい。スピード、個の能力で負けていた。技術もすごかった。自力で4位というという状況でもあった。そういうところで、一個一個やっていくしかない。自分も手ごたえがあった。いいように物事を考えていきたい」


小笠原ヘッドコーチ
「個人のところがね・・・やりたいサッカーをやったのだけど、戦術的にオープン(カウンターサッカーではない)にすると、やられてしまう。ボールを相手が持った時に、勇気をもっていけている。内容も決して悪くない。前期で対戦した時に比べてもよくなっている。ボールを回しているときに、横パスが増えたが、中盤にボールを渡したときに相手カットされることがある。インカレというチャンスを逃すわけにはいかない。(美濃部)ひろきや、(坂本)たつを投入した時、あそこで点数を入れたかった。次は阪南大。引き分け以上で、連敗は許されない。」

沖田宗一郎
「強かった。決めるところは決めてくる。チャンスで決めきればこんなにも差が付くと思った。仕事はさせてもらえなかった。もう待代えられない。やることを続け行くだけ。下向かずに残りの試合く。もちろん、4年生として悔いの残らないようにプレーしたい。目標はインカレ出場。そこはぶれないように。ぶれたら自分たちに二は何もない。個人的には、アシスト、得点を上げたい」

木匠貴大
「立ち上がり10分は、自分たちのペースだった。CKで流れをもってかれた。そのあと、立て続けに入れられた。一点取れて巻き返しを狙いたかった。2点目取りたかった。今日は前にボールを収められた。個で勝てる部分もあった。今日なら、点をとらせなかったら、勝てた。前期に比べて、明らかにいいプレーできたと思う。阪南大は一だが、勝つきでいかないと。キャプテンも出てないし、やっぱりそういう中で、インカレ出場を、4年生のため、自分のために出場した」

《サッカー部》エース・木匠の得点で逆転!

 関西学生サッカーリーグは、10月18日、キンチョウスタジアムで行われ京産大は、大阪教育大学と対戦した。1点を先制されたが、田中、木匠のゴールで逆転に成功。暫定5位に浮上し、次戦は立命大と対戦する。

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逆転ゴールのシュートシーン

 エース・木匠のシュートがネットに突き刺さった。真剣な眼差しは笑顔に変わり、ベンチメンバーと喜びを分かち合った。京産大は前半、試合の流れをつかめず相手に押し込まれ失点。前半20分までシュート0本。見かねたベンチが動いた。田中のゴールで同点の直後の前半29分、木匠を投入する。「得点を狙っていた」とエース。前線でタメを作り、攻撃のリズムを作った。そして後半26分に仕事を果たす。ハーフェーラインで得たFKのロングボールから、ゴール前にいた木匠へのロングパス。「感覚だった。気づいてたらこうしてた」と胸トラップから、右足を一閃する。痛烈なシュートが決まり、逆転弾。「今日は絶対に負けられなかった」と、残りの試合は上位陣との対戦のため、思い入れが強かった。しかし、試合はもう終わった。木匠は「インカレはあきらめていない」と、次戦の京都ダービー、立命戦を見据えていた。

<関西学生サッカーリーグ第六節 対大阪教育大学 @キンチョウスタジアム>

京産大2(1-1)1大教大

スタメン
射庭康太朗
二宮竜平
岩本泰士
米丸智幾
田中敦希
杉元義紀
前田悠斗
守安陸(’83坂本樹是)
沖田宗一郎(’89竹之下修弥)
三木慎太郎(’29 木匠貴大)
松井慎太郎


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逆転ゴールに喜ぶメンバー

戦評
 フォーメーションは前節と変更せず、左サイドバックに米丸が起用された。主将・金は肉離れのため全治2~3週間とされ、応援席で戦況を見つめた。
 前半、相手の激しいプレスに、サイドで起点を作ることができなった。さらに、2トップにロングボールを放り込んでも、タメを作ることができず、攻撃までもっていくことができない。守備は踏ん張っていたが、前半17分、中央を崩されて先制点を献上した。反撃を試みるが、前線にボールを供給しては失い、カウンターをくらう。この繰り返しだった。難しい局面の中、セットプレーからチャンスを作る。FKのこぼれ球に、田中がつめてゴールを挙げた。流れをつかんだ京産大は、木匠を前半に投入し追い風を作る。投入後は、フロントコートでのプレーが多くなり、ためもつくれた。やりたいサッカーを体現できる兆しをつかみ、ハーフタイムを迎える。
後半、攻勢に出たのは京産大。後半11分には、米丸のロングスローから木匠がシュート。枠は外れるが、その15分後、二宮のFKのロングボールを木匠が、胸トラップからシュート。ボールはゴールに吸い込まれる。ついに逆転した。前線でタメができることで、ボランチの上りを促す。後半31分には、中央、ペナルティエリア前での松井の粘りから、ボランチ前田にボールが渡りそこから木匠へラストパス。コースを狙ったシュートは相手GKに抑えられた。隙あれば一点。そんなプレーだった。その後、松井が決定機を迎えるも決めきれず。追加点こそ奪えなかったが、2-1で勝利を収めた。次節は、立命大との京都ダービー。これに勝利をおさめ、インカレ出場県内の4位に向けて、突き進みたい。

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同点ゴールの田中


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競り合いで粘り強さを見せ付けた二宮

コメント

古井監督
「前半の入りが緩かった。この一週間どういう準備をし来たのか、表現できていない。ああいう入り方をすると、簡単にボールを奪われてしまう。戦えるメンバーということで前半に三木を変えた。そこはもう、戦える人を入れるしかない。金がいないのはしょうがないので、いるメンバーで戦う。得点者木匠に対しては、彼の持っているものはまだまだ、成長段階。本人もわかっていると思う。先発を外されても、腐らずに自分の仕事を取り組んでくれる。田中は、守安を右サイドハーフに起用しているので、そういう風にするしかないとは思っている。たまたま得点をあげたと思っているので、守備に関しては不安なところもある。まだまだ、これから。立命館大は持っているポテンシャルは大きいと思う。だが、うちも気持ちで負けてはいけない」

小笠原HC
「勝ち負けだけついて、内容はなかった。ただ,勝ってよかった。坂本と、木匠は今日働かなかったら最終戦まで使わないつもりだった。米丸の起用は、伊井野が精細を欠いていたので。3年生なのでチームのため、どこポジションでもやってほしい。取ったボールに対して相手の嫌がるところにボールを蹴れなかった。2トップが仕事をしてくれなかった。ぎゃくに、相手に自分たちがやりたいことをやられていた。三木はかえたが、もっと伸びるはず。やらされてる感が出てる。自分からやらないと。後半は前にボールが収まったので、ボランチが攻撃に食われるようになった。次も頑張ります」

木匠
「スタメンを外されて、自分では練習から一生懸命に取り組んだ。後半からチャンスがあるかなと思っていたが、意外と早めの交代だったが前でおさめて、流れを取り戻そうと思った。得点は狙っていた。点取ってチームを片そうと思ってた。相手のDFラインが低かったので、松井とコンビネーションで点を取ろうと思った。得点シーンを振り返ると、胸トラップして、感覚でキックまでいっていた。今日はやるしかないと思ってたし、点を取りたいと思っていた。出場停止で迷惑をかけていたし、どこかで自分の得点で勝たせようと思った。得点後ベンチに駆け寄って、もみくちゃにされたのは最高だった。キャプテンマークは沖田さんだったが、盛り上げてくれるし最高。次も死にものぐるいで、かつ。気持ちでで勝つ。結果が大事だし、インカレもあきらめていない。」

沖田
「キャプテンマークをまいた試合は、全勝ということで勝ち運を持っているのかな。4回生として、キャプテンマークをまいて、特に意識したことはなくいつも通りのことをした。自分のやることをやった。木匠が投入されて、そこにボール当てて、そこからの攻撃が良かった。どうしても勝ちたかった。次も負けられない京都ダービー。次も頑張ります」

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田中
「最近の試合ほとんどセットプレーからチャンスを作っていて、こぼれ球に決められたシュートが自分のなかでも、この二試合あったので、意識した。今日はシュートを狙った。ゴール狙って、その意識で2本打って一点きめられたのはよかった。試合に出られないこともあったが現状に満足せず、質の悪いところは改善していきたい。次の立命館大戦まで負けられないので、出たら全力で、DFなので0失点で終えたい。」

《サッカー部》後半失速 悔しい逆転負け

 インカレ出場権を争う大体大には負けたくなかった。前半のうちに二宮のシュートで先制点をあげる。しかし、後半を迎えると前半とは一変。前半効いていたプレスを回避され、攻め込まれるシーンが増える。木匠、美濃部の攻撃の切り札を投入をしたが、不発。1-2の逆転負けを喫した。


<関西学生サッカーリーグ後期第5節 対大阪体育大 @山城総合運動公園陸上競技場>

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先制点のシーン

スタメン
射庭康太朗
二宮竜平
金大貴(→10’岩本泰士)
田中敦稀
伊井野克也
前田悠斗
守安陸
沖田宗一郎(→66’木匠貴大)
杉元義紀
三木慎太郎(→53’美濃部寛樹)
松井慎太郎

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ゴールに喜ぶ沖田(左)



戦評
 インカレ出場圏内の4位の桃山大との勝ち点差は僅かに1だった。今節は、京産大と勝ち点1差で6位につける大体大。前期、退場者3名をだす大荒れな試合となった。記憶に残る相手に、前節のようなスピリッツで臨みたかった。
 前半、京産大の一人ひとりの気持ちが、プレーに表れる。セカンドボールの処理や、相手選手へのプレッシャー。相手にはシュートを打たせない。特に、全日本大学選抜の澤上は要注意だったが、金大貴が抑える。しかし、ここでアクシデント。金が前半10分に、もも裏の張りを訴え途中交代。変わった岩本は、急きょピッチに立ったが冷静だった。前半のシュートは3本しか許さなかった。一方の攻撃陣。前節とメンバーを変えずに臨んだため、三木、松井のW慎太郎は健在だった。押し込むシーンが増えてきた。
 すると前半20分。右サイドでCKを得る。キッカーは沖田。左足でクロスをあげると二宮がフリーで、足で合わせてゴールネットを揺らす。待望の先制点が京産大に入った。ゴールで湧くイレブン。その後田中のシュートがポストに当たるなど、前半はやや、京産大優勢で終えた。
 残りの45分、難しい時間となった。前半のような思いっきりの良いプレーは少なくなり、京産大は引き気味に試合を進めていく。特に相手選手へのプレス、もしくは前線でボールキープが出来ない。ショートカウンターは決まるが、決定機を作れない。無理やりシュートを狙うが、付け焼刃。相手DF陣を慌てさせるプレーがでない。逆に、大体大は選手交代で勢いを増していく。フレッシュな選手に京産大はついていくことが出来ず、ついに後半28分に右サイドの突破から失点。勢いは相手に。続く。後半41分にはPKを与える。これは、相手キッカーが失敗に終え失点は防いだ。流れは傾くかと思われたが、大体大の圧力におされる。44分に失点。後半11本目のシュートで決められてしまった。途中出場、美濃部、木匠が機能せず一点も取れなかった。1―2で試合を終えた。勝ち点差3以内にひしめく混戦模様のインカレ出場権争奪戦。次戦の大阪教育大学戦で勝利し、より混戦状態に持ち込みたいところだ。


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守安が一人で持ち込みチャンスをうかがったが、厚みのある攻撃は出来ず

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途中からキャプテンマークをまいた杉元

コメント
古井裕之監督
「前半の戦い方と後半の戦い方が違った。まずやってることが違う。ギアアップするところを球際とか負けていた。相手の圧力んに押されていた。球際とか、そういうこところ。勝ちゲームだったのに落としてしまった。早々に交代カードを切らなければならなかったが、一枚減っても関係ない。ただ、その後の二枚、途中出場の選手がチームを亜パワーアップさせないといけないが、よけいにプレーをしっかりせず、チームにマイナスを与えてしまった。とりあえず、今日の試合は終えて切り替える。プレーできる選手、気持ちの部分でも、負けない選手をこの一週間で厳選したいと思う。相手どうこうではなく、プレーできる選手を選びたい」

小笠原ヘッドコーチ
「パワーが入らなかった。前線で起点もできていない。ワンタッチではたいたり、ヘディングで踏ん張ったり、出来ている選手もいるが、出来ていない選手もいる。自分でエネルギーをださないといけない。相手をねじ伏せるサッカーをしないと。ねじ伏せるサッカーをすれば、大体大でも慌てる場面があった。走れるエネルギーのある選手を起用していく」

沖田
「最近スタメンに使われていて、自分たちンおやるさカーを継続していくためにも、自分がおもいっきりプレーしようと思っている。先制点のアシストは練習通り。何度も、ニノ(二宮)と話し合ってた。この試合一本目のCKは守安(右利き)が蹴ったのは、スカウティングレポートで相手GKは、CKのクロスボールの際に前に出てくると聞いてたから。右足で、右CKを蹴れば相手のGKから離れるボールが蹴れるので。その中で自分は懸けで、左足でで蹴った。惜しいFKもあって、触れれっばゴールみたいなFKを蹴った。自分たちのサッカーを継続して勝ち点を取るだけ。もちろんインカレに行きたい」

二宮
「先制点は練習通り。繰り返し練習でやっていて、練習ではゴールを決めていた。だからこそ、ゴールしたいねと話していた。蹴ったのは右アウトサイドキック。みんなが相手選手をブロックしてくれて、自分がフリーになれた。たいし(岩本)と初めてCBのコンビを組んだ。二人の関係は問題なかった。ポジショニングとかは指示していた。やっぱり相手に簡単にボールを奪われた。攻めこまれて、クリアボールに関してボールを相手の背後とか、トップの選手にあてられなかった。たかひろ(木匠)とひろき(美濃部)の二人は新しいフォーメーションになれていない気がして、すこし難しそうだった。コミュニケーションをとって二人のいいい部分を引き出せればよかった。リズムが少し悪くなってしまった。来週のメンバーはけが人などでわからないが、自分たちの今のサッカー、前線からのプレス、どんなメンバーでもサッカーを確認して臨む。今のサっか―の方向性は正しいと思う。だから後ろを向かずにいければと思う。」
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