京産大アスレチック

学内スポーツ紙「京産大アスレチック」を製作・発行する、京都産業大学体育会本部編集局の公式BLOGです。

女子バレーボール部

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【女子バレーボール部】春季リーグ最終日 勝利で幕を閉じる。

2023年度 関西大学バレーボール連盟女子1部春季リーグ
第11日(2023.5.21)VS千里金蘭大学

約1ヶ月間続いた春季リーグも遂に最終日を迎えた。ひとつでも順位をあげることを目標に挑んだ。ゲームは京産大の流れを崩すことなく進みストレートで勝利した。昨年の秋季から順位をひとつ挙げ4位で春季大会を終えた。あと一歩のところで表彰を逃したが、確実に成長の兆しを見せている。これからの活躍に期待だ。
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【試合結果】
京産大金蘭大
セットカウント3ー0
第1セット25ー23
第2セット25ー16
第3セット25ー21

【スターティングメンバー】
#24高澤理子OH(現社3)
#13石塚日咲OH(現社1)
#33不破友彩OH(現社2)
#20岩本香織S(文4)
#27高田帆花MB(営3)
#26梅本沙也華OH (現社3)
#23大賀みるくL(現社3)

【試合展開】
第1セットからゲームは接戦だった。両者一歩も譲らない展開となったが自分たちのペースを守り抜き確実に点数を重ねていった。20−20から2連続得点を挙げるとその2点差のままこのセットを取った。
続く第2セットは立ち上がりに苦戦し追いかける形となった。しかし相手の流れに巻き込まれることなく粘り続け12−13から4連続得点を挙げ逆転に成功した。そのまま9点差をつけて勝利した。このセットは粘り強く戦う京産大の長所が余すことなく発揮されたセットとなった。
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ストレートで勝利したい第3セットは終始京産のペースで進んでいった。攻めの姿勢を貫き相手を崩すサーブはもちろんのこと、相手のブロックを利用したスパイクも決まった。またレシーブも繋がり長いラリーを取り点数を重ねていき勝利した。終始雰囲気よく京産大のカラーが出た試合となった。
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春季リーグは4位で幕を閉じた。昨年度の春は10位、秋は5位と確実に順位を上げてきている。表彰台ももうそこまで来ている。これからの京産大の成長に期待だ。

【コメント】
高澤選手
ー今日の振り返り
相手が速い攻撃してくるチームだったのででもその練習をしてきたので速い攻撃に対してのブロックのタイミングとかレシーブの位置とかをしっかりできてたと思うので楽しくバレーできたので良かったと思います。
ー春季リーグ全体を振り返って
今年度初の大会で最初は不安もあったんですけど、試合重ねていくごとにだんだんチームができあがってきて雰囲気とかもそうですけど今年からコートに入る子が半分くらいいたんですけどその子達も後半に向けて思い切ったプレーして、点の取り方みんなしっかりわかってできたので良かったです。
ー今季自身のプレーについて
ちょっとブロック2枚ついて苦しくなる部分が結構あったんですけど調子のムラが無くプレーできたのは今までのリーグに比べて成長したとこだと思います。
ー京都選手権に向けて
龍大とか春リーグで負けてしまった相手もいるのでそこではこの前はレシーブ面でやられてしまってたのでしっかり練習して龍大とまたできる機会があると思うので勝てたらいいなと思います。
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不破選手
ー今日の感想
今日はその最後のリーグってことで、全員で盛り上がって、どこよりも楽しく京産らしいバレーをするっていうのを決めて、全員でスタートを切ったので、繋ぎ負けしなかったり、攻撃が強気で進められたり、盛り上がるっていうところがすごいできてたので、勝ちに繋がったんだと思います。
ースパイクやサーブで意識したこと
スパイクとか攻撃面はレフトの方にエースの方に2枚ブロックって言ってたんで、1枚ブロックになったりノーブロックになったときにしっかり決め切るってことをしないといけないっていうのは思ってたんで、強気で攻めることができました。
ー春季リーグ全体を通しての感想
初レギュラーで、不安なこととか、足引っ張ることも多かったと思うんですけど、それ以上に、先輩方がその声かけてくださったり、プレーで引っ張ってくださったおかげで、自分も思い切って最後までやりきることができたので、楽しく終わることできました。
ー次の試合の意気込み
今回のリーグ以上にまた技術面でもメンタル面でもレベルアップしてチームに貢献できるように頑張ります。
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【記事 撮影 取材 野々口菜月 取材 出口莉帆】

【女子バレーボール部】2日間のホームゲーム 最終試合へ勢い繋ぐ

2023年度 関西大学バレーボール連盟女子1部春季リーグ
第9日(2023.5.13) VS園田学園女子大学
第10日(2023.5.14) VS関西福祉大学



ホームでの開催となった2日間。多くの人が応援に駆けつけた。初日は相手のペースで進み悔しいゲームとなった。2日目は前日の雰囲気と打って変わり京産大らしいプレーが見られた。今季初のストレートで勝利を収めた。21日の最終日に向けて良いスタートを切った。
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第9日
【試合結果】
京産大園女大
セットカウント 0ー3
第1セット 21ー25
第2セット 22ー25
第3セット 18ー25

【スターティングメンバー】
#24高澤理子OH(現社3)
#13石塚日咲OH(現社1)
#33不破友彩OH(現社2)
#20岩本香織S(文4)
#27高田帆花MB(営3)
#26梅本沙也華OH (現社3)
#23大賀みるくL(現社3)

【試合展開】
ゲームは苦しい展開が続いた。終始相手のペースで進み京産大の流れを持ち込むことができなかった。第1セットから激しい点の取り合いとなりどちらがとってもおかしくない展開だった。しかし残り3点のところで4連続得点を許し嫌な流れでこのセットを落とした。切り替えてペースを掴みたいところだったが第2セットも常に追いかける形となってしまった。相手の高い位置からの攻撃やブロックに食らい付くが惜しくも負けてしまった。後がない第3セット。始まる前のチームの雰囲気は良いものだった。円陣で声を出しチーム一丸となって挑んだ。1点目を取ると連続で点数を取るといい流れでゲームを進めていった。しかし後半6連続失点から立ち直れず7点差で負けてしまった。
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【コメント】
高澤選手
ー今日の振り返り
練習してきた相手の対策に対して全てはまらなかったこと。相手よりも自分たちのミスが多くて簡単に相手に点を与えてしまったこと。相手の高いブロックに対してフォローの態勢や決め方をもっと工夫していかないといけなかったと思います。
ー自身のコンディション
自分的にはわりと攻撃も決まっていたしレシーブも途中少しダメだったけど、いつも以上には食らいついていたと思うんですけど、自分が良くてもチームが負けてしまったのでもっと決めきれたのかなと思います。
ー相手の高いブロックにどういった工夫の攻撃で
私自身ブロックを利用した攻撃が得意なので、ブロックの外を狙って打つとか、高さは気にせずブロックを利用することを意識しました。
ーチームの雰囲気
今までリーグをたくさん戦ってきたけど1番良くなかったです。苦しかった時にいつもなら楽しく元気にバレーできているところを下がっていってしまって上手く雰囲気を作れなかったと思います。
ー明日の試合の意気込み
せっかくホーム戦でたくさんの人が応援に来てくださっているのでもっと楽しいバレーでもっともっと応援してもらえるように、京産の持ち味である明るさを活かして頑張ります。
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不破選手
ー振り返り
トスが上がってきたときに決めきれないことが多くてブロックが高いチームに対して、普通に打つだけで、ブロックを利用したりあいているところに打つことができず、エースやセンターが打つときもフォローに入れなかった。そのフォローミスで流れが悪くなった。
ー流れを変えようと意識したこと
繋ぎ負けをしないように相手のスパイカーに対しての守備や、味方へのフォローの入り方などチーム内でのカバーを意識した。
ー今日の調子
何本かは決めることができたがエース頼りになって、ブロックが1枚になってても決めきれない場面があり、レフトが打ちやすいようにライトからももっと決めなきゃいけない。
ー明日の意気込み
京産の持ち味である元気のあるバレーを、たくさんの応援してくれる方たちの応援を力にして勝ちにいきます。
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第10日
【試合結果】
京産大関福大
セットカウント 3ー0
第1セット 26ー24
第2セット 25ー21
第3セット 25ー19

【スターティングメンバー】
#24高澤理子OH(現社3)
#13石塚日咲OH(現社1)
#33不破友彩OH(現社2)
#20岩本香織S(文4)
#27高田帆花MB(営3)
#26梅本沙也華OH (現社3)
#23大賀みるくL(現社3)

【試合展開】
昨日の嫌な流れを打ち切り応援の声に応えたい京産大。第1セットから1点目をとり良いスタートを切った。接戦となるも自分たちのペースを崩さず点を重ねていった。デュースになるも第1セットを先取した。続く第2セットでは終始京産大のペースでゲームが進んでいった。攻めたサーブで相手を崩し、得意のブロックを利用したスパイクで点数を積み重ねこのセットも取る。最終第3セット。この試合初めて相手に1点目を取られると苦しい展開になった。しかし後半から連続得点を決め一気に逆転。そのまま京産大のペースゲームは進み今大会初めてストレートで勝利した。この勢いのまま最終試合も勝利で収めるためにチームは躍進する。
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【コメント】
高澤選手
ー昨日は3–0で負けてしまって、今日に持ち込まないようにまた悪くなってしまうのだけは避けたいと思っていました。出だしから雰囲気良くできて、いつもの試合に比べて出だしも良くて雰囲気も良くて自分達のプレーもできてたなって思います。
ー試合前に話したこと
昨日に続いてホームゲームで沢山応援に来てもらっているので昨日負けたからといって下に落ちてしまうとせっかく見に来て下さってる方に良いゲームを見せれないので、昨日は昨日今日は今日っていう風に声かけあってやりました。
ー接戦の中意識してプレーしたこと
自分らの得意なプレーがブロックを利用したプレーっていうところでみんなブロックにつけられたりとかでちょっと苦しいなってところはあったんですけど思い切ってブロック来ても開いてるとこ狙って打ち込むとか利用して点取るとかは意識してやりました。
ー自身の調子
最初はちょっとぐずっちゃったんですけど、冷静に見て開いてるとこについてプレーできたのは良かったと思います
ーどのように春季リーグ終わりたいか
昨年が5位で終わったので一個でも順位を上げれるように最終試合もストレートで勝って上の順位目指して頑張ります。
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大賀選手
ー今日の振り返り
今日はチームに波がなくてずっと、ミスしても切り替えて次は点を取れていたのでずっと良い状況でバレーができていたことがよかったと思います。
ー自身がリベロとして意識していること
リベロだからレシーブしかないし、レシーブするのは絶対なんですけど、チームの状況が1番見える後ろからどんなフォーメーションするかとか相手のレシーブ隊形をみたりして声かけをすることを意識しています。
ーチームを積極的に盛り上げている場面が目立ったが
盛り上がることでもらえる点数とか雰囲気が良くなってみんなのモチベーションが上がることで点が取れたりする、それだけでも1点になると思っているから、やっぱりそういう声かけ。自分は(リベロだから)点が取れないのでその分周りの子に決めてもらえる声かけをするように頑張っています。
ー難しい球も諦めず取りにいく理由
自分でいける!と思った球は絶対に落としたくないから。
自分が頑張ることで上げられるボールや落としたくないと思ったボールは絶対に上げよう!と思って頑張って足を動かしてます。
ー3ゲーム目序盤相手の流れになっていた場面で流れが変わった瞬間は
そうですね。連続得点が取れたところかなと思います。やっぱり相手がリードしている状況で私達が1点ずつしか取れなかったらずっと負けている状況が続いたので、そこを何点も連続で取れたことがよかったと思います。
ー春季リーグ1戦を残しての意気込み
リーグの最後の試合だし、最後は勝って終わりたいと思っているので頑張ります。
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【取材・撮影 野々口菜月 荒脇知歩】

【女子バレーボール部】粘り強く戦うも敗れる

2023年度 関西大学バレーボール連盟女子1部春季リーグ
第7日(2023.5.6) VS神戸親和大学


帝塚山戦の勝利の勢いのまま勝ち点を重ねていきたい京産大。挑んだのは一部昇格後未だ勝利を収めていない神戸親和大学。終始追い掛ける苦しい展開となり粘り強く食らいつくが敗れた。初勝利の夢は果たせなかった。
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【試合結果】

京産大親和大
セッカウント 0-3
第1セット 21-25
第2セット 19-25
第3セット 20-25

【スターティングメンバー】
第1セット
#24高澤理子OH(現社3)
#13石塚日咲OH(現社1)
#33不破友彩OH(現社2)
#20岩本香織S(文4)
#27高田帆花MB(営3)
#31堀田梨菜OH(現社2)
#23大賀みるくL(現社3)

第2セット以降
#24高澤理子OH(現社3)
#13石塚日咲OH(現社1)
#33不破友彩OH(現社2)
#20岩本香織S(文4)
#27高田帆花MB(営3)
#26梅本沙也華OH (現社3)
#23大賀みるくL(現社3)

【試合展開】
第1セットは立ち上がりに苦戦した。一点づつ点数を重ねていくことしかできず差が大きく開いてしまった。しかし15–22から一気に4点連続で取ると3点差まで縮めた。追い上げも虚しく第1セットを落としてしまう。
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続く第2セットでは大きく離されることはないものの終始追い掛ける形となる。一歩前をいく親和大に追いつくことはできても追い越すことができず苦しい展開が続いた。13点からは連続得点を許してしまい6点差をつけられ負けてしまう。
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後がない第3セットは緊迫したセットとなった。相手に流れが行っても立て直し自分達のペースを守った。しかし第2セット同様追いつけるが追い越せない状況が続いた。粘り強く戦ったが20-25で敗れた。
一部昇格後初勝利とはならなかったが、残りの試合を取るために奮闘する。
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【コメント】
高澤選手
ー今日の試合について
大事なところで1点取りたい時に自分たちでミスしたり相手の穴がないところに苦戦して、自分たちのいつも出せるプレーがなかなかできんかったり、いつも雰囲気良かったのに今日は下がって行くような感じが今回の春リーグで初めての感じで苦戦したような感じがしました
ー勝ちきれなかった要因
相手はレシーブも良いし攻撃も工夫してやってくるところで自分たちの拾い負けもそうですし一本一本の精度が悪くて相手に簡単に返してしまったりとかもっと丁寧にやったら自分たちのものにできたボールも相手に返してしまったりとか慌ててやってしまったのが1番だと思います。
ーこれからのチームの課題
今日はこういう形で負けちゃったんですけど自分たちの明るさが持ち味だと思うので明日もまだあるし雰囲気だけはこれから下がって行かないようにしていつも通り明るいチームで良いプレーをどんどん出していきたいなと思います。
ー自身の調子について
正直今日は全然ダメで、2枚ブロックがっつりついた状態で打ちきれんかったからこの試合勝てなかったっていうのもあるしもっと打つだけじゃなくてもっと工夫してスパイクできていたらチームのみんなも楽だったと思うし自分自身も楽だったかかなと思います。
ー残りの試合にむけて
今日の負けは負けで切り替えて明るさを出して勢いをつけて自分たちのプレーをしていきたいです。
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梅本選手
ーチーム全体として今日の試合を振り返って。
相手はコンビが上手く、どの攻撃をしてくるか対応するのが難しかったけれども、みんなのレシーブが粘ってて良かったと思いました。
ー体格が大きい相手との試合だったが、何か意識したことはありますか?
ブロックが高いので、下に打つと止められるのでブロックの上でワンタッチを取り、パワーで勝負することを意識しました。
ー直近2試合では試合に出れない状態が続いたが、その時の心境と、今日はスタメン出場だった時の気持ちについてお願いします。
この間の試合では怪我して出れなかったことにメンタルで精神的にやられて落ち込んでいた日々が続いていたけれど、今日試合に出るチャンスを与えてくれたからこそ、そこはもうやらなきゃ!!という気持ちで出ました。
ー今日の、個人のプレーでの良かった点と反省点をお願いします。
良かった点では、思い切りプレーできて絶好調だったので良かったと思います。反省点では、サーブをもっと攻めれば良かったと思いました。
ーこれからの試合において、課題点を含め、意気込みをお願いします。
リーグ戦はまだまだ続き、みんなも体力的にも限界がきそうですが、京産の粘りはどのチームでも負けていないですし、決めて決めまくって点を取って盛り上げていきたいです!
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【写真・記事 野々口菜月】

【女子バレーボール部】激闘の末掴んだ勝利!

2023年度 関西大学バレーボール連盟女子1部春季リーグ
第6日(2023.04.30) VS帝塚山大

前日の武庫川戦の反省を活かし出だしからエンジン全開で挑んだ帝塚山戦。2時間に渡る激闘を見事京産大は勝利で収めた。
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【試合結果】
京産大帝塚山大
セットカウント 3-2
 第1セット 22-25
 第2セット 25-16
 第3セット 31-33
 第4セット 25-22
 第5セット 15-13

【スターティングメンバ】
#24高澤理子OH(現社3)
#13石塚日咲OH(現社1)
#33不破友彩OH(現社2)
#20岩本香織S(文4)
#27高田帆花MB(営3)
#31堀田梨菜OH(現社2)
#23大賀みるくL(現社3)

【試合展開】
ゲームは第1セットから緊迫した試合となった。昨日の武庫川戦と打って変わり序盤から相手のペースではなく京産大のペースを保ち食らいついていった。
惜しくも第1セットを落とすも、続く第2セットでは進化の片鱗を見せた。課題にあげていた1点目を取ると、一気に京産大のペースに持ち込んだ。また攻めると語っていたサーブも効き連続して得点重ね、9点差をつけ第2セットを制した。
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変わって第3セットは得点を取り合う苦しい展開となった。開始早々両者一歩も譲らず10点までサーブが次々と変わる試合になった。追いつき追い越されついに30点台に乗った。粘り強く戦ったが第3セットを落とす。
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後がない第4セット。京産大の勢いは疲労を感じさせないものだった。開始すぐ4連続得点し、自分たちのペースでゲームを進め、フルセットに持ち込んだ。
最終セットは第3セット同様点数の取り合いになった。しかし相手のペースに流されることなく自分たちのペースを守り攻めの姿勢を貫いた。8点目を先制し、良い流れのままコートチェンジ。その後も両者一歩も譲ることなく15対13で、見事最終セットを取り2時間に渡る激闘を勝利で収めた。
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第7日は1部昇格後一度も勝ち星を挙げれていない親和大学に挑む。ついに歴史が動く瞬間が訪れるかもしれない。
【記事 野々口菜月】


【コメント】
キャプテン高澤選手
ー振り返り
終始いい雰囲気でプレー展開できてたのと、サーブで崩して相手を崩せてたことが1番いい点だったなと思います。

ー昨日と全く違う雰囲気 試合前話したことはあるか
昨日は出だしが悪くてなかなかペースつかめなかった事が多かったんですけど今日は出だし集中してやろうっていう意識をみんなで声かけてやったので、自然にみんなスイッチ入って思い切ってプレーできました。あと雰囲気がよかった分1点目が結構取りやすかったっていうのはあります。

ー4セット目最初の勢いについて
切り替えてっていうのは第1にみんなで声かけて1点目から試合に入れたのがおっきかったです。

ーブロック2枚しっかりついていたが
相手が大きいって言っても隙間とか空いているところは絶対にあると思っていました。そこを突いていけたら相手も困惑して2枚ついてても打ち切れると思っていたので、相手が大きいだけっていう意識で弱気にならずに思い切って強気で当たっていくようにしました。

ー6日の親和大戦に向けて
自分たちが苦手なタイプの相手なので1点ずつ今日みたいに雰囲気良くプレーして相手に詰めていけたらいい展開でバレーできると思います。また相手の速い攻撃に対して慌てずにゆっくり落ち着いてプレーするようにみんなで意識してやりたいです。
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岩本選手
ー振り返り
最初から相手も大きいチームですしエースもいるチームだからみんなで挑戦する気持ち持って行こうって言っていました。またサーブをしっかり攻めていくのが大事だと思うからって話してて、試合中要所要所でサーブが効いてこっちの点数にできたのがよかった点かなと思います。

ー後輩が多いチーム。セッターとして考えていること
私がスパイクを決めさせてあげれるようにトスワークすることが1番大事かなって思います。安心して打てるようにトス上げた後のブロックフォローとかブロックの枚数だとかそういう声掛けも自分の中では大切にしています。

ー体力的に苦しい5セット目意識したこと
5セット目は短いので流れが来れば取れるようなゲームだから流れが大事だと思っていました。なので序盤からこっちが点数取れるように意識してやりました

ー6日の親和大戦にむけて
打点も高いですし、コンビバレーをしてくるチームで相性も悪いです。1部に上がってから1度も勝ててないチームでもあるのでみんなの力合わせて初勝利収めれるように頑張りたいです。
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石塚選手
ー振り返り
最初の方はあまり自分が決めてなかったんですけど、ゲームの中盤でだんだんとトスがあってきてセッターと結構いい形でいい状況で自分がスパイクを打つことができました。レシーブしてくれた人たちにも助けられみんなに助けられて点数を決めれたと思います。

ー4セット目良い立ち上がり 意識したこと
自分はクイックでリベロのいるレフト側にばっか打ってしまっていて、リベロのところを避けて打つようライト側に速攻を打ったり、工夫して点を取るようにしました。

ー最終セットの心境
最後自分はコートに立ってなかったんで、心の中ですごいヒヤヒヤしながら、コートの中の人をもうすごい応援してました。

ー6日の試合に向けて
今一敗をしてるので来週はしっかりと勝てるように、今日みたいに全員で一つのボールに集中して点数を取っていきたいと思います。
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【取材・撮影 野々口菜月 出口莉帆】

【女子バレーボール部】秋季リーグ最終日。神院大に一歩及ばず敗れる。

関西大学バレーボール秋季リーグ 対神院大(2020年11月8日)
11月8日、関西大学バレーボール秋季リーグ最終日対神院大が行われた。勝利し、笑顔でリーグ戦を締めくくりたいが、神院大に一歩及ばず敗れた。

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▲試合後全員で集合写真

「メンバー」
#1 日下部 南 (1年)
#4 岩本 香織 (1年)
#5 糸井 笑美 (1年)
#11 大嶋 菜々子 (4年)
#12 田丸 明早夏 (4年)
#19 山本 真鈴 (3年)
#21 井上 媛南子 (3年)
#24 木原 菜々子 (3年)
#25 前川 栞里 (2年)
#26 藤野 わかば (2年)
#27 文大 夏希 (2年)
#30 早瀬 千春 (2年)
#31 岡田 季奈 (2年)
#32 山本 珠乃里 (2年)

●京産大 0-3 神院大○
第1セット 17-35
第2セット 22-25
第3セット 23-25

第1セット
神院大の先制で始まった第1セット。序盤から相手に連続得点を許してしまい、たまらずタイムアウトを取る京産大。タイムアウト開け、相手のミスから得点を獲得し、早瀬のアタックが決まると流れを掴むも、相手の攻撃を止めることができず、第1セットを落とす。

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▲アタックを決める早瀬

第2セット
対武庫女戦で井上が話してくれたように粘りのあるプレーが見られた第2セット。序盤は、出だしから田丸の連続アタックが決まりリードする展開。しかし、じわじわと点差を詰められる。ここで、魅せたのが主将・大嶋。相手の強烈なアタックを何度も拾い、チームを活気づける。終盤、田丸のアタック、早瀬のブロックが決まり反撃するも続く第2セットも落とす。

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▲サーブを上げる田丸

第3セット
井上のブロックが決まり、京産大の先制から始まった第3セット。相手のアタックが決まると、やり返すようにアタックで返す京産大。終始、競る展開となった。1セットを取り、勝利に近づきたい中、活躍したのはやはり4回生の大嶋、田丸だった。相手の猛攻に食らいつくようにアタックを拾い、攻撃につなげる大嶋、つながれたボールをスピードのある攻撃で返す田丸。ここで負けるわけにはいかない、という気持ちの入ったプレーが見られた。終盤、田丸、早瀬、岩本の攻撃で追い上げを見せるも、一歩及ばず第3セットを落とし、神院大に敗れた。【記事編集 福田明音 写真撮影 松田拓真】

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▲ハイタッチする大嶋と田丸


試合後のコメント
大嶋主将
ー今日の試合を振り返って
自分たちにとっても最後のリーグ戦だったので思いっきりやりたいと思っていたんですが、もったいないミスが続くいつもの京産の試合になってしまった。リーグ戦が1番の醍醐味だと思っているので、(最後の試合に向けて)後輩たちにも力を貸してほしいと試合前に伝えていた。

ー今季のリーグ戦はどういった意味を持っていましたか?
3年ぶりの1部リーグ戦でチームでは私達4回生しか経験していなかった。そういう面では下級生にとっていい経験になったと思います。今年は降格がなく、来年も1部で試合ができる。下級生が多くメンバーに入っている分、来年に活かしてほしいと思います。

ー1部も2部も経験されましたが、この4年間はどう受け止められていますか?
2部だったら上位の方にいるんですけど、1部に上がると全然力が及ばなかった。目標は1部上位だったんですけど、まだまだそれには練習量も足りないと思います。監督が練習にいない分、もっと上回生がしっかりしなければいけなかったと感じました。

ー自主性が求められる中で、主将としての1年間はいかがでしたか?
すごい大変でした。でも、自分達でやるからこそ今後にもつながるし、自主性が強い環境だったからこそ良かったと思っています。元々はあんまり発言とかできるタイプではなかったんですが、主将を任されたことによって周りを見るようになったり、まとめることが初めよりはできるようになったと思います。

ー後輩達に受け継いでもらいたいものはありますか?
やっぱり上回生が試合に出た方が強くなると思う。上級生にはもっと頑張ってほしいと思うし、今回のリーグ戦を経験していることはすごくいいことだと思うので活かして欲しいです。

ー来週の関西インカレはどういった大会にしていきたいですか?
強い相手と当たるんですが、勝ち負けよりも引退試合ということでいい形で後輩に引き継げるように頑張りたいと思います。

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田丸選手
ー今日の試合を振り返って
1セット目は出だしが悪くて、相手も強かったので取られても仕方のない部分もあったと思うんですけど、2,3セット目はリードした部分もあったのに、抜かされて最終的には負けるという内容だったので、強い相手にリードできてたのを守れるぐらいの実力をつけていくことが必要だと自分は終わりなんですけど思います。これからもバレーを続けていく上で経験値を高めることができる試合だったと思いました。

ー第3セット終盤の攻撃について
自分的にもあそこで2点3点とか点数が開いていても、最後まであきらめずにやることが自分の仕事でもあったし、あきらめきれなかった。勝てるチャンスは低い展開ではあったかもしれないけど、あきらめきれなかったところがある。最後にミスしたのは痛かったですけど、そこを決めきれたら、責任を果たせるプレーができたのではないかなと思います。

ーリーグ戦を振り返って
前半戦は教育実習でいなくて、関大戦からの参加だったんですけど、1回生の頃から、ユニフォームを着させてもらっていて、4回生になってチームのエースを任されて、大学生活の集大成という気持ちで臨んだんですけど、練習ができなかったりという部分もあって、今までやってきたことが全部出せたかと言われるとそうではないので、全体を振り返っても悔しい思いは残ったリーグ戦だったなと思います。

ー他のチームと比べて
レシーブもそうだし、攻撃力も全体的に自分たちはトレーニングをあまりやっていないところがあるので、他のチームはトレーニングをしっかりして、パワーとかもあると思うので、全体的に劣ると頃はあると思います。

ー後輩たちへ
今回はイレギュラーの感じで、降格が無かったから春も1部でできる。自分と菜々子(主将)しか(4回生は)コートに立ってなかったので、後輩たちはそれなりに経験できたと思うので、その経験を活かして、もっと勝てるチームに、これから練習できると思うので、時間を重ねてゆっくりでもいいのでレシーブとかからでも、何か1つでも他のチームに勝るものがあるチームになってくれたらなって思います。

ーこれからの目標
自分はいつもチームのエースという立場を最終的には任されてきたので、そこでもチームのエースとして張り合えるくらいのパワーとか技術をつけていって、最終的にはチームをそれぞれのリーグ戦とかある中で優勝に導けるような選手になっていけるようになりたいです。

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井上選手
ー今日の試合について
神戸学院に比べて攻撃力も劣っていたし、レシーブつなげていてもそこから点につながるかどうか、っていうところの確率が低かったと思う。今日最後の(リーグ戦)試合で勝てなかったので、またこれを来年につなげたいです。

ー神院大3番の選手について
打点も高くて、コースも良いところに打ってくるので、いい選手だと思った。

ー関西インカレについて
リーグ戦でできなかったことを活かして、本当に4回生が最後になるので、勝ち負け関係なく良い内容の試合がしたいです。

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糸井選手
ー1年生でセッターとして試合に出る中で心がけていることはありますか?
スパイカーが全力で打てるように、一本目が乱れてもしっかりもっていけるように心がけています。

ーポジションについて
高校の時に怪我をしてしまい、1年間ぐらいスパイカーをやっていたのですが、それ以外ではバレーを始めた頃からずっとセッターをやっています。

ー今年1部を経験して感じたことはありますか?
自分の想像以上にみんな上手いしバレーにかける熱意を感じる。4回生が少ないから自分達は負けていいというわけではなくて、それだからこそ4回生のために頑張らないといけないと思いました。

ー4回生への想いはどういったものがありますか?
メンバーに入っている4回生だけじゃなくて、周りにいる4回生もいつも声をかけてくださっていたので、その人達の分も自分が頑張りたいと思ってプレーしていました。

ー来週の関西インカレに向けて一言お願いします。
まずは一回戦を突破できるようにチームに貢献していきたいと思っています。
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【取材 松田拓真、福田明音】
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