京産大アスレチック

学内スポーツ紙「京産大アスレチック」を製作・発行する、京都産業大学体育会本部編集局の公式BLOGです。

軟式(A号)野球部

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【軟式野球部】成蹊大に惜敗 1部残留へ崖っぷち

令和5年度近畿学生軟式野球春季リーグ
vs.大阪成蹊大学
@伊丹スポーツセンター野球場(2023年4月28日)


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【試合結果】
京産大100 010 000 = 2
成蹊大000 200 10X = 3

【出場選手】
1 投中 森本 邑(3年)
2 左  渡辺 慧哉(3年)
3 一  高雄 翔馬(3年)
4 右  伊藤 岳空(3年)
  投  伊達 瑞希(3年)
5 中右 有村 直希(3年)
6 三  渡邊 和真(3年)
7 二  竹中 智哉(3年)
8 捕  山田 真生(3年)
9 遊  中島 康介(3年)

【試合内容】
 リーグ戦績は1勝5敗。接戦を勝ちきれず、連敗続きとなっている京産大。この日対戦した大阪成蹊大にはすでに1勝しており、今回も負けられない。
 先発投手は、本職センターの主将・森本。初回に味方から1点の援護をもらうと、順調に成蹊打線を0に抑えていく。しかし、4回に適時打を浴び同点に。そして暴投が重なってしまい、一気に逆転を許してしまう。しかしその直後の攻撃で、森本が長打で出塁。さらに相手の失策に乗じて一気に本塁へ生還。まさに自分のバットと足で取り返す同点劇であった。
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▲二塁にスライディングする森本

 7回からは、2番手の伊達に投手を交代するが、2連打を浴びてしまい勝ち越し点を与えてしまう。ただその後はすぐに立ち直り、追加点を与えず味方の援護を待つ形となった。勝ち越された後の京産大の攻撃は、渡邊和、渡辺慧がそれぞれ安打を放ち出塁するも、後続打者に一本が出ず、点を返せないまま試合終了。
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▲先発・森本の後を継いだ伊達

 「成蹊も同じで、負けた方が2部降格に近づく」(森本)、まさに崖っぷちでの試合だったが、モノにすることができなかった。残り試合は5月での3試合。それも大体大や神戸大といった強豪校との試合を控えており、厳しい戦いはまだまだ続く。1部リーグ残留のため、ここからが正念場だ。

【試合後のコメント】
森本 邑 選手
○2-3とわずかに及ばず惜敗
 「初回はいい形で点が取れたんですけど、エラーとか点の取られ方が悪くて、そこがずっと言っている課題なんですけど、もう少し足りていないって感じですかね。」
○走者を出すも残塁の山
 「成蹊は京産と一緒で、負けた方が2部降格に近づいてしまうという感じだったので、(両チームの)気持ちの差ですかね。」
○投手として6回2失点
 「自分でいうのもですがテンポよく投げられるので、チームもリズムよく(攻撃につなげて)いけるかなと思っていたんですけど、自分が走者として出て体力が落ちてきたところで(相手チームに)打たれてしまったので、そこで流れが変わったなと思いましたね。」
○残りのリーグ戦に向けて
 「あと3試合残っているので、そこは全部勝って絶対に2部には落ちないようにしたいです。」

【ここまでの試合結果】
4月4日 ●2-8 vs.佛教大学
4月5日 ○5-1 vs.大阪成蹊大学
4月10日 ●5-8 vs.神戸学院大学
4月13日 ●0-1 vs.佛教大学
4月18日 ●1-2 vs.大阪体育大学
4月19日 ●0-7 vs.神戸大学
4月28日 ●2-3 vs.大阪成蹊大学

【取材・撮影:亀本皐介】

【軟式野球部】大阪大との入れ替え戦 コールド快勝で好発進

令和4年度 近畿学生軟式野球連盟 秋季リーグ戦
1,2部入れ替え戦 vs.大阪大(2022年12月14日)


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~試合結果~
京産大023 06 = 11
大阪大000 00 = 0
※規定により5回コールド勝ち

~出場選手~
1 中 森本 邑(2年)
2 遊 中島 康介(2年)
3 三 渡邊 和真(2年)
4 一 高雄 翔馬(2年)
5 右 伊藤 岳空(2年)
6 二 竹中 智哉(2年)
7 左 有村 直希(2年)
8 捕 山田 真生(2年)
9 投 都藤 嘉乙(2年)

~試合内容~
 今春、リーグ優勝を果たし全国大会に出場した京産大。春秋連覇を狙い戦った秋季リーグは不振に終わった。その結果、1部・2部間の入れ替え戦に出場。2部上位の大阪大と、来春の1部参戦を懸けて試合に臨んだ。
 先日、3年次生が秋季リーグを最後に引退し、今回挑むのは1・2年次生で構成された新チーム。公式戦の経験が少ない選手が大半を占めており、チームのこれからを占う重要な試合となった。先発投手を務めたのは、右腕の都藤。伸びる直球が持ち味のオーバースロー投手だ。初回の立ち上がりは制球がうまく定まらず、与四球を重ねてピンチを背負う。しかし後続をしっかり打ち取り無失点で切り抜けた。攻撃陣は1回こそは三者凡退で終わったものの、守備でリズムを作ってからはエンジン全開。高雄、伊藤の連続安打から好機を作り、その後は相手の失策を誘って幸先よく2回に2点を先制。3回には、高雄、有村に適時打が生まれて効率よく得点を重ねていく。味方の援護に乗じて、2回から都藤もギアを上げる。この回に3者連続奪三振を記録。3回以降も走者を得点圏に出すも、凡退、奪三振で大阪大に流れを渡さない。さらに得点を挙げたい京産大は5回に打者12人の猛攻を展開し、6得点。11-0と大量リードを得た。5回裏もピンチを背負うが0で抑え切り、規定コールドで5回で決着をつけた。
 来春の1部リーグ、そして全国大会に向けて負けられないこの日の戦いは京産大が圧勝。残留に王手をかける1勝となった。2戦目は翌日の15日に控える。2試合で1部残留を決められるか、今後の戦いに注目だ。

~コメント~
森本主将

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〇入替戦の初戦で快勝
 「最初は新チーム初戦ということで不安もあって、初めて試合に出る人もいたんですけど、緊張の中でも生き生きと(プレー)してくれて、それが結果として繋がって良い勝ち方ができたので良かったです。」
〇新チームの初陣が入替戦
 「負けたら2部に降格してしまうんですけど、前から出ていた伊藤くんとか中島くんがプレーで引っ張っていってくれたので、それにみんなついていってくれたと思うので、とても良かったです。安心しました。」
〇攻撃陣は効率良く得点を重ねる
 「新チームになってから初めて試合に出る高雄選手とか、6番の竹中選手とか、7番の有村選手が安打で出てくれて、点も取ってくれたので非常に助かりました。」
〇試合前に守備の不安はあったか
 「都藤選手が公式戦で初めての試合が1,2部入替戦ということで、とても緊張していたらしいんですけど、結果は良かったです。」
〇15日以降の戦いに向けて
 「快勝したからといって油断することなく、明日も勝って1部に残留したいと思います。」

有村選手
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〇入替戦の初戦を快勝
 「最初は相手の失策から点が入って、そこから勢いに乗れたので良かったかなと思います。」
〇新チームでの初陣 緊張はあったか
 「1打席目は特に緊張して、初回はみんなも(動きが)ちょっと硬かったので、徐々に慣れていったという感じです。」
〇2回から猛攻を展開し、5回で決着をつけた
 「安打も繋がって四球も出て、チャンスをしっかり活かしきれたという感じですね。」
〇3打席で打点を記録
 「まだ捉えきれていない部分もあるので、そこの修正をしっかりしていきたいと思います。」
〇守備面でも試合前の不安は
 「相手(大阪大)の打力がどんなものかは分からなかったんですけど、投手の都藤がしっかり抑えていたので、そこは問題ないかなと思いますね。」
〇15日以降の戦いに向けて
 「明日も気を抜かず油断せず、一個一個のプレーをしっかり大事にしていきたいと思います。」

~他の試合結果~
12月15日 京産大 9-0 大阪大
2連勝で1部残留を決めました!

【取材、撮影、執筆:亀本 皐介】

【軟式野球部】3年次生15名のコメント

令和4年度 近畿学生軟式野球連盟 秋季1部リーグ戦
京都産業大学 6-7 佛教大学
@伊丹市立伊丹スポーツセンター野球場(2022年10月21日)


 先日、京都産業大学軟式野球部は3勝6敗という成績で秋季リーグ戦を終えました。目標としていた優勝には遠く及びませんでしたが、19年ぶりの春季リーグ制覇、そして昨年新設された夏の全国大会へ初出場を果たしたこの1年間は彼等にとって価値あるものとなるでしょう。
 この試合をもって、3年次生15名(マネージャーを含む)は軟式野球部を引退します。そこで、3年次生全員にインタビューを行い、その内容を掲載させていただきました。ぜひご覧ください。

山崎 晴生 主将   捕手、右投左打、背番号10
 〇最終戦を終えての感想
  「最後は全員で全力で楽しんで野球ができたかなと思います。」
 〇まさかの展開もあった最終戦 十分に楽しめたか
  「それもそれで良い意味でも悪い意味でも思い出なのかなと。自分たちは楽しめたのでよかったです。」
 〇スタメンが全員3年次生
  「みんな(この試合が)最後なので、野球人生の集大成というか、十何年と野球を続けた人たちばかりなので、最後は3年次生で行こうという形になりました。」
 〇1年間を振り返って
  「はじめは2部から上がってきたばかりなので、緊張とかチームの中でもいろいろあったんですけど、本番に強い選手ばかりだったので、みんなが同じ方向性を途中から向けたので、それが勝ちに(春季の)優勝に繋がったと思います。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「言葉では言い表せないほどにありがとうって感じです。」
 〇新チームに期待することとは
  「僕たちの代から出ている後輩もいてるので、その選手たちにチームを引っ張ってもらって、春秋と全国大会を目指してもらいたいです。」

安井 謙介 選手   内野手、右投左打、背番号31
 〇今日の試合を振り返って
  「小学校から始めた野球の最後の試合だったので、とにかく楽しく後悔なく最後の試合をやりたいなと言っていたので、個人の結果でも出せたので良かったです。」
 〇今日の試合展開もあったが楽しめたか
  「最後だったので、楽しくできて良かったですね。」
 〇この1年間を振り返って
  「良い仲間に出会えたし、楽しい大学野球生活でした。ここまで熱くなれるとも思っていなかったので良かったです。」
 〇今日の試合でも長打を2本も放つ
  「春のリーグで結果が出て、秋はぼちぼちだったので、最後気持ちで打てて良かったです。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「週2~3回しか集まらないんですけど、楽しい充実した大学生活を送れたのはみんなのお陰なのでありがとうって伝えたいです。」
 〇新チームに期待すること
  「勢いで勝てるんですけど、負けだしたら厳しい戦いが続くと思うので、練習から準備していってもらえたらなと思います。」

渡部 匠 選手    内野手、右投右打、背番号26
 〇今日の試合を終えての感想
  「まあ完全に僕のせいですね(笑)。」
 〇まさかの試合展開
  「ちょっと気を抜くのが早かったのが正直なところですね。僕も含めてみんなも。」
 〇スタメンが全員3年次生
  「最後なので、全国にも出たしみんなと最後までやりたいなという気持ちも強かったし、3年次生でスタメンを固めました。」
 〇今日の試合では本職セカンドの他にセンターにも挑戦
  「みんながこれまで守ってくれた守備位置を守ってみたいなと思って、最後センターにも挑戦してみました。」
 〇1年間を振り返って
  「良いチームメイトに恵まれて最高の1年間でした。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「ここまで来たのも、このメンバーだったからなので、ありがとうと伝えたいですね。」
 〇新チームに期待すること
  「力持ってる選手は揃っているので、もう一回全国に行って、僕たちは初戦で負けたのでもっと上に行ってほしいです。」

軌保 壱秀 選手   内野手、右投右打、背番号44
 〇今日の試合を振り返って
  「最後の試合だったので、悔いのないようにしようと心掛けていました。勝てなかったんですけど、みんなで良い試合をできたかなと思います。」
 〇試合展開もあったが楽しめたか
  「最後にふさわしい試合だったかなと思います。」
 〇この1年間、多くの試合で4番に座る
  「あんまり4番らしいバッティングはできなかったんですけど、最後に先制適時打を打てて、良かったかなと思います。」
 〇この1年間を振り返って
  「まさか自分たちが全国に行けるとは思っていなかったので、本当に楽しかったの一言です。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「今までありがとうございましたという一言です。」
 〇新チームに期待すること
  「全国大会を経験した選手もいますし、良い選手が多いので、春から頑張ってほしいなと思います。」

吉岡 知哉 選手   投手、右投右打、背番号7
 〇今日の試合を振り返って
  「最後ということだったのでみんな気合を入れて頑張っていたんですけど、最終回僕のせいで逆転されてしまってみんなには申し訳ないです。」
 〇試合展開もあったが楽しめたか
  「前日に親からメッセージをもらったので、しっかり打席では良いバッティングをすることができました。」
 〇投手としても活躍
  「春に目標としていた全国大会に出場することができたので、特に悔いはないです。」
 〇1年間を振り返って
  「最初は全国大会出場なんで達成できないと思っていたんですけど、みんなチームメイトと協力して徐々に仲間意識が芽生えて、良いチームができたなと思います。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「選手たちとはプライベートで関わることも多かったので、野球を続けてこれたのはこのチームメイトだったからだと思います。マネージャーさんも2年間半しっかり支えてくれたので、後で一人一人にお礼を言いたいと思います。」
 〇新チームに期待すること
  「良い選手は揃っているので、自分たちが達成できなかった全国大会での1勝を達成してほしいです。」

兒島 保孝 選手   外野手、左投左打、背番号6
 〇今日の試合を振り返って
  「18年間の野球人生、悔いのないようにやろうと一生懸命頑張りました。楽しかったです。」
 〇試合展開もあったが楽しめたか
  「はい、楽しかったです。」
 〇普段守らない内野にも挑戦
  「僕は組織の人間なので、やれと言われたポジションを全力でやるというのが目標です。」
 〇1年間を通して
  「高校時代から1回も全国大会に出れたことがなかったので、すごく嬉しかったですね。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「本当に全員に感謝しています。自分のわがままとかも聞いてもらって、全員すごく良い友達だなと思います。」
 〇新チームに期待すること
  「全国制覇だけです。それ以外は何も要りません。」

高比良 千尋 選手  外野手、右投右打、背番号16
 〇今日の試合を振り返って
  「結果的には悔しい結果になってしまいましたけど、みんなと楽しくできたので良かったです。楽しかったです。」
 〇スタメンが全員3年次生
  「3年次生の力でという気持ちは人一倍ありました。」
 〇1年間を振り返って
  「まさか全国に出るとは思っていなかったので、本当に野球人生の中で一番良い1年間だったかなと思います。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「本当に最高のチームメイトに恵まれて、本当に最高でした。」
 〇新チームに期待すること
  「全国優勝のみです。」

松村 圭祐 選手   内野手、右投右打、背番号8
 〇今日の試合を振り返って
  「7回まで堀岡くんが良いピッチングをして、ノーヒットノーランの感じで、援護点が欲しいところで初回から点が入って、良い流れで終盤まで行けたかなって感じです。」
 〇試合展開もあったが楽しめたか
  「最後の試合で3年次生全員が出たので、満足ですね。」
 〇今日は適時打も放ち活躍
  「嬉しかったですね。」
 〇1年間を振り返って
  「すごく良い流れで全国に行けて、初戦で負けてしまったんですけど、めちゃめちゃ良い思い出をさせていただきました。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「約3年間ずっと一緒に野球をやってきてすごく楽しかったし、マネージャーも練習とか寒いときや暑いときも、大変だけど毎日来てくれて感謝しています。」
 〇新チームに期待すること
  「レギュラーで出ていた2年次生もいるし、チーム自体はそんなに劣ることもなく、普通に(来季にも)入れると思うし、雰囲気も今の2年次生もめちゃくちゃ良いから、非常に面白いんじゃないかと思います。」

堀岡 拓真 選手   投手、左投右打、背番号21
 〇今日の試合を振り返って
  「最後の試合ということなので、自分も気合が入って試合に臨めたかなと思います。それで最高の結果が出て良かったと思います。」
 〇試合展開もあったが楽しめたか
  「ずっとノーヒットノーランが続いてて、最後は打たれてしまったんですけど、楽しく野球ができたと思います。」
 〇7回途中まで無安打投球
  「気合が入っていましたね。しかし最後意識してしまってから、少しボールが甘くいってしまいましたね。」
 〇スタメンが全員3年次生で試合に臨む
  「3年間ずっと一緒にやってきたので、ここで勝ちたかったなという気持ちはあります。」
 〇この1年間を振り返って
  「良いところがなかったんですけど、最後が良かったのですべて良しって感じです。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「コロナの中でマスクのある時代でしたけど、それでも野球が一緒にできて、みんなの笑った顔が見れて本当にありがとうございますと伝えたいです。」
 〇新チームに期待すること
  「とりあえず僕たちの記録を超えてほしいです。」

三杉 亮太 選手   投手、右投右打、背番号1
 〇今日の試合を振り返って
  「やっぱり自分のせいで負けてしまった部分があるので、入部してから引退するまでの2年間ほとんどチームに迷惑しかかけていないんですけど、それでも楽しかったと思えたので、すごく良かったです。」
 〇試合展開もあったが楽しめたか
  「うまくいかないことが多かったんですけど、楽しむことはできました。」
 〇8回、堀岡投手が初安打を許してからの登板
  「あっ、今日行くんだって思いました。」
 〇1年間を振り返って
  「チーム全体的に仲が良いので、そういうところも(春季リーグで)優勝するきっかけの一つだったんじゃないかなと思いましたね。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「楽しそうで始めた野球が最後に楽しかったで終われたのは、きっとこの15人でやりきれたからだと思います。あまり戦力にはなれなかったんですが、とても感謝しています。ありがとうございました。」
 〇新チームに期待すること
  「自分たちの記録を超えてほしいなというのが一番の願いですけど、後輩たちがどうしたいかが叶えられればそれがベストです。」

矢儀田 裕士 選手  外野手、右投右打、背番号9
 〇今日の試合を振り返って
  「僕は途中から出場したんですけど、今川くん(佛教大のエース)は良い投手なので、僕も普段は今川くんを意識して素振りとかしてたので、実際に対戦ができてよかったなと思います。」
 〇代打で出場
  「今川くんをずっとイメージしてやってきたので、残念ながら結果は出せなかったですけど、6点差で自分の一打でコールドを決めたかったので、そこは悔しかったんですけど、対戦できたところは良かったなと思います。」
 〇試合展開もあったが楽しめたか
  「僕個人的にはこのような試合を久しぶりにできたので、楽しんでやれたと思います。」
 〇1年間を振り返って
  「授業の関係とかで行けなかったこともあったんですけど、僕が行くときはみんな一つになってやっていたと思うので、それが(春季リーグの)優勝に繋がったんじゃないかなと思います。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「ここまで楽しい環境でやらせていただいたことが一番の感謝だと思っているので、素直にありがとうって言いたいと思います。」
 〇新チームに期待すること
  「1,2年次生は能力がある子が多いので、そのポテンシャルを生かして頑張ってほしいなって思います。」

出村 天磨 選手   投手、右投右打、背番号89 ※試合当日は欠席
 〇1年間を振り返って
  「ピンチで登板することが多かったですが、抑えることができて良かったです。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「途中入部の僕と仲良くしてくれてありがとうございました。」
 〇新チームに期待すること
  「全国大会に出場してほしいです。」

本田 千花 マネージャー
 〇今日の試合を振り返って
  「良い思い出になったなという感じでした。」
 〇球場で躍動する3年次生の選手を見て
  「最後すごく楽しい試合にしてくれて嬉しかったです。」
 〇ここまでの2年間半を振り返って
  「全国大会にも行ってもらって、すごく濃い2年半を過ごせてよかったです。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「1回2部に降格したこともあったんですけど、私たちの代で全国大会に行けてすごく濃いマネージャー生活だったと思っているので、感謝しています。ありがとうございました。」
 〇新チームに期待すること
  「私たちも全国に行けたので、また全国に行ってほしいなと思います。」

藤本 美夢 マネージャー
 〇今日の試合を振り返って
  「負けたけど最後まで良い雰囲気で戦えていたと思うので、すごく楽しかったです。」
 〇球場で躍動する3年次生の選手を見て
  「やっぱりみんな試合中も楽しそうで、見ている方も楽しかったです。」
 〇ここまで2年間半を振り返って
  「全国に行けたのもすごく良い経験になったし、普段の練習とかも楽しかったです。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「ありがとうって感じですね。」
 〇新チームに期待すること
  「私たちの結果を超えられるような強いチームになってほしいなと思います。」

若狭 茉実 マネージャー
 〇今日の試合を振り返って
  「みんな毎回楽しい試合ができているのを見て、こちらも楽しくなりました。」
 〇球場で躍動する3年次生の選手を見て
  「本当に野球が好きなんだなと思いましたし、9回表にめっちゃ点を取られたときでも、みんな笑っていて一球一球楽しんでいる感じがあったので、見ているこちらも楽しかったです。」
 〇ここまでの1年間を振り返って ※2年次途中から入部
  「私はちょうど1年前くらいに入ることになって、2年半も活動できていないんですけど、急に入ってきたにも関わらず、選手たちは私を受け入れてくれて仲良くしてくれたので、大学生活においても充実した部分だなと思います。」
 〇共に戦ってきた3年次生にメッセージ
  「全国に行けたこともそうですし、1年前に入ってきたにも関わらず仲良くしてくれたので、ありがとうございます。本当にお疲れ様でした。」
 〇新チームに期待すること
  「2年次生も良い選手がいっぱいいると思うので、もっともっと良い成績を残せると思います。頑張ってください。」

軟式 集合写真


3年次生の皆さん、長い野球生活お疲れ様でした!

【取材:亀本皐介 写真提供:京都産業大学体育会軟式野球部】

【軟式野球部】強豪・佛教大との最終戦 そして3年次生は引退へ

令和4年度 近畿学生軟式野球連盟 秋季1部リーグ戦
vs.佛教大学
@伊丹市立伊丹スポーツセンター野球場(2022年10月21日)


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~試合結果~
佛教大000 000 034 =7
京産大120 001 200 =6

~出場選手~
1 中二三中 兒島 保孝(3・岡山南)
2 遊    安井 謙介(3・日高)
3 捕    山崎 晴生(3・日高)
4 一    軌保 壱秀(3・姫路南)
5 二中二  渡部 匠(3・大垣東)
6 三二投  吉岡 知哉(3・玉野)
7 左    松村 圭祐(3・京都産大附)
  打左   矢儀田 裕士(3・常翔学園)
8 右    高比良 千尋(3・長野商)
9 投    堀岡 拓真(3・堺東)
  投    三杉 亮太(3・愛知)
  三    中島 康介(2・姫路南)

~試合内容~
 秋季リーグ優勝、秋の全国大会出場に向けて戦ってきた軟式野球部。3勝5敗と負け越し、目標には至らなかったが、全員野球をここまで貫いてきた。いよいよ最終戦だ。この試合をもって、3年次生15名は引退する。最終戦の相手は、何度も死闘を繰り広げてきた佛教大だ。
 序盤、京産大は「春の王者」らしい試合を展開した。1回裏、今春に本塁打も放っている安井が二塁打で出塁すると、4番・軌保も二塁打を記録し、先制点を挙げる。2回には吉岡、松村が連続で二塁打。その後、一死三塁からラストバッター堀岡が犠飛。3-0と試合を有利に進める。3回以降、好機を作りながらも得点できなかった打線は、6回裏に堀岡の左前適時打、続く7回裏に渡部の2点適時三塁打で再び加点。6-0とし、コールドも視野に入る展開に。一方、先発投手を務めた堀岡は、主にゴロを打たせて取る投球で順調にスコアボードに0を並べていく。7回までは、野手の失策や与四球による走者は出すものの、安打は1本も許さず。ノーヒットノーランの期待も高まってきた8回表、先頭打者に安打を許した。ここで投手は三杉に交代。しかし、継投策も空しく、相手打線を止められず。さらには失策の数が増え、大きな失点に。9回には吉岡が登板するも、最大6点差を2イニングの攻撃でひっくり返されてしまった。9回裏、最後の攻撃。一死後、三杉が二遊間の強打で出塁に成功。続く1番・兒島が併殺に倒れ、試合終了。
 リードが最大6点、コールド目前からまさかの敗戦。最終戦を勝利で飾ることができなかったが、選手たちは最後まで笑顔を絶やさず、試合を楽しんでいた。2022年シーズンは、19年ぶりの春季リーグ優勝、夏の全国大会 "SUMMER CUP" 初出場など、彼らにとって色濃い1年間となった。
 これからは1,2年次生中心の新チームが始動する。部を去る3年次生たちは「俺たち(私たち)の記録を超えてほしい」と新チームへの期待を語った。新たなスタートを切る彼らに”全国大会での勝利”という明確な目標が与えられたのだ。この秋季リーグの成績は3勝6敗。来月には2部校との入れ替え戦が行われる可能性がある。なんとしても1部に残留する、その想いと共に京産大軟式野球部は新たに舵を切った。

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~ここまでの試合結果~
9月12日 vs.佛教大学 3-8 ●敗戦
9月21日 vs.京都大学 5-2 ○勝利
9月26日 vs.大阪体育大学 0-1 ●敗戦
9月30日 vs.神戸大学 1-7 ●敗戦
10月3日 vs.神戸学院大学 6-4 ○勝利
10月4日 vs.京都大学 5-3 ○勝利
10月12日 vs.神戸大学 1-5 ●敗戦
10月14日 vs.大阪体育大学 2-7 ●敗戦

※今回は3年次生15名全員にインタビューをさせていただきました。
 そちらは別途公開しておりますので、是非ご覧ください。

【取材、撮影:亀本皐介】

【軟式野球部】久々の全国の舞台 初戦敗退も秋に期待

第2回全日本大学軟式野球選抜大会 SUMMER CUP 2022
1回戦 vs.中京学院大
@長野オリンピックスタジアム(2022年8月22日)


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~試合結果~
京産大000 000 000 = 0
中京学001 011 01Ⅹ = 4

~出場選手~
1 中  森本 邑(2・姫路南)
2 二  渡部 匠(3・大垣東)
3 遊  安井 謙介(3・日高)
4 一  軌保 壱秀(3・姫路南)
5 左  兒島 保孝(3・岡山南)
6 捕  山崎 晴生(3・日高)
7 右  伊藤 岳空(2・京都産大附)
  打  高比良 千尋(3・長野商)
  投  堀岡 拓真(3・堺東)
8 三  中島 康介(2・姫路南)
9 投右 吉岡 知哉(3・玉野)

~試合内容~
 今春、19年ぶりの1部リーグ優勝を果たした京産大。昨年から始まったSUMMER CUPには初めての出場となる。信州の地で歴史を刻めるか。初戦の相手は東海ブロック代表の中京学院大。
 先発投手は右腕の吉岡。3回裏、テンポよく二死を取ったが、内野安打と失策が絡み走者二塁。適時打を浴び、先制点を許す。5回裏にも先頭打者への四球から相手が犠打。そして暴投が絡み1失点。6回裏にも追加点を挙げられ、厳しい展開が続く。また、攻撃陣も中京学院大の投手を打ち崩せない。8回表までの攻撃で安打を記録したのは兒島、山崎の2人のみ。得点圏に走者を進めることすらできなかった。0-4で迎えた最終回の攻撃。ここで森本、渡部の連続出塁で一死一、三塁とこの試合唯一の好機。そして打順が巡ってきたクリーンアップ。しかしながら、安井、軌保が連続で凡退。反撃ならず、完封負けで初戦敗退となった。
 投手陣は吉岡が7回、堀岡が残りの2回を投げて合計4失点。まずまずの試合展開をつくった。一方の野手陣は相手の2投手から得点を奪えず、3安打と打線が沈黙。また、守備でも4失策を記録してしまい、失点につながってしまった。
 夏の大一番を終えて、いよいよ秋の栄冠に向けて突っ走る軟式野球部。先日行われた秋季リーグ開幕戦では、春季に2連勝している佛教大に逆転負け。前途多難なスタートとなった。しかし、今春のリーグ戦では開幕戦黒星から優勝に登り詰めている。1試合終えたとはいえ、まだまだここからだ。これからの彼らの逆襲に期待だ。

~試合後のコメント~ ※後日、オンラインで実施
山崎主将
〇全国大会に出場しての感想
 「はじめは全国というだけで緊張したんですけど、だんだん試合をしていくうちに緊張も解けたり、家族だったりいろんな人が観に来てくれていたので、その声援とかでも頑張らないといけないなと思って、全力でプレーしました。」
〇リーグ戦と全国大会とで相手の違いは
 「全国レベルだったら作戦とか、走者が三塁に来たら打者が自分からゴロを打って、軟式球は(公式球と比較して)より跳ねるのでわざとバウンドさせて、その間に走者を本塁に還すという作戦にやられてしまって、それで点はいっぱい取られてしまいましたね。」
〇中京学院大の投手陣に翻弄され、3安打散発完封
 「投手はぶっちゃけ打てたと思うんですけど、うまく打線が繋がらなかったなと思ってそこが詰めていかなければいけないかなと感じました。」
〇先発の吉岡、堀岡が4失点しながらも好投
 「ピッチング自体は二人ともよかったので、叩き(走者三塁での意図的なゴロ)がうまい場面で、相手の監督さんや選手たちにやられたかなと。練習不足だったなと思います。」
〇守備は4失策
 「言い訳にはなるんですけど、ナイターゲームだったので僕自身が経験なかったというのと、一人一人緊張があったのかなと個人的には感じております。」
〇秋季に向けての改善点
 「直しておきたいところは特になくて、いつもの自分たちの野球をするだけなのですけど、守備をもっと固めていって、あとはチャンスで一本はこれまでと同様で、そこで点が取れるか取れないかがカギになってくると思います。」
〇残りのリーグ戦への意気込み
 「もちろん全国大会にもう一度出場するのが第一なんですけど、春(全国に)出たからといって慢心せずに一戦一戦自分たちにやれることをやって勝ち進んでいけたらなと思います。3年次生は最後の大会になってしまうので、一人一人悔いは残さず全力で最後までやりきりたいと思います。」

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~秋季リーグの試合結果~
9月12日 京産大 3-8 佛教大

【取材:亀本皐介 写真提供:京都産業大学体育会軟式野球部】
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