京産大アスレチック

学内スポーツ紙「京産大アスレチック」を製作・発行する、京都産業大学体育会本部編集局の公式BLOGです。

ハンドボール部

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【ハンドボール部】春季リーグの借りを返すも王者に完敗

関西学生ハンドボールトーナメント選手権大会
vs同志社大A vs大体大A (2022年6月5日)


メンバー
1 福山翔太(営2=北嵯峨)
2 市川元貴(営2=近江兄弟社)
3 安藤圭志(済1=熊本国府)
4 楚南和輝(済3=興南)
5 西尾翔生(済2=大阪商業大学堺)
7 西晟永(法3=東山)
8 鳥平峰裕(現3=桃山学院)
10 山之内琢磨(済2=粉河)
11 関悠真(営1=関西大学北陽)
13 篠藤遼一(情1=鳥羽)
14 當房歩大(営1=洛北)
15 猪原琉矢(現3=熊本マリスト学園)
16 空本知洋(済1=香川中央)
17 大平堅吾(現1=桃山学院)
18 柴田洸大(済3=大阪偕星学園)
19 土橋勇太(営3=長崎日本大学)

試合結果
2回戦 京産大25ー23同志社A(13-10、8-11、4-2)
3回戦 京産大15-30大体大A(7-15、8-15)

試合展開
(同志社戦)
前半は先制点を許すもキーパー(空本)の好セーブや5連続得点をあげるなど、京産大に流れを引き寄せたが、前半終盤、同志社の粘りもあり13-10で折り返す。後半は互いに点を取り合う接戦となり点差を保っていたが、残り2分を切ったところで追いつかれ試合は延長戦へ。7メートルスロー(5人)で競われる延長戦は、3人目がシュートを外し後のない場面でキーパー(福山)が相手のシュートを2度止め、リードした状態で5人目(大平)がシュートを決め、勝利を収めた。
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▲キーパー空本(1年)
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▲主将としてチームを率いる楚南和輝
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▲延長前の選手達

(大体大戦)
2回戦を終えて約2時間後、3回戦の大体大戦が行われた。大体大は先月行われた春季リーグで1部優勝を果たした強豪である。前半から相手の流れに飲まれて苦戦を強いられ終盤まで相手の勢いを止められず、7-15で前半を折り返す。後半も波に乗った大体大を止められず15-30で試合を終える。
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▲試合前の円陣

試合後コメント
楚南和輝(次期主将)
―同志社戦を振り返って
 今日二試合だったんですけど、まずは目の前の一戦を勝たないと次に進めないので、まずはそこで全力を出すのが入りの計画だったんで、勝てたことは正直嬉しいですけど、やっぱ後半やられた部分があったんで、そこで締めれるか締めれないかの勝負だったと思うので、やっぱ勝つ、1点でも2点でも多く取れたのは嬉しい。でも(相手は)混合チームじゃないんで、(AとBに)分けてるんで、そこでまた次違う結果になるかもしれないし、また同じ結果になるかもしれないし、そこはまあやってみないとわからないんで、相手も必死になってくると思うんで、そこはまた帰って練習で取り組みたいと思います。

―大体大戦を振り返って
正直勝たないでいい試合はないんですけど、最初に試合前に言ったのは、「何かをして、で、それで出来なかったこと出来たことをまずは感じて、それを実感してほしい」っていうことですかね。で、やっぱ一部の上位のチームですから、うちとは全然レベルが違うチームなんで、そこで試合出てないメンバーとか、それを経験したことないメンバーにとっては大きなチャンスだと思いますし、大きな経験とか、そういう機会だったんで、そういう、やっぱ最後までやりきるっていうのはチームの試合前の目標ですし、そこで出来る出来ないかよりかは、やるかやらないかなので、このレベルの違いを見せられたように、最後あんなスコアついたんですけど、やっぱ、これからの個人の違い、個人の思いとかは一週間かけての練習の態度とかに出てくると思うので、また次につながる試合に出来たのかなと思います。

―4回生がいるチームと今回のチーム
やっぱり4回生は、出れてる人は1回生から出れてる人が多かったので、今の4回生は。新人戦とかもできてた年だったので、やっぱそこは経験値としてはあっちのほうが上ですし、やっぱ試合慣れっていう面では、今の新人戦のチームでは、試合に出てるメンバーとかそういう経験してるメンバーが少ないんで、そういう面ではやっぱあいつらの成長のためにもならないし、で、やっぱり4回生の頼りになるとこは全然あるんで、やっぱ4回生の力が大事になってくる、力が必要かなっていうチームでもありますし、このチームは。やっぱ4回生の代わりっていないんで、それがまたこの新人戦のチームであいつらがどこまでできるか、代わりじゃなくて、その人なりのやり方でやってほしいかなって。まあでもこのチームが最終的には4回生が抜けた後にこのチームになるんで、自分が来年キャプテンやる立場としては、そういう面を、将来性っていうのを見据えた形で新人戦挑めてたのかなって思います。

―1,2回生について
今のチームって、4回生がいるチームでは、4回生、3回生、で時々2回生、1回生を使ってますけど、そこまで試合に出てる時間が少ないんで、で、今の1,2回生は、やっぱ他のチームを見てても、試合に出てる人出てない人が京産分かれてて、やっぱそういうのはもったいないし、大学まで来てハンドボールやってるんだからそれなりに実力はあると思うし、試合の中でしかつかめないものとか絶対あるんで、やっぱそういうのは、経験させたい。自分も新人戦、本当は分けて出すつもりだったんですけど、人数もそこまでいないし、そこでまあ点差開けてだけど出せたのかなって。やっぱ1,2回生は体もそこまで大学生になれてないっていうのもあるんで、やっぱそこで大体大戦っていうので感じてほしいですし、それで、個人次第ですけど、ここで強くなれるかどうかだと思います。

―今後の目標
次の近い大会が西カレなんで、その西カレで4回生が目標としてるインカレが決まるんで、そこで先生も言ってた通り、今4回生がいない試合で、自分を表現できたかっていうのを、やっぱ入り込める人もいるし入り込めない人もいるので、そこはやっぱチームが強いほど、チームの層が厚いほど上に行くほど試合数も多くなるわけですから、そこで控えの選手を出して西カレを勝ち抜くっていうプランだったんですけど、やっぱそこで今みたいな4回生中心の、出てる人しか出てないっていうのだったら、やっぱ今までと同じ結果になっちゃうんで、キャプテンとか中心になると思うんですけど、そこで考え方をまた見直して戦っていければいいかなって思います。

【取材、執筆:西里百香】

【ハンドボール部】春季L2戦目 関学大に惜敗も強豪相手に健闘

関西学生ハンドボール春季リーグ戦 一次リーグ 
第2戦 VS関学大(2022年4月16日)


 今季よりリーグ1部へ昇格した京産大。黒星発進で迎えた2戦目は対関学大。
全日本インカレにも出場する強豪チーム相手に序盤から白熱した試合に。25-30と敗れたものの、京産大ハンドボール部の底力を見せた試合となった。
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メンバー
1 福山翔太 (営2=北嵯峨)
2 市川元基 (営2=近江兄弟社)
3 安藤圭志 (済1=熊本国府)
4 楚南一輝 (済3=興南)
5 西尾翔生 (済2=大商大堺)
7 西晟永 (法3=東山)
8 鳥平峰裕 (現3=桃山学院)
10 山之内琢磨 (済2=那賀)
12 三角修平 (済4=関大北陽)
14 大平堅吾 (現1=桃山学院)
15 猪原琉矢 (現3=熊本マリスト学園)
16 空本知洋 (済1=香川中央)
18 柴田洸大 (済3=大阪偕星学園)
19 土橋勇大 (営3=長崎日大)
20 長榮瑠加 (済4=大阪偕星学園)
21 富房歩人 (営1=洛北)
22 池田潤哉 (済4=九州学院)
23 大鹿壮真 (現4=向陽)
24 慶田花拡 (営4=興南)

試合結果
京産大 25-30 関学大
(13-13、12-17)


試合展開
 試合は序盤から点の取り合いとなった。主将でありPVの慶田花を中心にボールを集め、柴田、長榮らが積極的にゴールを狙う。対戦校は昨年の1部4位の関学大。昨年まではあまり対戦してこなかった相手であり、互いに探り合う中で主導権を多く握ったのは京産大だった。一時は3点リードとなるなど見せ場をつくり、13-13の同点で前半を折り返す。
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▲シュートを打ち込む柴田
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▲長榮

 後半が始まるとすぐに長榮のシュートで勝ち越す。さらに慶田花、猪原も続きリードを奪うが、関学大の追い上げによって逆転を許す。
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▲シュートを放つ猪原

その後は点の取り合いとなるものの、関学大が突き放しにかかる。さらに関学大の激しいディフェンスに阻まれ、中々点を決めることができず差を広げられる。
 流れが相手に傾いたところでペナルティをもらう。長榮がペナルティシュートを決め4点差。ここから再起を図りたいところだったが試合終了のブザーが鳴った。
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▲相手ディフェンスの中を攻め込む大鹿

 25-30。僅差での敗戦となったが、格上相手との試合に井上監督は「思っていた以上に差が開かなかった」と手ごたえを感じた。続けて攻守で活躍した柴田、キーパーとして関学大の攻めを防いだ三角を「非常にありがたい」と高く評価した。
 次戦は24日に大経大と行われる。1部残留へ向け、これから行われる1次リーグの全試合がカギとなってくる。主将の慶田花は「最低限8位以内に入ることを目標に」と今後のリーグ戦を戦う上での目標を話す。リーグ戦、更にその先の西日本インカレへ向けて選手たちは技術・メンタルの両面からレベルアップを図る。

試合後コメント
井上監督
試合を終えての感想をお願いします
ー昨年1部4位のチームとやったんだけども、思ってた以上に差が開かなかったと手ごたえは感じています。結果としては最後差が開いちゃったけれども。
ー試合を前後半で振り返っていきたいのですが、前半はいかがでしたか?
前半は去年そんなにゲームは出来ていなくて全然知らない相手同士の試合なのである意味探り合いというのもあるし、うちからしては同点で十分かなという感じ。当然そんなに差がつけられるわけではないので、そういう意味では前半は十分かな。
ー後半は
後半はそれが持ちこたえられなかったというのが今まで勝ってきているチームと勝てないチームの差が出てきてしまったのかなというのは感じた。
ー今季昇格を果たしたチームですが、ここまで昇格後2戦をみていかがですか?
差はあるね。一番上と一番下が当たっている訳なんで、そういう意味では実力通りと言えば実力通りだけれども、思っていたほど差はないかなというのは感じているので、あとは1次リーグあと3試合をどれだけ勝てるかが自信につながってくるので、一つ一つ勝ちを目指していくしかないのかな。
ー今日の試合で監督から見て活躍していた選手、目立っていた選手はいますか?
やっぱり柴田かな。ディフェンスも勢いあったし、シュートも身体を生かしてという所があったので。あとキーパーの三角がここぞという所で止めてくれるようになってきたんで、非常にありがたい。
ー今後へ向けて選手たちに期待されることはありますか?
60分間同じことをし続けられるかがテーマで、メンタル的にフラットに続けていけるかというところだし、体力的でもどんどん落ちていくのをいかに食い止められるかという所もあるし、それに伴って自分がやるべきことができなくなる、変えちゃわないように心技体がどれだけ貫き通せるかという所じゃないかな。それも練習でできるようになるので、試合の印象を練習の中に落としこんでやっていくしかないし、そこは期待するしかない。

北尾コーチ
ー試合を振り返って
前半はある程度自分らのところなのかなと思うけど、後半は乱れたというかペースをつかんだのが短かったかなと。
ー試合の中で北尾コーチから見て気になったプレーはありましたか?
後半は攻めが短かったんじゃないかな。前半の方がもうちょっといろいろ回せてたかなという気がする。
ー関学大との対戦については
誰が誰かも全く分からないから、あんまりこいつすごいなとかは思わなかったんやけども、ある程度やる事を彼らはやっていたかなという感じです。印象としたら1部にいて2部に落ちたりしないチームかなという印象。
ー試合中は探り合いという感じですか?
この2年くらいやったことないから、去年見たイメージやったらチームでクロスとか取り入れて大きい動きをしてくるイメージがあったから、ちゃんとそこをはたけばある程度戦えるイメージではあったかな。
ー今後の試合にむけて選手たちにどんなことを期待されますか?
たぶん団子状態だと思うので、2点、3点といったちょっとしたところの勝ち負けがつくような相手やと思うので、そこでちゃんと確実なところを決めてというのがしっかりできるかという所かな。

慶田花
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ー試合を振り返って
前半は自分らのペースでできたんですけど、前半の15分くらいからゲーム展開的に相手の方に傾いて、その理由として走り負けというか前半で押し込まれてたものに対応していた分が後半にできなくなっていたので、相手のペースになったのかなと思います。
ー試合展開に関して
リードした状態で前半を終わりたかったし、そのあとの後半の最初の方がよかったてのもありますけど、その分自分らが体力的な面で至らなくて相手のペースになってしまいました。
ー今年1部に昇格して戦う中で、チームの状態はここまでいかがですか?
戦える力はあると思うんですけど、意識の違いであったりメンタル的な面がまだまだ足りないのかなと思うんで、そこはリーグを通して培って行って、2部に落ちないようにだけ最低限保って、西カレに向けてモチベーションとかチームのメンタル的な部分を上げれれたらと思います。
ーこれからのリーグ戦に向けて
あと3つ最低でも勝って、下位リーグで入れ替え戦に行かないように、そこだけは絶対阻止して最低限ベスト8位以内に入ることだけを目標に考えてやっていければなと思います。

【取材・撮影:藤田稜介】

【ハンドボール部】無敗で1年を締めくくる

Autumn Match 2回戦 対天理大戦 (2021年10月31日)

秋も深まる10月最終日。4年生の引退試合となる天理大戦が行われた。2020年12月、新体制初の試合だった同志社戦で悔しい引き分けし、4か月後に行われた西日本インカレ出場決定戦では上位の力を魅せ全勝。インカレ出場に向けて勢いに乗る中で、西日本インカレは2回戦棄権。突然目標を失った選手達だったが、今年度行われた試合を全勝し成長をみせた。

前節の同志社戦ではこの1年間作り上げてきた京産大のハンドをみせて勝利。『無敗』のかかった最終節。出だしで流れに乗ることができず、天理大がリードする展開に。苦しい中でもエース福島のミドルシュートで1点差に抑え折り返す。後半では、速攻で得点を重ね30-27で逆転勝利と有終の美を飾った。

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▲試合後に集合写真に応じた部員たち

【出場メンバー】
フローター
 #2 玉田天詩(4年=北嵯峨)
 #8 鳥平峰裕(2年=桃山学院)
 #17 福島直弥 (4年=彦根翔陽)
 #23 大鹿壮真 (3年=向陽)
 #24 慶田花拡 (3年=興南)
サイド
#14 石田佳治郎 (4年=東大谷)
 #20 長榮瑠伽 (3年=大阪偕星学園)
ポスト
 #4 楚南和輝 (2年=興南)
 #10 藤田滉稀 (4年=近江兄弟社)
ゴールキーパ
 #16 増山裕介 (4年=長崎日大)

【スコア】
前半 14-15
後半 16-12
   30-27


【試合内容】
先制したのは天理大。カットインでディフェンスを割られるなど連続失点に加え、直後の守備では大鹿が2分退場を受け数的にも劣勢に。苦しい展開にも「今日はエースとしての仕事ができた」と話す福島は持ち前のシュート力で連続得点とチームを引っ張った。連続得点で徐々に体勢を立て直す。しかし、得意のDFを発揮できず14-15と1点ビハインドで折り返す。
後半、先制を許し立ち上がりでは巻き返すことはできなかったが、「何が何でも勝つという思いを全面に出せた」と話す石田主将。同9分から速攻や福島のミドルシュートで連続6得点と点差を詰めると、同12分の長榮の速攻で同点に。直後にもパスカットから速攻で藤田が得点し4点リードと勢いをつける。相手のセットプレーに失点がありつつも、ラスト4分での慶田花のサイドシュート、楚南のポストシュートで逃げ切り30-27と勝利を掴んだ。

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▲得点を決めハイタッチする福島(左)長榮(右)
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▲サイドシュートを放つ石田
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▲得点しガッツポーズをする藤田
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▲速攻で得点を決める大鹿



井上監督
―今日の試合を振り返っていかがですか。
どこか気持ちの中で(相手の)チームとしてのトップと対戦するっていう設定でないところで緩んでいたのかな。相手は3年生のチームで、こっちは4年生も出てるのに、何してるねんってなるしね。

―無敗でおわるという目標に関して達成しましたが
漫然と試合ができる環境ではなかったけど、誰も悪くないから、苦々しい思いがあるけど、やれる中でどうベスト尽くすかというところ。そこでなーなーにしちゃうと全てがなーなーになるのであえて厳しくしていた。折れないで、一つの尺度としてやった結果が出た。要となる4年生が抜けて、3年生がどう新チームの役目を果たしてくれるかというところ。

―新チームの目標をお願いします
3年生でも出ているメンバーは実力もわかっているので、ほとんど、あまり出ていないメンバーがどこまでやれるかっていうのが重要。春は当然1部に残ってあわよくば上位に食い込んで、西日本、インカレと目指していきたい。3年越しになってしまった笑

北尾コーチ
―試合を振り返って
1年間のいいところも悪いところも全部出たかなと言う感じ。

―特にGKについて4年間通しての成長
メンタル的なところはもうちょっと成長できたかなとは思うけど、60分間試合にで続けるとこができるようにはなったかなと思います。

―新チームに期待したいこと
結果をもっと目指すチームになってほしい、怒るところ、締めるところを試合の中でもより声がかけれるチームになってほしい。

主将 石田佳治郎
―試合振り返って
4年の締めくくりとして、勝つってことは前提としてあった。個人的にはどんな内容でも、勝って後輩たちに託すっていうのが目標だったから、勝てて終われたのはホッとした。
でも、1年間言い続けてきた「出だし」「粘り」がうまく出せなかった。出だしはすごい悪くて、4年がみんな固くなってて後輩も少しつられてしまってたと思う。それでいつも通りの力を出せてなかった。どうなるかなと思ってたけど、後半で立て直すことができた。苦しい展開でも勝ち切れたのは4年生の意地だったかな、何がなんでも勝つって言う思いが全面に表れたかなと思います。

―『無敗』を達成した率直な思いをお願いします
1番の思いはインカレに行きたい。その思いはみんな強かったけど、行きたくても行けなかった、行く機会を失ってしまったことは正直ショックだったし、やってる限りは目標を掲げてチームを引っ張ってきたつもりだったから、それが途絶えてしまって次の目標どうしようかなと言う思いで、2週間の自宅待機の中考えました。インカレ優勝チームくらいしかできない無敗をやろうと思って、その目標に向かってそれをモチベーションにしてやってこられた。難しいことだったから最終的に目標を達成して何か残せたかなって思いました。

―この1年を振り返って
4年間で1番長くて苦しい1年だった。ただ、苦しいだけでなくて、自分が言ったこと掲げた目標に向かってチーム全体が動いていく姿を見てすごくやりがいを感じたというか、自分の一言でみんながこんなに動いてくれるんやとか。試合に出れなかったメンバーが出れるように成長する姿も見られたし、目標に対してチーム全体が動いていく姿を見て長くて苦しい1年だったけど本当にキャプテンやってよかったなと思います。

―昨年の同志社戦の後に『出だし』などの課題を挙げていましたがその点はいかがですか?
全体に(意識が)浸透していったと思います。最初はあいまいだったし出だしが微妙な試合もあったけど、自分が言ってきたことをやろうとしてくれる姿があって、言ったことを理解してプレーしてくれたからうれしかったです。

―4年間を振り返って
波乱万象な4年間でした。ベンチ外の時もベンチだけの時も1試合ずっと出た時もあった。いろんな視点からハンドボールを見て、ずっと試合に出ていた身ではないから試合に出れなくなったら努力して、それでも出れなかったら何が足りなかったか考えたりとかいろいろ工夫した4年間だった。試合に出ているメンバーは一定に頑張っていればと思うけど、自分は出たり出れなかったりって波があったしそういう意味での波乱万丈かなと思う。

―4年間で成長したなと思うことは何ですか?
1番意識してきたことはフィジカルの面かなと思います。入ってきたときよりも体重は10kg増えたけど、スピードを落としてはいけないし、ただ増やしたらいいわけじゃなかったから、みんなと同じことをしているだけじゃだめだなと思って、みんながいないところでウエイトやったりとかそういうことをしていって、1部でもあたり負けない体を作る努力を精一杯してきたから、そこは成長できたかなと思っています。

―後輩へメッセージをお願いします
今年は絶対にインカレに行こうって言って新チームを始動したけど、行きたくても行く機会を失ってしまって、4年間で1回もインカレに行けなかったから、後輩にはインカレに出場してほしいっていう思いが強いです。ほかにも次のキャプテンの拡なりのやり方があると思うし、新チームの最上級生のやり方があると思うから、今まで言ってきたことをすべて変わらずにやっていってほしいわけではないけど、自分が言っていたことがこれはこのチームに合うかなってところだけ取り入れてくれたらうれしいし、自分のやってきたことは間違ってなかったんだなって思えるから、いいところは自分のやり方を取り入れてくれたらうれしいですね。

―4年間一緒にやってきた同期はどんな存在ですか?
自分はこんな性格だからキャプテンに指名された時も、「いけるか!」ってくらいの気持ちだったけど、実際にやってきていろんな悩みとか壁にぶち当たったし、本当に困ったりとか、弱音を吐いてしまうこともあった。でも今までの代と違ったのは同期の仲が良かったことで、ただ仲がいいだけじゃなくて悩みも相談できて、心の支えというか…。表面上では自分がキャプテンをしていたけど、同期がいなかったらキャプテン出来てなかったと思うし、引っ張ってるのは自分だけど、陰で支えてるのは同期でマネージャーもすごい大きな存在だった。何不自由なくハンドができたのは周りの人達が当たり前だと思っていることを当たり前のようにしてくれたからなので、ありがとうって伝えたいです。

―同期へ一言お願いします!
みんな就職して関西から離れたりもすると思うけど、今まで自分が悩みを相談したようにこれからも相談し合いながら切磋琢磨できるような関係でありたいかなと思います。


副将 慶田花拡
―試合を振り返って
立ち上がり持ち味であるディフェンスが全然機能せずに天理のペースで点の取り合いの試合になったのが波に乗れなかったと前半を通して思いました。後半の途中からしっかり前で当たって守りから抑えていけたかなと思います。

―副キャプテンとして1年を振り返って
上級生と下級生のつなぎめとしてやっていけたかなと思います。後輩とかの意見も聞きながら佳治郎さんに伝えることも自分の役割だった。まだもう少し全体でコミュニケーション取れたら、自分からも後輩に伝えたり全員の意見を取り入れていけたかなとは思います。

―どんなチームにしてきたいですか
インカレ出場を目指して、全員でゴールを共有していきたい。1回1回の練習で、なんでこの練習をするのか、それぞれの考えを全員で共有して押しつけだけではないチームにしていきたい。情報共有ができて考えるハンドボールができるチームにしたいです。
春リーグに向けて基礎体力やフィジカル面の向上プラス、最終ゴールはインカレなので、そのために春リーグでどの位置にいておくべきかということもあるし、ちゃんと勝っていける、1つ1つの試合をどういう試合にしていくかっていうのをもって、春リーグまでの期間を計画的にやって、個人個人もチームの士気もあげていけたらなと思います。

―4年生に一言お願いします!
お疲れ様でした!社会人になっても頑張ってください(笑)ありがとうございました!



福島直弥
―今日の試合を振り返って
まずは勝ててよかったです。次の代にもいい形でバトンを渡すことができたので良かったなと思います。個人的には今までの試合であまりエースとしての仕事ができていなくて悔しい思いもしてきたけど今日はしっかりできたかなと思うので良かったです。

―この1年は3年次に経験した副キャプテンの経験をどう活かしましたか?
キャプテンはチーム全体を見る
佳治郎が見れない細かいところを見るようにしていた感じかな

―4年間を振り返って
入部した段階で手術した状態で入ってきて、5月くらいには復帰したんですけど、また9月くらいに同じけがで手術して、4年間を振り返ると結構気持ち的にきついと感じることが多かったです。怪我をしている間も天詩とか、藤田、増山とかは試合にでていたけど自分はベンチにも入れなくて会場の上とかで見るだけだったからすごく悔しいっていう思いもあったし、やりたいけどハンドボール自体ができないから、すごくきつい時期だった。2年生の秋リーグで少し公式戦にでてその時は自分の仕事はシュートを打って点を取ることってわかっていたから。そういう思いをもって試合に臨んでいました。

―大学で特に成長したと思う部分
ディフェンスかな。高校までは1枚目しかやっていなくて、大学に入って2,3枚目をするようになってより重要なポジションを任せられるようになって、そこは成長できたかなと思います。

―ポストの藤田選手との連携が印象的でした
そんなに意識して練習をしてきたわけではないけど、中学校一緒で高校は違ったけど国体とか一緒にやっていたりとかしたので自然と息があったのかなと思います。

―同期へ一言お願いします
一緒にハンドボールやってきて怪我とかしたけど同期が助けてくれたからこうやって続けられて自分の代は無敗で終えられたのかなと思うのでありがとうと伝えたいです。


玉田天詩
―4年間を振り返って
1年の時試合出てて、ハンドボールの技術で出れなくなって、この1年は(後輩には)自分みたいになってほしくないと思いながらやっていた。2・3年の時はハンドが嫌いになったし、部活に行くのも嫌だった。4年生になって、下の子たちにそう思って欲しくなくて、しんどい合間にも楽しい時間があるといいなと思ってやってこれたのでよかった。最後の試合も本当は適任ではなかったと思うけど、試合出れて嬉しかったし、今までやってきた自分も褒めたい。楽しい環境を去年より作れたのが1番良かった。

―同期へメッセージをお願いします。
同期に伝えたいことは感謝しかないです。この代でよかったとすごく思っています。今まではキャプテンが抱え込んでキャプテンに言われたことをやるという感じだったけど、今年はみんなで、自分達の代で作ったと思う。それができたのは4年が仲良くて、こういう仲間と会えたからだと思う。感謝しかないです。

―後輩へメッセージをお願いします。
勝たないと楽しくない、勝てるチームになってほしい。1人が突出するんじゃなくて、みんなで1点とって1点守れるチームに、理想のチームになれたらいいなと思います。

五十嵐輝熙
―今日の試合を振り返って
今日の試合自体は、最後の試合はやる気出しすぎたのか、ふわふわした試合だったとおもう。ハンドボールの試合って気付いてから修正するのは遅いっていうのが自分の中ではあるから、勝ったのはいいけど、下の代にメッセージ残すとしたらやるって決めたら最初からやってほしいということです。俺自身も、現実から逃げずに社会人でも頑張っていきたいと思いました。

―同期へメッセージをお願いします。
この約2年間怪我とかコロナで立ち直れなくて、自分のことで精一杯になってしまって、今まで事情があって部活を休んだりしたけどそんな時でも同期が内心思っていることはあってもいつも通り接してくれて、最後の試合まで終わってみて、他の同期が試合出てる中自分だけ出ていないって言う状況を考えると、(同期に)申し訳なかったなという思いです。今まで試合に出てなかった天詩や佳治郎は最終的にこうやって出ているし、自分も出る機会はあったけど、自ら逃してしまっているから同期には申し訳なかったという思いが強いです。

―後輩にメッセージをお願いします。
気持ちがあればどんなに体が追いつかなくても、乗り越えれる部分もある。60分全てとは言えないけど、大事な部分だけでも。最終的に負けて泣くより、勝って嬉し涙の方が絶対にいい。やる時はやるというのを頑張ってほしい。

増山裕介
―試合を振り返って
井上さんに思い出試合にするんじゃなくて、次の新チームにつながる試合をしようと言われていて天理は新チーム、自分達は今まで通りのメンバーだったけど、入り方ができてなかったから、最後の最後まで修正出来ずに自分達の思うような展開に出来なくて、勝って終われたのはよかったけど、個人的にはもっと出来たかなとか、課題が残る試合でやってきた感がない感覚で今います。

―この1年を振り返って
最上級生になるまでは先輩がいたからよかったけど、いざ自分がってなった時に自分のだらしなさもあってそんな頼れる先輩像とかではなかったと思う。今までは試合出れるからいいやという気持ちがあったのかなと。でも試合出てる、出てないは関係ないから、集団スポーツだから。メリハリ大事っていうのが4年になって改めて分かったから、上になってわかるところもたくさんありました。

―後輩へメッセージをお願いします。
練習だるいとか誰でもあると思うけど、試合始まったら負けたくない気持ちも絶対出てくる。だるいと思うこともあると思うけどそこであきらめないで、切り替えをしっかりしてほしい。新チームは能力高いから、みんながしっかり出し合えれば絶対にインカレに行ける。ただ出るだけじゃなくて結果が出るチームになると思うから、今の3年生や下級生でも試合に出てたメンバーが引っ張っていってほしいです。
特に(同じGKの)三角には頑張ってほしい。競っているときに集中を切らした方が負け。4,5点差は絶対ひっくりかえせるから、もう無理だって思わずに、1個1個積み重ねて、ディフェンスもここって時にキーパーと連携してください。

―同期へメッセージをお願いします。
同期のみんなには迷惑ばかりかけてしまった。それでも自分がコートに立っていたのはみんなが引っ張ってくれたからで、自分ひとりじゃ立ててなかったと思うから、感謝しています。仲いいだけでなくて、ダメなところを叱ってくれる存在だったから、自分の中でも気づけたことがあったし、今までのハンドボール人生の中で一番成長できる仲間だったと思いました。


藤田滉稀
―試合を振り返って
内容的にはあんまりよくなかったかなっていう印象。自分たちが新チームになってからの課題としては立ち上がりにどれだけいい方向に持っていけるかっていうのを意識して練習してきたから、それがうまくはまらなかった、できなかったっていうのが良くない点、中盤ビハインドの時に結構、佳治郎に頼りすぎていたかなという部分があって、4年生4人で2・3枚目をしていて、流れがいいときは天詩も自分も声を出すけど状況が良くないときとか焦ってしまっていて周りに声をかけれなくなってしまっていたのでそこは反省かなと思います。最終的に試合に勝てたことはチームとしてよかったと思います。

―大会を振り返って
モチベーション的にはそんなに落ちていることはなくて、むしろ2試合しかないから勝たないといけないなっていう気持ちが強かったから、正直毎年のリーグ戦よりも試合数が少ない分、絶対負けるわけにはいかないという思いは強かった。

―どんな1年間でしたか
一言で言うと楽しかったに尽きるかな。理由としては佳治郎がキャプテンになってから今までとは違って自分たち4年生だけでなくて後輩からも意見を言えるチーム作りをしてきてくれたから、練習でも後輩の意見も取り入れることもあってチームとしていい1年だったかなと思います。

―『無敗』という目標を達成して率直な気持ちをお願いします
ほっとしています笑
試合が始まる前に井上さんや北尾さんが「この試合に勝ってもインカレに行けるわけではないけど、次の代につなげる試合をするのが4年生の仕事で、それは公式戦を無敗で終えること」だって言っていたし、自分たちもその意識があったから、ディフェンスもオフェンスも中心でやらせていただいていたからこそ責任感じゃないけど自分が「1番しな、1番練習やらな」って言う気持ちがあったからまずはこの目標が達成できたことはほっとしました。

―福島選手とは試合の中でも特に信頼関係が感じられましたがどんな存在ですか?
やっぱり中学から一緒にやってきて自分たちのいいところも悪いところも知っているからこそお互いを活かせるようなプレーをお互いができていたと思います。自分がボールほしいときに投げてくれたり、逆に打ちたいときに自分が打ちやすいようにしてあげたり。ハンドボールもそうだし、プライベートでも4年生全員仲いいけどその中でも1番話しやすい存在だったのかなと思います。

―4年間で成長したと感じるところ
一番成長できたのは気持ち的なところかなと思っていて、自分は2年生のころから試合に出させてもらっていて、先輩を追い越そうっていう気持ちでやってきたからこそ試合にも出させてもらってきたと思っています。大学に入ってからは先輩の見習う部分がすごく多くてそういった面で4年生になった時に後輩たちにも怒るのでなくて、してほしいことを求めるようになれたのが大学に来て一番成長できたところかなと思います。

―後輩へメッセージをお願いします。
インカレには絶対に行ってほしいって思います。今の2年生も3年生も実力はあると思うから絶対いけるチームになると思う。自分たちがいけなかった分応援したいなと思うので、インカレに行って優勝してほしいです。

―同期へメッセージをお願いします。
毎日合って、練習頑張って、マネージャー含めやってきて試合に勝つことができてまずは、1番近くにいた存在が同期なので、ありがとうって言いたい。4年生は仲いいように見えると思うけど、1・2年生の時はいい方向には向けてなくて、でも愚痴もお互いに言い合えるような関係だったから続けられてこれた最後まで8人で笑って終われてよかったです。

MG吉本怜
―『無敗』がかかっている最後の大会どのような思いでサポートしましたか?
練習では雰囲気悪いなって思う日が結構あった。同志社戦の前も大丈夫かなって思ってだけどやっぱりなんか4年生は勝負強いっていうか、本番に強いなって思ったから天理戦もやってくれるやろうなっていうふうに思ってたし、みんなのことは信じていました。それを最後ちゃんとサポートできるように、同志社戦から天理戦の間は今までのこととか思い出しながら自分が出来ること頑張ってやっていました。

―特に声をかけた選手はいますか?
4年生同士で本音で話たりっていうのは、マネージャーやからっていうのもあるけど私は直接みんなに「頑張ってる」とか、あんまり優しいことを言うタイプではなかったから、あまり言ってなかったけど、体育館を使ってる他の部活の人からも今年のハンド部いいねとか、キャプテンすごい頑張ってるねって言ってもらっていたから、それを佳治郎に伝えたりしました。すごい喜んでくれてたし、福島もメンタル弱いところがあるから「大丈夫かー」って声かけたときに、普段は「もうだめや」とか冗談交じりだけどネガティブな感じで返ってきてたのが、今回は前向きな言葉が返ってきたから最後の試合はちょっと違うなというふうに見てました。

―『負けなし』達成した選手をみてどのような思いでいますか?
最後もやってくれるって思ってたから試合終わってやっぱりって言う感じだったけど(笑)でも、4年間を振り返って無敗っていうのを考えたら4年前やったら全然信じられへんかったし、1年生の時に五十嵐くんが「俺らの代で絶対インカレいくぞ」みたいに言ってたけど行動に出てなくない?って正直思ってて(笑)同期やけど半信半疑で、本気で思って言ってるのかなって思ってたのが、だんだん口だけじゃなくなってきてて、『無敗』って言う目標を行動で示したことはかっこいいと思ってるし、最後は泣いてしまいました(笑)

―1年間を振り返って
自分たちが(インカレに)行きたいって言う目標を叶えるだけではなくて、私たちが行くことで先輩たちへの恩返しになると思っていたから、京産大ハンド部全体の思いを背負って頑張りたいと思っていたし、例年よりキャプテン以外の選手がしっかり支えようと思ってるのか伝わってきたから私も最後1年、マネージャーであっても後輩に(最上級生としての)姿勢を見せないとと思って頑張っていました。

―4年間一緒にマネージャーをしてきた向井さんはどんな存在ですか?
性格が真逆だったことが助かった。私はミス絶対したくないし、完璧にしたいから他の人のミスでも気になってしまって、1つでもミスをするとどうしようってなってしまっていたけど、みやちゃんはいい意味で適度にテキトーだったからみやちゃんと一緒なら大丈夫かって気持ちになれたし、4回になって後輩の指導するようになって、厳しく指摘する部分は私が担ってその後にみやちゃんが和らげてくれる存在だった。うまくバランスをとれたと思います。みやちゃんが留学でいなかったときは心細かったし、いくら同期と仲良くても同じ立場でいてくれる人がいるのはすごく心強かったしほんまにハンド部に入ってくれて感謝しています。

―同期へメッセージをお願いします。
感謝しかない。男子と女子って違うけど、そこを分け隔てなく接してくれたから、大学でこんなにいい仲間に会えると思ってなかったし、私はマネージャーって感じのマネージャーじゃなかったかもしれないけどそう言う自分を受け入れてくれたから、自分らしいやり方でいいんだって思えたし、同期から学ぶことが多かったし一人ひとりにすごい良いところがあった。自分にはないものを持っていたので、私も人として成長できたと思ってるので、社会人になるまでにみんなに会えてよかったです。

MG向井三矢
―どんな思いで最後の試合までサポートしましたか?
最後だし勝ってほしい思いしかなくてコロナとか色々あって、モチベーション下がることもあったと思うけど、最後の練習までしっかり『無敗』で終わらせる目標に向けて努力しているのが伝わっていたし、私もその目標をサポートしたいとおもって一緒に頑張っていました。4年だけでなくて下級生も同じ気持ちで挑んでほしいとおもったから、みんなで頑張ろうって思いで支えました。

―1年間を振り返って
みんなは長い1年だったって言ってたけど、私は短かったと感じていて今年もコロナがあったけど、去年とは違って西カレもあって、みんなが頑張ってる姿を見れたし、最後の大会もあって全部がコロナでなくなってしまったわけではなかったから、1.2年の頃と似た感覚でした。でも、同期が最上級生として後輩を引っ張るだけでなく、チームを盛り上げる存在になっていたから成長を見られた1年だったと思います。

―4年間振り返って
4年間で成長できたと思っていて、人との関わり方とか、いろいろな価値観を知れたなと思っています。ハンド部だけじゃなくていろんな部活の人と関わりをもててこんな考え方もあったんだって知れたので自分の成長につながったと思います。

―4年間一緒にマネージャーをしてきた吉本さんはどんな存在ですか?
1番尊敬できる人だなと思っています。一緒にマネージャーをしていて、こんなところまで気づけるんだとか何十回もあったから、気を遣えるというか周りを見て行動できるというか、すごいなと思うし本当に選手を第一に考えてるんだなと思って、私も真似していました(笑)。コミュニケーション能力があるのもそうだし、誰とでも分け隔てなく接してる姿を見て学べることが多いなと思いました。

―後輩へメッセージをお願いします。
インカレに行ってほしい。でも、第一に仲良く上下関係もしっかりしてるっていう部活になってほしいなって思います。

―同期へメッセージをお願いします。
本当にこのメンバーが同期でよかったと思うし、それぞれと仲良くなれたからあまり気を遣わずに喋れるようになった。私は人見知りだけどみんないいところがたくさんあったからこんなに喋れるようになれたかなって思うし本当に最高の同期だなって思う。部活外での悩みもずっと相談できる仲だし、一人ひとりがいい人で、楽しい4年間でした。


長榮瑠伽
―試合を振り返って
出だしが悪かった。ディフェンスのやられ方としては練習中からやられていたことがそのままだったからなるべくしてなった結果。だからやばいとかっていう焦りもなく練習中やられてたままのことをそのままやられたという感じで、そのまま前半は一点ビハインド。
このままだったら先輩に申し訳ないと思った。とにかくひっくり返そうという思いでなんとか勝つことができたのでそれはよかったと思う。

―1年間振り返って
インカレに行けなかったことがよくなかった。全勝と結果は良かったと思う。先輩もそう言っていたが、インカレが目標であったので行けなかったという事実はしっかりと心にもっておかなければいけないと思う。それが来年につながると思う。

―新体制について
天理は3回以下ばっかりだった中で今日みたいな展開をしていたら勝てない。まずはもう公式戦とか、そんなの気にせずに0からまたスタートしていかなければならないと思った。

―1年間の自分を振り返って
『責任感』
責任感というのはこの1年間ですごく突きつけられた。僕自身去年から試合に出ていて、去年だったらノーマークシュートはスピンとかそういう相手をおちょくるようなシュートもやってた。でも、春前くらいに遠征で負けまくってこのままじゃいけないと自覚してそういうところで責任感というのは今年一年で考えるようになりました。

―4回生から学んだこと
4回生はどっちかっていうと話しかけやすい人たちだったので学んだというよりは一緒にやっていこうという想いが強かった。だから4回生の一緒にやっていこうという想いを受け継いでいきたいと思う。それプラスまた次のステージを見据えて自分達もやっていかなければいけないと思う。

【ハンドボール部】同志社戦勝利!成長みせる

Autumn Match
1回戦 対同志社大戦
(2021年10月17日)

前半から京産大のペースを作り9-9と失点を1桁に抑え折り返す。後半も速攻からの攻めで得点を重ね、終始京産大が試合の主導権を握り25-20で1回戦を勝ち上がった。

【出場メンバー】
フローター
 #2 玉田天詩(4年=北嵯峨)
 #17 福島直弥 (4年=彦根翔陽)
 #23 大鹿壮真 (3年=向陽)
 #24 慶田花拡 (3年=興南)
サイド
#14 石田佳治郎 (4年=東大谷)
 #20 長榮瑠伽 (3年=大阪偕星学園)
ポスト
 #4 楚南和輝 (2年=興南)
 #10 藤田滉稀 (4年=近江兄弟社)
ゴールキーパ
 #16 増山裕介 (4年=長崎日大)

【スコア】
前半 9-9
後半 16-11
   25-20

【試合内容】
(前半)
開始30秒、藤田がリバウンドを押し込み先制。同志社大もすかさず得点するが、2分半には慶田花が始点となる攻撃で相手ディフェンスを崩し、サイドにスペースを作ると長榮がサイドシュートで得点。速攻での失点を許すも、石田、大鹿の連続得点で4-2と試合の主導権を掴む。中盤には相手チームの特徴である速攻にも京産大持ち前のディフェンスで対応し、簡単に得点を与えない。20分まで失点を3点に抑えるが、その後じりじりと点差を詰められる。大鹿のミドルシュートや、楚南のポストシュートでリードを保つが前半終了間際に失点を許し9-9で折り返す。
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▲ミドルシュートを放つ玉田

(後半)
「同点でも焦りはなかった」と石田が言うように、和やかな雰囲気で始まった後半。相手の攻撃を防ぎ藤田、玉田の速攻で序盤から相手を突き放す。4分に長榮はペナルティスローのチャンスでバーにあててしまうが、自らリバウンドをとり相手に抑えられながらもシュートを決めるなど得点へのこだわりもみせた。増山の好セーブもあり、20分まで後半の失点を4点で抑える好調ぶり。ラスト10分で相手の速攻で点差を詰められる場面もあったが、終了間際に石田がサイドシュート、大鹿がミドルシュートと速攻を決め、怒涛の3連取で初戦を果たした。
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▲相手ディフェンスを割ってシュートを放つ慶田花
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▲好セーブで失点を抑えた増山


次戦は10月31日、天理大学との対戦。
現体制になってから公式戦負けなし、今年度の試合では全勝中の京産大。4年生最後の試合でも勝利し、笑顔の引退を誓う。


【コメント】
石田主将
―今日の試合を振り返っていかがですか?
新チームになってから意識してきた「出だしの意識」「しんどい時に耐える」「最後は逃げ切る展開」とか言ってきたことがほとんど全部出た試合なのかなと、浸透していると感じられてすごくうれしい。勝ってとてもほっとしています。全体的に自分たちのペースで出来たと思う。それぞれに自分の役割を理解して、一生懸命プレーしてくれた。いいチームになってきたと思う。

―前半が終わって9-9と同点でしたが、どのような気持ちで後半に挑みましたか?
リードして迎えるのがベストだったけど、前半が終わって焦っている選手はいなかったと思う。終始悪い展開はなかったので良かった。

―西日本インカレからかなり時間が開きましたがモチベーションの面ではいかがでしたか?
とても難しい期間でした。4年生は最後まで責任感を持ってということと、どれだけいい雰囲気で後輩にチームを託すために頑張りたいという思いです。4年生は崩れかけて悩んだこともあったけど、行動や姿で(後輩に)みせることが必要だと思っていて、今日は特に4回の意地を見せることができた試合になった。

―4年生は残り1試合となりましたが、どのような気持ちで挑みたい
4年は責任感もって姿勢行動でみせる。後輩は来年はインカレ目指すという気持ちをもって挑めばもっといい結果が出せると思っています。全勝で終わるという気持ちをもって突っ走っていきたいと思います。(天理大は)走って速攻のチームで雰囲気は同志社と似ているので、向こうに合わせないで自分たちのやり方で、ディフェンスで粘ってしっかり決めていきたいです。


慶田花副将
―この大会の目標は何ですか?
このチームはまだ負けなしなので、負けなしで終わりたいという気持ちが1番強いです。

―試合を振り返っていかがですか?
自分たちのペースにできた。ディフェンスしっかりして失点を抑えるのが京産のハンドなので10点以内に抑えることができたので良かったと思います。自分たちのペースで出来たので、相手を抑えられたと思います。特に後半の出だしが良かったのが勝ちにつながったと思います。

―次節に向けての意気込みをお願いします。
相手は今回の同志社と似ていて、走るチームなので、しっかり自分たちのペースに持って行って相手の勢いに飲み込まれないようにしていたい。

【ハンドボール部】2部全勝で西カレへ!!

西日本インカレ出場&シード権決定戦
2021年7月10日 最終節 立命大戦


今大会最も意識していた立ち上がりで、好スタートを魅せた。前半7分までに5点差をつけるとその後はリードを譲らず30-24で勝利。2部リーグ戦を全勝で締めくくった。


【出場メンバー】
フローター
#3 柴田洸大 (2年=大阪偕星学園)
#9 土橋勇太 (2年=長崎日大)
#17 福島直弥 (4年=彦根翔陽)
#23 大鹿壮真 (3年=向陽)
#24 慶田花拡 (3年=興南)
サイド
#18 猪原琉矢 (2年=熊本マリスト学園)
#20 長榮瑠伽 (3年=大阪偕星学園)
ポスト
#4 楚南和輝 (2年=興南)
#10 藤田滉稀 (4年=近江兄弟社)
ゴールキーパ
#16 増山裕介 (4年=長崎日大)

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▲試合前円陣を組む選手

(前半)
「今大会の課題としていた立ち上がりがうまくいった」。先制点こそ奪われたものの、1分半に大鹿のミドルで取り返す。4分には柴田のシュートがはじかれたところを猪原がキープし、慶田花のカットインでPTを獲得、長榮が確実に決めるなど、速攻から得点につなげるプレーが続き7分までに6-1と相手を突き放す。終盤には藤田のポストシュートや猪原のサイドシュートなど、セットプレーでの得点も重ね17-12で折り返す。

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▲この試合のPTをすべて決めた長榮

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▲ポストシュートを放つ藤田

(後半)
立ち上がりは互いにシュートミスやGKの好セーブで得点が伸びない。20-17とじりじりと点差を詰められた中で13分、慶田花の得点から流れが変わる。ボールを持った相手選手を2人で挟みシュートコースをつぶすなど、積極的にあたりに行くDFをみせた京産大。相手にシュートチャンスを与えない。 19分までに6連取し再び相手を突き放した。その後相手に連取を許す場面も見られたが、GK増山が1対1の速攻をセーブするなどのファインプレーでチームを沸かせるなど攻守で強さを見せた京産大。6点差をつけ30-24で勝利し2部優勝を果たした。

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▲豪快なシュートでチームを沸かせた福島

8月11日から開催される西日本インカレに向けていい流れを作った京産大。
しかしインカレ出場権を獲得するには「力を出し切る」ことが必要になる。インカレ出場に向けて、どこまで詰められるかが鍵になる。

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▲2部優勝の表彰の風景 表彰状を受け取る慶田花副将


【得点】京産大ー立命大
前半   17 ー 12
後半   13 ー 12
合計   30 ー 24



【今後の試合日程】
西日本インカレ(トーナメント)
 8月11日 vs同志社大学


【コメント】
井上監督
―今日の試合はいかがでしたか?
甘い試合だった。前半7分で終わっていたようなもの。5点差つけてそこから点差はほとんど変わっていない。そこから、失点を極力抑えたり、得点で圧勝したりっていうところで実力はあるのに出し切らない弱さが見えた。満足できる試合内容かと言われると「んん?」と、先につながるのかと疑問に思う。

―今大会を振り返って感じたことはありますか?
まずは事故なく無事に終わってよかった。運営サイドに感謝したい。(今大会の試合内容から)次の大会(西カレや秋に行われるリーグ戦で)どうしますかと、そういうところを考えてほしい。

―今後の大会について選手に意識させたいことはありますか?
西カレでは何が何でも2つ勝つこと。インカレに行くためには2つは勝たないといけないので。それだけは絶対です。今日の試合でも(プレーに)遠慮があると思う。目標・目的の設定が弱いから今の状態になじんでしまっている。覆さないと意味がないし先がない。(秋のリーグが終わって)「2部のままでした」っていうのと「しっかり1部に戻しました」というのでは全然違う。


慶田花拡 副将
―今日の試合を振り返っていかがでしたか?
出だしは波に乗れたと思います。(全体的にみれば)ずっと言っていた「出だしの意識」と「DF」ができたから波に乗れたのかなと思う。ただ、ずっと点差は変わってないのでそこはもう少しできることがあったのかなと思う。まだDFが守れないところ(時間)が多くて連続の失点をしてしまった。西カレまでに修正したい。とりあえず勝ててよかったです(笑)

―今大会を振り返って
目標を達成できたので秋から1部に戻れたんだと思う。やっとスタートラインに立てたと思う。

―西カレまでに意識したいことは何ですか?
(この試合で)DFはもっと詰めることができた。失点にこだわって、1対1意識して守れるようにしたい。OFでも短いパスやセットプレーのバリエーションももっと増やしてもいいのかなと思いました。

―西カレへの意気込みをお願いします。
1戦目から出だしを意識して、絶対勝てるように頑張ります!!

福島直弥
―試合を振り返っていかがですか?
今日の試合に勝って(今大会)全勝という目標が達成できたのはよかったと思います。
もうすこしDF を詰めれば失点を抑えることができるっていう場面がだいぶあったと思うから、そこを修正して西カレにつなげたいと思います。

―西カレへの意気込みをお願いします。
しっかりかってインカレにつなげたいと思います。

猪原琉矢
―今日の試合を振り返ってどうでしたか。
個人的には決めなければいけないところでシュートを打てたので良かったです。全体的に (チーム的に)は失点が多かったです。自分はサイドなので大きく失点に関わっているかは分からないですが、自分の方からやられているように感じたので、そこは改善できたのかなと思います。そこを西カレでは自分の方からずらされる展開がないように修正していきたいです。またフリースローももっと取れればなと思います。

―最終節をどのような気持ちで臨まれましたか。
今までは西カレをかけた戦いということもあり、正直、普通にやれば勝てる対戦相手だっ たので、自分のできることをやろうと言う気持ちでした。でも今回の対戦相手は 2 部リーグで 1 番強い立命大だったので、気を引き締めて自分もチームに貢献するぞと言う気持ちで試合に挑みました。

―西カレに向けて具体的にどのような練習をしていきたいですか。
結構待つディフェンスをしてしまうので、しっかりと強く当たりに行くディフェンスができたらなと思います。

―西カレへの意気込みをお願いします。
今まではキャプテンがいない時の代わりとして出ていたので、西カレまでにキャプテンがいても、流れを変えるためにではなく自分が主力でいけるように個人のレベルを上げて、活躍できたらなと思います。

土橋勇太
―今日の試合を振り返ってどうでしたか。
今日の試合は締めがないダラダラした展開となり、ディフェンスでしっかり守って、オフェンスでしっかり点を取っていくという自分たちのプレーができていなかったです。このようなハンドボールでは 1 部で勝てないので、それに向けて練習を頑張っていきたいと思います。

―西カレ具体的に向けてどういったことを練習で意識していきたいですか。
速攻の戻りが悪かったことが原因で失点してしまったことを踏まえると、戻りの意識を高く持たないと 1 部では勝てないと思うので、速攻の守りを強化していきたいです。

―最終節をどんな気持ちで望まれましたか。
楽しく、そして出場したら点を決めてやろうといった気持ちで臨みました。

―西カレへの意気込みを教えてください。
どこのチームも強いので自分たちはチャレンジャーの気持ちで、楽しんでいきたいです。
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